き‐けい【奇形/畸形/畸型】
1 珍しい形。奇妙な形。「遂には燕の尾にかたどった—迄出現したが」〈漱石・吾輩は猫である〉 2 生物体で、遺伝また...
き‐けい【奇計】
普通では考えつかないような巧みな計略。奇策。「—を用いて敵の不意をつく」
き‐けい【奇景】
珍しくすぐれた景色。
き‐けい【奇警】
[名・形動]発想・言動などが奇抜で並はずれていること。また、そのさま。「—な批評を浴びせかける」〈藤村・千曲川のス...
き‐けい【帰敬】
⇒ききょう(帰敬)
き‐けい【亀鏡】
手本となるもの。模範。ききょう。「—ニ備ユル」〈日葡〉
き‐けい【詭計】
人をだまし、おとしいれようとする計略。偽計。「—に陥る」「—を弄(ろう)する」
き‐けい【機警】
[名・形動]その場に応じて知恵が働くこと。また、そのさま。「何か—な返答をと思ったが」〈蘆花・思出の記〉
き‐けい【奇経】
東洋医学で、正経とされる十二経の間を縦横に交差して走る八つの経脈。→奇経八脈
き‐けい【貴兄】
[代]二人称の人代名詞。男性が、手紙などで、同輩または先輩に対して、軽い敬意や親しみの気持ちを込めて用いる。「—の...
きけい‐じ【奇形児】
奇形を有する小児。
きけいせいし‐しょう【奇形精子症】
精液の中に、正常な形をした精子が少ない状態。造精機能障害の一つ。遺伝情報を含む精子の頭部や、推進力を作り出す尾部に...
きけい‐はちみゃく【奇経八脈】
東洋医学で、正経とされる十二経の間を縦横に走る経脈。陰維脈・陽維脈・陰蹻脈(いんきょうみゃく)・陽蹻脈(ようきょう...
き‐けつ【気血】
人体内の生気と血液。漢方で、経絡(けいらく)の内外を循環する生命力の源とみなされるもの。
き‐けつ【奇傑】
一風変わった、すぐれた人物。
き‐けつ【剞劂】
《「剞」は曲がった刀、「劂」は曲がった鑿(のみ)の意》 1 彫刻用の小さい刃物。 2 彫刻すること。また、彫刻した...
き‐けつ【既決】
1 すでに決定したこと。「—事項」⇔未決。 2 裁判で、判決がすでに確定していること。⇔未決。
き‐けつ【起結】
1 始めと終わり。 2 詩歌、特に漢詩文の起句と結句。
き‐けつ【帰結】
[名](スル) 1 最終的にある結論・結果に落ち着くこと。また、その結論・結果。「議論百出したが、結局同じところに...
きけつ‐し【剞劂氏】
版木を彫る人。彫り師。
きけつ‐しゅう【既決囚】
有罪の判決が確定して刑の執行を受けている受刑者を意味する古い用語。⇔未決囚。→囚人
聞(き)けば聞(き)き腹(ばら)
聞かなければ知らないから平気であるけれど、聞けば腹だたしくなるということ。
聞(き)けば気(き)の毒(どく)見(み)れば目(め)の毒(どく)
知らないでいればそれで済むことも、見たり聞いたりすれば欲望が起こって心身の害になるということ。
き‐けまん【黄華鬘】
ケシ科の越年草。関東以西の低地に自生。高さ約40センチ。全体に粉白色を帯び、傷つけると悪臭がする。葉は羽状に細かく...
きけ‐もの【利け者】
手腕があって幅のきく人。利き者。「財界の—」
き・ける
[動カ下一]載せる。「あの女どものやうに、頭へ—・けて持ってみなせえ」〈滑・膝栗毛〉
き・ける【聞ける】
[動カ下一]聞かせる。「私に仰せ—・けられませ」〈浄・冥途の飛脚〉
キケロ
[前106〜前43]古代ローマ随一の雄弁家・政治家。執政官のとき、カティリナの陰謀を事前に発見、元老院から「祖国の...
きけわだつみのこえ
第二次大戦中の戦没学生75名の遺稿集。昭和24年(1949)刊。
き‐けん【危険】
[名・形動] 1 あぶないこと。生命や身体の損害、事故・災害などが生じる可能性のあること。また、そのさま。「身に—...
き‐けん【気圏】
⇒大気圏(たいきけん)
きけん【喜見】
「喜見城(きけんじょう)」の略。
き‐けん【貴顕】
[名・形動]身分が高く、名声のあること。また、そういう人や、そのさま。「—紳士」「元来—なる人の上に出るもの」〈中...
き‐けん【棄権】
[名](スル)権利をすてて使わないこと。特に、投票または議決の権利を行使しないこと。「選挙を—する」「競技を途中で...
きけん‐いんし【危険因子】
⇒リスク因子
きけん‐うんてん【危険運転】
酒や薬物の影響で正常な運転のできない状態、制御できない高速度での運転、高速で故意に割り込みまたは接近する運転、高速...
きけんうんてんちし‐ざい【危険運転致死罪】
⇒危険運転致死傷罪
きけんうんてんちししょう‐ざい【危険運転致死傷罪】
危険な運転で人を負傷させ、または死亡させる罪。自動車運転死傷行為処罰法に規定され、致傷は15年以下の懲役、致死は1...
きけんうんてんちしょう‐ざい【危険運転致傷罪】
⇒危険運転致死傷罪
きけん‐きゅう【危険球】
野球で、頭部への死球など、打者の選手生命に影響を与えるおそれのある投球。
きけん‐けんしゅ【危険犬種】
人や他の動物に危害を加えるおそれがあるため、飼育が禁止・規制されている犬種。日本では、法律による規制は行われていな...
きけん‐さいけん【危険債権】
金融機関が金融再生法に基づいて分類・開示する債権の区分の一つ。経営破綻の状態には至っていないが、財政状態・経営成績...
きけん‐し【危険視】
[名](スル)危険な人やものと見なすこと。危険であるとして扱うこと。「反社会的思想と—する」
きけん‐しそう【危険思想】
国家や社会の存立・発展・秩序などに害を及ぼすものとみなされる思想。
きけん‐しょく【危険色】
⇒警戒色
きけん‐しんごう【危険信号】
1 災害や事故の危険を知らせるための信号。発煙筒や赤色旗・赤色灯などによる。 2 健康・経済などが危険な状態になる前兆。
きけん‐じゅんびきん【危険準備金】
保険会社が保険金を確実に支払うため、保険業法の規定により積み立てが義務付けられている責任準備金の一つ。保険事故の発...
きけん‐じょう【喜見城】
須弥山(しゅみせん)の頂上の忉利天(とうりてん)にある帝釈天(たいしゃくてん)の居城。七宝で飾られ、庭園では諸天人...
きけん‐じんぶつ【危険人物】
1 危険思想をもっている人物。 2 油断のならない人物。
きけん‐すいいき【危険水域】
1 潮流や川の流れが複雑で、また暗礁があったりして船が遭難する恐れのある水域。 2 海賊に襲われたり、紛争に巻き込...