かん【歓】
よろこび。
かん【緘】
とじること。特に、手紙・書類などの封じ目。また、そこに書く文字。
かん【燗】
酒を器に入れて適度に温めること。また、その加減。「—をつける」「—をみる」「熱(あつ)—」
かん【館】
1 大きな建物。「万博のアメリカ—」 2 図書館・博物館など、「館」と名のつく建物・施設。「—の運営」「—の財産」
かん【環】
1 円くめぐって終わりのない形。輪。 2 数学で、任意の元の間に二つの演算(加法・乗法)が定義され、加法について交...
かん【癇】
1 ひきつけなどを起こす病気。 2 ちょっとしたことにも興奮し、いらいらする性質・気持ち。疳(かん)。「—が強い」
かん【韓】
中国、戦国時代の国。戦国七雄の一。晋(しん)に仕えていた韓氏が、魏氏・趙氏とともに晋を滅ぼし、領土を3分。前403...
かん【簡】
[名・形動] 1 手軽なこと。また、そのさま。 2 中国で、紙の発明以前に、文字を記した竹や木の札。転じて、書簡。
かん【観】
1 外から見たようすや感じ。外見。「別人の—がある」 2 仏語。真理を観じること。物事を細心に分別して観察し、道理...
かん【羹】
《唐音》 1 肉や野菜を汁を多くして煮たもの。あつもの。〈文明本節用集〉 2 雑煮。「正月の祝に、晴れなる座敷へ—...
かん【艦】
戦闘用の船。
かん【鐶】
1 机・たんすなどの引き出しにつける金属製の取っ手。 2 切れ目の入った鉄の輪で、茶釜の両耳に差し入れて釜の上げ下...
かん【鑑】
古代中国の青銅器の一。春秋時代に盛行した。深鉢状をした大型のたらいの一種で、一対ないし二対の耳(じ)(取っ手)がつ...
かん【完】
終わること。小説や映画などの終わりに用いる。「第一部、—」
カン
⇒カーン
カン【槓】
《(中国語)》マージャンで、同じ牌(パイ)4個の組み合わせをつくること。
かん【寛】
[形動][文][ナリ]扱いが緩やかなさま。「—に過ぎる処置」
かん【緩】
[形動][文][ナリ]物事の進行がゆったりしているさま。「或いは急に、或いは—に遠慮なく駆け廻る」〈緑雨・油地獄〉
かん
[接尾]助数詞。握り鮨(ずし)の数を数えるのに用いる。鮨一つが一かん。 [補説]「貫」と当てて書くこともある。
かん【竿】
[接尾]助数詞。さおの数をかぞえるのに用いる。「一—の旗竿(はたざお)」
かん【神】
[語素]「かみ(神)」が名詞、動詞の上に付いて、複合語を作るときの語形。古く、「かむ…」と表記されたものが、中世以...
かん‐あ【寒鴉】
冬の烏(からす)。かんがらす。《季 冬》
かん‐あおい【寒葵】
ウマノスズクサ科の多年草。山地の樹下に生える。茎はごく短く、葉は柄が長く、卵円形で基部は心臓形、表面に白斑がある。...
かん‐あが・る【神上がる】
[動ラ四]⇒かむあがる
かん‐あく【奸悪/姦悪】
[名・形動]心がねじけていて悪いこと。また、そういう人や、そのさま。「—の少年身を容るるに地なきもの」〈田口・日本...
かん‐あけ【寒明け】
寒の時期が終わって、立春となること。また、その日。2月4日ごろ。寒の明け。《季 春》「—の水光り落つ駄金魚に/三鬼」
かんあつ‐し【感圧紙】
紙の裏に塗った微細な発色剤入りのカプセルが、ペン・タイプライターなどの圧力で破れ、下の紙に色が付着することによって...
かんあつ‐ふくしゃし【感圧複写紙】
⇒感圧紙
かんあみ【観阿弥】
[1333〜1384]南北朝時代の能役者・能作者。観世流の始祖。伊賀の人。名は清次(きよつぐ)。世阿弥の父。大和猿...
かん‐あん【勘案】
[名](スル)あれこれと考え合わせること。勘考。「諸般の情勢を—する」
かん‐い【官位】
1 官職と位階。つかさくらい。 2 「官等(かんとう)」に同じ。
かん‐い【官医】
江戸時代、幕府に仕えた医者。
かん‐い【冠位】
1 冠(かんむり)と位(くらい)。 2 朝廷における席次を示す位階制度。冠位十二階に始まり、大宝元年(701)廃止...
かん‐い【換位】
論理学で、定言的判断の変形による直接推理の一。ある判断から、主語を述語に、述語を主語として、新しい判断を導き出す推...
かん‐い【敢為】
物事を困難に屈しないでやり通すこと。敢行。「勇猛心というよりか、—の気象と言った方が可(よ)かろう」〈独歩・非凡な...
かん‐い【寒威】
寒さの勢い。寒気の激しさ。「途次の—また察す可きなり」〈菊亭香水・世路日記〉
かん‐い【寛衣】
ゆったりと大きく作った着物。
かん‐い【漢医】
漢方医。
かん‐い【簡易】
[名・形動]簡単で手軽なこと。また、そのさま。「—な包装」「—宿泊施設」 [派生]かんいさ[名]
かん‐い【幹囲】
樹木の幹まわりの寸法。多く、人間の目の高さ付近で測り、特にこれを目通り幹囲という。
かん‐い【浣衣/澣衣】
衣服を洗うこと。また、洗った衣服。
かんい‐かきとめ【簡易書留】
書留の一種。郵便物や荷物の引き受けと配達だけを記録し、途中で亡失や棄損があった場合は、5万円を限度として実損額が賠...
かんいかぜい‐せいど【簡易課税制度】
消費税の納付額を簡単に計算できる特例制度。中小事業者の事務負担を軽減するための措置で、課税売上高が5000万円以下...
かん‐いき【灌域】
河川の灌漑(かんがい)する区域。
かんい‐げんご【簡易言語】
簡単なコマンドだけで検索・作表・グラフ化などのデータ処理プログラムを容易に組むことのできるプログラミング言語。表計...
かんい‐こうはんてつづき【簡易公判手続】
被告人が有罪を自ら認めた刑事事件について、簡略な証拠調べで事件を処理する手続き。
かんい‐さいばんしょ【簡易裁判所】
最下級の裁判所。訴額140万円以下の請求にかかる民事事件、一定の軽い刑の科せられる刑事事件などの第一審を取り扱う。...
かんいさいばんしょ‐はんじ【簡易裁判所判事】
簡易裁判所の裁判官。担当裁判官は一人で、判事・判事補・検察官・弁護士や、法律で定める大学の法律学の教授・准教授など...
かんい‐しゅくしょ【簡易宿所】
旅館業法が定める宿泊所のうち、宿泊する場所を多数人で共用する構造および設備を主とする有料施設のこと。簡易宿泊所。簡宿。
かんい‐しゅくはくじょ【簡易宿泊所】
⇒簡易宿所