カニッツァーロ
[1826〜1910]イタリアの化学者。ローマ大教授。1860年、アボガドロの仮説を実証し、原子量・分子量決定の方...
かにつり‐ぐさ【蟹釣草】
イネ科の多年草。草原や道端に生える。高さ約60センチ。葉は線形。初夏、円錐状に花をつける。子供がこの茎でサワガニを...
蟹(かに)の穴入(あなはい)り
慌てふためいているさまのたとえ。
蟹(かに)の念仏(ねんぶつ)
カニが口から泡を出すように、ぶつぶつとつぶやくさま。
かに‐の‐め【蟹の目】
《形がカニの目に似ているところから》扇の要(かなめ)。
蟹(かに)の横這(よこば)い
1 物事がなかなか前に進まないこと。 2 《他からは不自然に見えても、カニにとっては自然な歩き方であることから》他...
蟹(かに)は食(く)ってもがに食(く)うな
カニを食う際、害があるというがに(カニのえら)は食ってはいけないということ。
蟹(かに)は甲羅(こうら)に似(に)せて穴(あな)を掘(ほ)る
《カニは自分の大きさに合わせて穴を掘るところから》人はその身分や力量にふさわしい言動をしたり、望みを持ったりすると...
かにば‐サボテン【蟹葉サボテン】
サボテン科の常緑の多年草。茎は平たく、カニの脚に似る。冬、紅色の花をつける。南アメリカの原産。かにサボテン。
かに‐ばさみ【蟹挟み】
柔道で、自分も倒れながら相手を横から両足で挟み、後方へ倒す技。禁止技の一。
かに‐ばば【蟹屎】
「かにくそ」に同じ。
カニバリゼーション
《「カニバライゼーション」とも》共食い現象。同じ会社の製品で類似性が強く互換性がある場合に生ずる製品間の競合関係のこと。
カニバリズム
人を食うこと。特に、呪術的信仰から、また宗教儀礼として人肉を食う慣習。人肉嗜食(ししょく)。カンニバリズム。
かに‐ひしこ【蟹鯷】
《「かにびしこ」とも》塩漬けのカニ。カニの塩辛。かにびしお。《季 夏》
かに‐ぼうず【蟹坊主】
寺で住職や旅僧などに問答をしかけるというカニの化け物。昔話として各地に伝わる。化け蟹とも。
かに‐ぼたん【蟹牡丹】
文様・紋所の名。牡丹の花と葉の形をカニに見立てて名づけたもの。
かにまん‐じ【蟹満寺】
京都府木津川市山城町綺田にある新義真言宗智山派の寺。山号は普門山。行基の開創と伝える。正徳元年(1711)智積院の...
かに‐みそ【蟹味噌】
1 カニの内臓やくず肉を味噌などで練り合わせたなめ味噌。 2 カニの内臓。
科(か)に盈(み)ちて後(のち)進(すす)む
《「孟子」離婁下から。「科」はくぼんだ所の意》水が流れるとき、くぼんだ所があると、まずそこにたまってから先へ流れて...
かに‐むし【蟹虫/擬蠍】
蛛形(ちゅけい)綱カニムシ目の節足動物の総称。体長2〜3ミリで、サソリに似るが、尾部はない。触肢はカニのはさみに似...
かにめ‐くぎ【蟹目釘】
カニの目状に、頭部が半球形になった鋲釘(びょうくぎ)。板戸などに用いる。
かにも‐かくにも
[副]「かにかくに」を強めた語。とにかく。いずれにせよ。「白髪生ふることは思はず変若水(をちみづ)は—求めて行かむ...
かに‐もじ【蟹文字】
《カニが横にはうところから》欧文、特に英文をさしていう明治初期の語。横文字。蟹行(かいこう)文字。
かに‐もり【掃守/掃部】
古代の職名。宮中の掃除、敷物・設営のことなどをつかさどった。
かにもり‐がい【蟹守貝】
オニノツノガイ科の巻き貝。貝殻は細長い円錐形で、殻高3センチくらい。殻表は茶褐色で、顆粒(かりゅう)状の肋(ろく)...
