きず【傷/疵/瑕】
1 切る、打つ、突くなどして、皮膚や筋肉が裂けたり破れたりした部分。「深い—を負う」 2 物の表面の裂け目や、欠け...
き‐ず【木酢】
ユズ・ダイダイなどの果実の絞り汁。料理に酢として使用する。《季 秋》
き‐ず【生酢】
ほかの調味料を混ぜたり、薄めたりしていない酢。
きず‐あと【傷痕/疵跡】
1 傷のついたあと。また、傷の治ったあと。「ほおに残る—」 2 被害や損害などを受けた影響。「戦争の—」 3 心な...
き‐ずい【気随】
[名・形動]自分の思いのままに振る舞うこと。また、そのさま。好き勝手。気まま。「—が過ぎる」「自分の娘だったらこん...
き‐ずい【奇瑞】
めでたいことの前兆として起こる不思議な現象。瑞相(ずいそう)。吉兆。
きずい‐きまま【気随気儘】
[名・形動]勝手気ままに振る舞うこと。また、そのさま。わがまま勝手。「—に生きる」
き‐ずいしょう【黄水晶】
淡黄色で透明な水晶。黄色は結晶中に不純物として鉄を含むことによる。宝石の代用や印材に利用。シトリン。
き‐ずいせん【黄水仙】
ヒガンバナ科の多年草。葉は剣状。春、濃黄色の花を横向きに開く。南ヨーロッパの原産で、江戸末期に渡来。観賞用。ジョン...
き‐ずき【生漉き】
《「きすき」とも》コウゾ・ミツマタ・ガンピだけを原料にして紙をすくこと。また、その和紙。
きずき‐あ・げる【築き上げる】
[動ガ下一][文]きづきあ・ぐ[ガ下二] 1 土石などを積み上げて、建造物を完成させる。「城壁を—・げる」 2 財...
きずき‐がみ【生漉き紙】
生漉きの紙。
き‐ず・く【築く】
[動カ五(四)]《「城(き)築(つ)く」の意》 1 土石などを積み上げてつくる。「堤防を—・く」 2 体制・地位・...
きず‐ぐち【傷口/疵口】
《「きずくち」とも》 1 皮膚の破れ目や裂け目。「—を縫う」 2 人に触れられたくない過去の過ち。「人の—に触れる...
きず‐ぐすり【傷薬/疵薬】
外傷につける薬。
きずついたやじゅう【傷ついた野獣】
伴野朗の短編推理小説、および同作を表題作とする小説集。作品は、昭和57年(1982)に「野性時代」誌に掲載。作品集...
きず‐つ・く【傷付く/疵付く】
[動カ五(四)] 1 負傷する。けがをする。「—・いた足が痛む」 2 物の表面に傷ができる。物の一部が損なわれる。...
きず‐つ・ける【傷付ける/疵付ける】
[動カ下一][文]きずつ・く[カ下二] 1 傷を負わせる。けがをさせる。「あやまって相手を—・ける」 2 物の表面...
き‐すて【着捨て】
《「きずて」とも》衣類などを、着られるだけ着て捨てること。また、その衣類。
きず‐とがめ【傷咎め/疵咎め】
手当てのしかたが悪かったりして、傷が悪化すること。
きずな
JAXA(宇宙航空研究開発機構)と情報通信研究機構が共同開発した通信衛星WINDS(ウインズ)の愛称。平成20年(...
き‐ずな【絆/紲】
1 人と人との断つことのできないつながり。離れがたい結びつき。「夫婦の—」 2 馬などの動物をつないでおく綱。
瑕(きず)無(な)き玉(たま)
完全無欠なもののたとえ。
瑕(きず)に玉(たま)
欠点の多い中に少しだけ美点があること。「玉に瑕(きず)」を逆に言ったもの。
きず‐パッド【傷パッド】
小さな傷口を保護する衛生材料。親水コロイドというゼリー状の素材でできており、傷口からの浸出液を乾燥させずに保持する...
きず‐ホルモン【傷ホルモン】
動植物体に傷がついたときに、その傷口の細胞から分泌され、新しい細胞の生長や増殖を促すホルモン性の物質。
き‐ずまし【生澄まし】
水に醤油だけを入れ、だしを加えないで作ったすまし汁。
傷(きず)持(も)つ足(あし)
犯罪などの後ろ暗いところがあって、常に不安をいだいていることのたとえ。傷持つ脛(すね)。
きず‐もの【傷物/疵物】
傷のついた物。また、傷のある不完全な物。
きずらだけのてんし【傷だらけの天使】
日本のテレビドラマの題名。昭和49年(1974)より日本テレビ系列にて放映。全26話。出演、萩原健一、水谷豊、岸田...
き‐ずり【木摺り】
塗り壁の下地用に、幅3センチ程度の板を少しずつ間隔をあけて取り付けたもの。
疵(きず)を求(もと)む
《「韓非子」大体から》ことさらに人の欠点や過失を探し求める。毛を吹いて疵(きず)を求む。