がく‐の‐ふね【楽の船】
中で音楽を演奏して遊んだ船。「例の—ども漕(こ)ぎめぐりて、唐土(もろこし)、高麗(こま)と尽くしたる舞ども、種(...
がく‐の‐ま【額の間】
大極殿・紫宸殿(ししんでん)・清涼殿などの正面の中央の柱と柱との間。ここの上長押(かみなげし)に、建物の名を書いた...
がく‐は【学派】
学問上の流派。「陽明—」
がく‐は【楽派】
音楽史で、ほぼ同じ時代に活動し、様式や構成などに共通性をもつ作曲家の一群。「ロマン—」「ウィーン—」
がく‐ばしら【額柱】
「額束(がくづか)」に同じ。
がく‐ばつ【学閥】
出身学校あるいは所属学派を同じくする人々によって作られる排他的な集団。
がく‐ばん【額判】
「額銀(がくぎん)」に同じ。
がく‐ひ【学費】
学校で教育を受けるためにかかる経費。授業料・教科書代など。学資。「—値上げ」
がく‐ひ【岳飛】
[1103〜1141]中国、南宋の武将。湯陰(河南省)の人。字(あざな)は鵬挙(ほうきょ)。北宋末に義勇軍に入り、...
がく‐ひ【学匪】
学問や知識を用い、民心を惑わし社会に悪影響をおよぼす学者・教育者や学生。 [補説]もとは中国で清末・中華民国政権の...
がく‐びわ【楽琵琶】
雅楽器の一。各種の琵琶の中では最も大きく、水平に構えて演奏する。弦は4本。管弦合奏と催馬楽(さいばら)の伴奏に使う。
がく‐ふ【学府】
学問をする人々の集まる所。学校。「最高—」
がく‐ふ【岳父】
妻の父。しゅうと。岳翁(がくおう)。岳丈(がくじょう)。
がく‐ふ【楽譜】
歌曲または楽曲を、一定の約束に従って、記号を用いて書き表したもの。「—を読む」
がく‐ふう【学風】
1 学問上の傾向や特徴。「師の—を受け継ぐ」 2 学校の気風。校風。「自由な—」
がく‐ぶ【学部】
1 大学で、専攻する学問の分野によって大別された教育・研究上の組織。法学部・文学部・理学部・医学部など。 2 旧制...
がく‐ぶ【楽部】
大正10年(1921)宮内省式部職の雅楽部を改称してできた機関。現在は宮内庁式部職の一部門として残る。
がく‐ぶ【楽舞】
音楽と舞。また、音楽に合わせた舞。
がくぶ‐きょういく【学部教育】
大学の学部における教育。専門教育のほか、一般教育・教養教育も含まれる。
がくぶ‐せい【学部生】
1 その学部に在籍する学生。「当校の経済—」 2 大学生のこと。大学院生に対していう。
がく‐ぶち【額縁】
1 絵・写真・書画・賞状などを入れて壁などに掛けるための枠。がく。 2 窓・出入り口などの周囲につける飾りの木枠。...
がくぶち‐ショー【額縁ショー】
泰西名画を模した額縁式の舞台セットの中に上半身裸体の女性をポーズをとって立たせたもの。ストリップショーの元祖。昭和...
がくぶち‐ぶたい【額縁舞台】
プロセニアムアーチという額縁で囲まれている舞台。円形劇場のような舞台と異なり、舞台空間が固定される。
がく‐へん【萼片】
花の萼を構成する小片。
がく‐ほう【学報】
1 学術上の報告。また、それを載せる文書や雑誌。 2 大学の広報紙誌。
がく‐ぼ【岳母】
妻の母。しゅうとめ。
がく‐ぼう【学帽】
学生・生徒のかぶる、学校の制帽。ふつう男子用の、黒色の布で作り正面中央に校章をあしらったものをいう。学生帽。→角帽
がく‐ぼく【学僕】
師の家や塾などに住み込み、雑用を務めるかたわら学問をする人。「二人共もとは父の家の—であったが」〈荷風・二人妻〉
がく‐む【学務】
学校・教育に関する事務一般。
がくむ‐いいん【学務委員】
戦前、公立小学校の教育事務を担当するために市町村に置いた常設委員。
がく‐めい【学名】
1 生物などの分類に用いる学問上の世界共通の名称。国際命名規約に基づき、属名と種小名による二名法がとられ、ラテン語...
がく‐めい【額銘】
大摺(おおす)り上げにすると刀の銘が消えてしまうため、茎(なかご)の銘の部分を短冊形に切り取り、新しい茎にはめこん...
がく‐めん【楽面】
舞楽に用いる仮面。舞楽面。
がく‐めん【額面】
1 公債・社債などの券面。 2 「額面金額」の略。「—を割る」 3 書画の掛け額。また、その表面。 4 (比喩的に...
がくめん‐かかく【額面価格】
⇒額面金額
がくめん‐かぶ【額面株】
会社の定款に一株の金額が定められており、株券に額面金額の記載されている株式。平成13年(2001)に廃止され、すべ...
がくめん‐かぶしき【額面株式】
⇒額面株
がくめん‐きんがく【額面金額】
債券や手形など有価証券の券面に記載された金額。額面価格。券面額。フェースバリュー。
がくめん‐だい【額面題】
⇒算額
がくめん‐どおり【額面通り】
1 証券・債券・貨幣の表面に記載された金額の通り。 2 言葉や物事の表面に現れた意味そのまま。言葉どおり。「話を—...
がくめん‐はっこう【額面発行】
公債・社債などの発行価額を、その額面金額で発行すること。→時価発行 →割引発行
がくめん‐ぼしゅうほう【額面募集法】
債券を、額面金額に等しい価格で募集する方法。平価募集法。
がくめん‐われ【額面割れ】
公債・社債などの市場価格が額面金額より安くなること。
がくものがたり【岳物語】
椎名誠によるエッセー風の私小説。長男、岳の成長を軸に、親子の関係を描く。昭和60年(1985)刊行。翌昭和61年(...
がく‐もん【学問】
[名](スル) 1 学び習うこと。学校へ通ったり、先生についたり、本を読んだりして、新しい知識を学習すること。また...
がくもん‐じょ【学問所】
1 江戸時代、学問を授けるために設けられた施設。今日の学校にあたる。 2 昌平坂(しょうへいざか)学問所のこと。 ...
がくもんじょ‐きんばん【学問所勤番】
江戸幕府の職名。昌平坂学問所の事務をつかさどった。林大学頭(だいがくのかみ)の支配。寛政10年(1798)創設。
がくもんじょ‐ぶぎょう【学問所奉行】
江戸幕府の職名。大名の中から選任されて、学政をつかさどった。文久2年(1862)設置、元治元年(1864)廃止。
がくもん‐そう【学問僧】
学問に励む僧。特に、外国に留学し仏教を学ぶ僧。
がくもん‐てき【学問的】
[形動] 1 学問に関係するさま。「—な問題」 2 考え方などが、厳密で客観的なさま。科学的。「—に調べる」