学問(がくもん)に王道(おうどう)なし
《ユークリッドがプトレマイオス王に答えた言葉》学問をするのに安易な方法はない。だれが学んでも等しく経なければならな...
がくもん‐の‐じゆう【学問の自由】
学問研究・研究成果の発表・討論・教授・学習などに関して、政治・宗教・経済などいっさいの外的権力からの干渉・制限・圧...
がくもんのすすめ【学問のすゝめ】
福沢諭吉の論文集。1巻17編。明治5〜9年(1872〜1876)刊。人間の自由平等と独立の思想に基づいた明治啓蒙期...
がくもん‐りょう【学問料】
平安時代、大学寮紀伝道の学生に給与した学資。灯燭料。給料。学料。
がくもん‐れんが【学問連歌】
中国や日本の故事・古語を多く用いて詠んだ連歌。知識をひけらかす連歌をあざけっていう。
がく‐や【楽屋】
1 劇場・寄席などの舞台の裏にあって、出演者が出演の支度をしたり休息したりする部屋。 2 物事の裏。内情。内幕(う...
がくや‐いちょう【楽屋銀杏】
1 江戸時代、歌舞伎役者の髪形。かつらをかぶるのに便利なように、全体をあまり盛り上げずに結ったもの。 2 歌舞伎の...
がくや‐いり【楽屋入り】
[名](スル)俳優などが、出演のため楽屋に入ること。
がくや‐うら【楽屋裏】
1 楽屋の中。楽屋。 2 部外者にはあまり知られていない内部事情。内幕(うちまく)。内情。「—を話す」
がくや‐おち【楽屋落ち】
1 芝居や寄席などで、楽屋にいる仲間など特定の人だけにわかって、観客など一般の人にはわからないこと。 2 仲間どう...
楽屋(がくや)から火(ひ)を出(だ)す
自分から災難を引き起こす。内部から問題が起こる。
がくや‐すずめ【楽屋雀】
1 楽屋に出入りして芝居社会の内情に通じている人。芝居通。 2 ある社会の内情に通じていて、すぐに話してまわる人。...
楽屋(がくや)で声(こえ)を嗄(か)らす
いくらほねをおっても人に認められないことのたとえ。
がくや‐とうどり【楽屋頭取】
太夫元の名代として楽屋のいっさいを取り締まる人。代役や舞台事故の処置、化粧料・日払いの配分などを行い、また観客への...
がくや‐とんび【楽屋鳶】
素人で、劇場の楽屋にしょっちゅう出入りしていて、内部の事情にくわしい人。楽屋雀。
がくや‐ばなし【楽屋話】
《楽屋裏だけで、舞台には出さない話の意から》内輪の話。
がくや‐ばん【楽屋番】
劇場などの楽屋にいて、役者の世話や諸道具の番をする人。
がくや‐ぶぎょう【楽屋奉行】
室町時代の臨時の職。将軍が大名の邸を訪れる際に接待のための諸事を担当した裏方の役。
がくや‐ぶろ【楽屋風呂】
劇場の楽屋にある俳優専用の風呂。脂粉で濁るので泥風呂ともいった。
がく‐ゆう【学友】
1 同じ学校で一緒に学ぶ友達。 2 学問上の友人。
がくゆう‐きょうかい【楽友協会】
⇒ウィーン楽友協会
がく‐よう【学用】
学習や学問研究に使うこと。また、そのもの。
がく‐よう【学庸】
中国の古典「大学」と「中庸」とを合わせていう語。
がくよう【岳陽】
中国湖南省、洞庭湖の北東岸にある河港都市。交通の要地。鉄鋼・機械などの工業、米・茶などの栽培が盛ん。旧称、岳州(が...
がくよう‐ひん【学用品】
児童・生徒などの学習に必要な品。学習机や文房具など。
がくよう‐ろう【岳陽楼】
岳陽市の城壁の西門楼。唐の開元年間、岳州府長官の張説(ちょうえつ)が才士たちと楼に登って作った詩や杜甫の詩などによ...
がく‐らん【学らん】
詰め襟の学生服の俗称。特に応援団などの着る丈の長い上着、だぶだぶのズボンの学生服をいう。 [補説]一説に、江戸時代...
がく‐り【学理】
学問上の理論または原理。「—を究める」「—的研究」
がくり
[副]物事が急に折れたり、取れたりするさま。また、気力などが急に衰えるさま。がっくり。「ひざが—となる」「—とうな...
がく‐りき【学力】
「がくりょく(学力)」に同じ。「眠い眼を睡(ね)ずして得た—を」〈二葉亭・浮雲〉
がく‐りつ【楽律】
楽音を音律の高低に従って並べた音列。十二律や平均律など。
がく‐りょ【学侶】
1 学問上の友人。学友。 2 仏法を専修する僧。また、師匠の資格のある僧。 3 高野三方(こうやさんかた)の一で、...
がく‐りょう【学料】
「学問料」に同じ。
がく‐りょう【学寮】
1 学校の寄宿舎。 2 寺院で、僧を寄宿させて修学させる所。学林。
がくりょう‐でん【学料田】
平安時代、大学寮その他の学生(がくしょう)の勧学料として支給された田。勧学田(かんがくでん)。学田。
がく‐りょく【学力】
学習して得た知識と能力。特に、学校教育を通して身につけた能力。「高等学校卒業程度の—」
がくりょく‐けんさ【学力検査】
学習を通じて形成された能力を測定・評価する検査。学力テスト。
がくりょく‐テスト【学力テスト】
「学力検査」に同じ。
がく‐りん【学林】
1 寺院で僧侶が学問を学ぶ所。 2 学問をする所。学校・塾などの名称に用いられる。
がく‐れい【学齢】
1 義務教育を受けるべき年齢。日本では現在、満6歳から15歳まで。 2 小学校に入学すべき年齢。「—に達する」
がくれい‐じどう【学齢児童】
小学校で学ぶ義務のある者。
がくれい‐じんこう【学齢人口】
学齢にある児童・生徒の総数。
がくれい‐せいと【学齢生徒】
中学校で学ぶ義務のある者。
がくれい‐ぼ【学齢簿】
学齢児童・生徒および次年度に就学すべき者に関して、市町村および特別区の教育委員会が作成を義務づけられている帳簿。
がく‐れき【学歴】
学業に関する経歴。「—が高い」「—偏重社会」
がくれき‐しゃかい【学歴社会】
学歴によって社会的地位や評価などが定まる社会。
がくれき‐しゅぎ【学歴主義】
学歴を過度に重視する考え方。人にある地位や機会を与える際に、その資格要件として学歴を特に重要視するような考え方をいう。
がくれきむようろん【学歴無用論】
井深大とともにソニーを創業した企業家、盛田昭夫によるビジネス書。昭和41年(1966)刊行。当時ソニーの副社長だっ...
がく‐れん【学連】
「学生社会科学連合会」の略。
がくれん‐じけん【学連事件】
大正14年(1925)、京都で、学連の指導的メンバーが治安維持法違反・不敬罪などの理由で検挙された事件。翌年にかけ...