カニャー‐クマリ
インド南部、タミルナドゥ州の町。インド半島最南端に位置するコモリン岬があり、アラビア海、インド洋、ベンガル湾が合す...
カニャー‐クマリ‐じいん【カニャークマリ寺院】
《Kanya Kumari Temple》⇒クマリアンマン寺院
かにやまぶし【蟹山伏】
狂言。強力(ごうりき)を従えた山伏がカニの精に会い、耳を挟まれた強力を助けようと懸命に祈るが、かえって山伏まで耳を...
か‐にゅう【加入】
[名](スル)団体や組織などの仲間に加わること。「国連に—する」「保険に—する」
か‐にゅう【罅入】
陶磁器の釉(うわぐすり)の面に網目のように表れた、ひび。貫乳(かんにゅう)。貫入(かんにゅう)。
かにゅうしゃ‐かいせん【加入者回線】
《subscriber line》電気通信事業者の設備と固定電話の加入者の間を結ぶ回線。アナログ回線とデジタル回線...
かにゅうしゃ‐わり【加入者割(り)】
保険料の算定方法の一つ。保険料の負担額を、加入者の数で均等に割って算定する。→総報酬割
かにゅう‐せんじゅつ【加入戦術】
ある思想・信条を持つ少数派が、既存の大きな政党や政治団体に個人単位で加入し、その組織を内部から自分たちの意に沿う性...
カニューレ
体腔・血管内などに挿入し、薬液の注入や体液の排出、気管切開の際の空気の通路とする場合などに用いるパイプ状の医療器具。
カニョン‐デル‐コルカ
⇒コルカ渓谷
カーニョ‐とう【カーニョ島】
《Isla del Caño》コスタリカ南部、太平洋岸にある島。オサ半島の沖合約20キロメートルに位置する。周辺海...
かにわ【樺/桜皮】
シラカバの古名か。この木の皮を刀や弓の柄に巻いたり、舟や器物に巻いたという。「—巻き作れる舟に」〈万・九四二〉
かにわ‐ざくら【樺桜】
⇒かばざくら1
カニングハム
[1919〜2009]米国の舞踊家・振付師。クラシックバレエなどを学んだのち、1953年に自らの舞踏団を設立。モダ...
カニング
[1770〜1827]英国の政治家。各国の国民主権・民族自決の運動を支援、ウィーン反動体制に抵抗した。1827年、...
カヌ
《Kenya African National Union》ケニア‐アフリカ民族同盟。ケニア共和国の政党。1963...
か・ぬ【兼ぬ】
[動ナ下二]「か(兼)ねる」の文語形。
カヌアン‐とう【カヌアン島】
《Canouan》西インド諸島東部、セントビンセント及びグレナディーン諸島の島。グレナディーン諸島中部に位置する。...
カヌイスト
⇒カヌーイスト
カヌイング
⇒カヌーイング
かぬち【鍛冶】
《「かなう(金打)ち」の音変化》金属を打ち鍛えること。また、その人。かじ。「倭(やまと)の—天津真浦(あまつまうら...
かぬち‐の‐つかさ【鍛冶司】
律令制での官司の一。宮内省に属し、銅・鉄の雑器類を製作した。天平16年(744)廃止、大同3年(808)復活して木...
かぬち‐べ【鍛冶部】
大化の改新前、諸豪族に属して刀剣など金属加工生産に従事した部民。律令制下では宮内省鍛冶司に属して銅・鉄の雑器類をつ...
かぬま【鹿沼】
栃木県中西部の市。鹿沼土を特産し、木工業が盛ん。近世は日光例幣使街道の宿場町として栄えた。平成18年(2006)1...
かぬま‐し【鹿沼市】
⇒鹿沼