き‐が【木香】
1 木材のかおり。「—の残る新築の家」 2 酒に移った樽(たる)の香。「たまには杉の—の躍り出る奴を呑ませ」〈露伴...
き‐が【起臥】
[名](スル)起きることと寝ること。また、生活すること。おきふし。「—を共にする」「遣手(やりて)は娼家に—する者...
き‐が【飢餓/饑餓】
食べ物がなくて飢えること。飢え。「—感」
き‐が【帰臥】
[名](スル)官職を退いて故郷に帰り、静かに生活すること。「故山、虢略(かくりゃく)に—し、人と交を絶って」〈中島...
気(き)が合(あ)・う
考え方や感じ方が通じ合う。「彼とは不思議に—・う」
気(き)があ・る
1 意志・意欲がある。「本当に勉強する—・るのか」 2 興味や関心がある。特に、恋い慕う気持ちがある。「彼は彼女に...
き‐がい【危害】
身体・生命・物品を損なうような危険なこと。「人体に—を及ぼす」「—を加える」
き‐がい【気概】
困難にくじけない強い意志・気性。「先駆者の—を示す」「—のある人」
き‐がい【機外】
1 機体の外。 2 能力・素質がないこと。「独り独仙君に至っては—の機を弄(ろう)し過ぎて」〈漱石・吾輩は猫である〉
気(き)がい・い
気立てがいい。人がいい。「—・いから何でも引き受けてしまう」
きがい‐しゃげき【危害射撃】
日本への武力攻撃事態で、敵国または第三国の船が臨検に応じないとき、船体に向けて行う射撃。→警告射撃 [補説]平成1...
きがい‐しゅうしゅく【期外収縮】
不整脈の一。心臓の規則的な収縮に先立って異常刺激が生じて起こる収縮。
きがいぶんせき‐じゅうようかんりてん【危害分析重要管理点】
⇒ハサップ(HACCP)
気(き)が飢(う)・える
⇒飢える3
気(き)が移(うつ)・る
関心が他のことに移る。気持ちが変わる。「—・って買う物が決まらない」
き‐がえ【着替え/着換え】
[名](スル)着替えること。また、着替えるための衣類。「—を持っていく」「家で—してから出かける」
き‐か・える【着替える/着換える】
[動ア下一][文]きか・ふ[ハ下二]《「きがえる」とも》着ていた衣服を脱いで他のものを着る。「作業衣に—・える」
気(き)が多(おお)・い
心が定まらず、関心や興味がいろいろに変わる。「—・くて何にでも手を出す」
気(き)が大(おお)き・い
小さなことを気にしない。度量が大きい。「酒を飲むと—・くなる」
気(き)が置(お)け◦ない
遠慮したり気をつかったりする必要がなく、心から打ち解けることができる。「—◦ない間柄」 [補説]文化庁が発表した「...
気(き)が重(おも)・い
物事をするのに気が進まない。億劫(おっくう)である。「—・い仕事」
きがかいきょう【飢餓海峡】
水上勉の小説。昭和38年(1963)刊行。洞爺丸事故を題材とした推理物。昭和39年(1964)、内田吐夢監督により...
気(き)が勝(か)・つ
勝ち気である。「—・った若者」
き‐がかり【気掛(か)り】
[名・形動]どうなるかと不安で、心から離れないこと。また、そのさま。「明日の空模様が—だ」「—なのは娘のことだ」
気(き)が変(か)わ・る
考えや気持ちが他へ移る。「外出の予定だったが、—・って取りやめた」
きが‐かん【飢餓感】
1 飢えている感じ。水や食べ物が欲しいと思う感じ。 2 (比喩的に)何かを強く求める感じ。
気(き)が利(き)・く
1 細かいところにまで注意が及ぶ。「若いのによく—・く」 2 しゃれている。粋である。「—・いたせりふ」
気(き)が気(き)でな・い
気がかりで落ち着かない。
き‐がく【器楽】
楽器だけで演奏する音楽。⇔声楽。
きがく‐きょく【器楽曲】
器楽演奏のための曲。
き‐がけ【生掛(け)】
こよりに灯心をまいて芯(しん)とし、上に油で練った蝋を数回塗って乾かした蝋燭(ろうそく)。
き‐がけ【来掛け】
1 来る途中。きしな。「—に買い物をしてきた」⇔行(ゆ)き掛け。 2 来る早々。着くとすぐ。「これは—からの御挨拶...
き‐がさ【気嵩】
[名・形動]負けん気が強いこと。勝ち気なこと。また、そういう性質や、そのさま。「負嫌いの—な強い人は」〈魯庵・社会...
気(き)が差(さ)・す
うしろめたい気持ちがする。気がとがめる。「黙って欠席したので—・す」
き‐がさなり【季重なり】
連句・俳句で、一句のうちに季語が二つ以上入ること。一方が主であることが明らかなときなどを除いて、通常これを嫌う。
気(き)が沈(しず)・む
元気がなくなる。気が滅入る。「成績のことを考えると—・む」
きが‐しょうほう【飢餓商法】
⇒品薄商法
き‐がしら【木頭/柝頭】
歌舞伎で、幕切れに打つ拍子木の最初の音。きのかしら。
気(き)が知(し)れ◦ない
相手が何を考えているのかわからない。「あんな遊びに夢中になるとは—◦ない」
機(き)が熟(じゅく)・する
ある物事をするのに、ちょうどよい時機になる。「改革の—・する」
き‐ガス【木ガス】
⇒もく(木)ガス
き‐ガス【希ガス/稀ガス】
「希ガス元素」の略。
き‐ガス【貴ガス】
「希ガス」の新しい称。2005年に英語呼称がrare gasからnoble gasに改められたことによる。
きガス‐げんそ【希ガス元素】
周期表18(0)族であるヘリウム・ネオン・アルゴン・クリプトン・キセノン・ラドンの6元素の総称。いずれも常温で気体...
気(き)が進(すす)ま◦ない
すすんでしようとは思わない。気乗りがしない。「今度の仕事はあまり—◦ない」
気(き)が済(す)・む
気持ちがおさまる。また、満足する。心が落ち着く。「とことんやらないと—・まない」
気(き)が◦する
そのように感じられる。そのような気になる。「危ない—◦する」「食べる—◦しない」
気(き)が急(せ)・く
早くしようと気持ちがはやる。気があせる。「早く知らせねばと—・く」
気(き)がそが◦れる
何かをしようという気持ちがくじかれる。「批難する—◦れる」
き‐がた【木型】
木製の原型。鋳物・陶器・靴などを作るときに用いるものがある。