きせ【被】
裁縫で、縫い目が表から見えないように糸道にそって深く折ったときの、縫い目から折り山までの部分。折りきせ。「—をかける」
き‐せい【気勢】
何かをしようと意気込んでいる気持ち。盛んな意気。「—をあげる」「—をそがれる」
き‐せい【希世/稀世】
世にまれなこと。世にまれなほどすぐれていること。希代。「—の英雄」
き‐せい【奇正】
奇抜な方法と正当な方法。また、兵法で、奇襲と正面攻撃。「—剛柔あらゆる手段を尽して見たが」〈鴎外・灰燼〉
き‐せい【奇声】
奇妙な声。変な声。「—を発する」
き‐せい【祈誓】
[名](スル)神仏にいのって誓いを立てること。
き‐せい【祈請】
[名](スル)神仏にいのって加護を願うこと。「航海の安全を—する」
き‐せい【季世】
終局の世。末世(まっせ)。「既に古人に及ばざる—の人なれば」〈福沢・文明論之概略〉
き‐せい【既成】
すでにできあがっていること。「—の概念」
き‐せい【既済】
⇒きさい(既済)
き‐せい【既製】
注文に応じて作るのではなく、製品としてすでにでき上がっていること。出来合い。レディーメード。
き‐せい【記性】
記憶する能力。「勤めて鈔録を為し、—の不足を補いし人なり」〈中村訳・西国立志編〉
き‐せい【帰省】
[名](スル)郷里に帰ること。また、郷里に帰って父母を見舞うこと。帰郷。「墓参りに—する」「—客」《季 夏》「なつ...
き‐せい【寄生】
[名](スル) 1 ある生物が他の生物の体表に付着または体内に侵入し、そこから栄養をとって生活すること。付着または...
き‐せい【規正】
[名](スル)規則に従って、悪い点を正し改めること。「不均衡を—する」「政治資金—法」
き‐せい【規制】
[名](スル) 1 従うべききまり。規定。 2 規則に従って物事を制限すること。「集団行動を—する」「交通—」
き‐せい【規整】
[名](スル)規律を立てて物事を正しくととのえること。「風紀を—する」
き‐せい【期成】
ある物事をなしとげようと決意すること。
き‐せい【棋勢】
囲碁・将棋で、局面の形勢。
き‐せい【棋聖】
1 囲碁・将棋で、技量の特にすぐれた人。 2 囲碁・将棋で、棋聖位に与えられる称号。棋聖戦の勝者がタイトルを獲得す...
き‐せい【機制】
仕組み。機構。「心理—」
きせい【帰省】
宮崎湖処子の中編小説。明治23年(1890)刊。自身の故郷、三奈木村への思慕を、新体詩を交えた独特の美文で表現した...
きせい‐かざん【寄生火山】
⇒側火山(そっかざん)
きせい‐かんわ【規制緩和】
主に経済を活性化するために、政府や自治体が認可や届け出などの規制を緩めること。
気勢(きせい)が上(あ)が・る
気分が盛り上がる。「決勝戦を控えて選手の—・る」
きせい‐きょせい【寄生去勢】
寄生された宿主の生殖巣が破壊されたり性徴に変化をきたしたりすること。フクロムシに寄生されたイソガニ・アブラガニの雄...
き‐せい‐けん【基生研】
「基礎生物学研究所」の略称。
きせい‐こうしょう【気成鉱床】
気成作用で形成された鉱床。気成鉱物のほか、錫石(すずいし)・タングステン鉱物などを産出。
きせい‐こうぶつ【気成鉱物】
気成作用でできた鉱物。電気石・蛍石・黄玉など。
きせい‐こん【寄生根】
寄生植物が他の植物の体内に侵入して養分を吸収するために形成する根。吸根。
きせい‐さっか【既成作家】
すでに名を成し、地位を確立している作家。
きせい‐さよう【気成作用】
マグマ固結の末期に、マグマから分離した高温のガス成分によって鉱物が生成したり岩石が変質したりする作用。
きせい‐し【帰省子】
いつもは親元を離れていて、一時的に帰省した人。《季 夏》
きせい‐しょくぶつ【寄生植物】
寄生生活をする植物。ふつう、活物寄生する高等植物をさす。寄生しながら光合成も行うヤドリギ・ツクバネなどと、全く光合...
きせい‐じじつ【既成事実】
すでに起こってしまっていて、承認すべき事柄。
きせい‐じぬし【寄生地主】
農民に土地を貸し付けて小作料を取り立てるだけで、自らは農業にたずさわらない土地所有者。日本では、第二次大戦後の農地...
きせい‐せいとう【既成政党】
政策をもってすでに活動している政党。特に、議会に議席を有している政党。
きせい‐せん【棋聖戦】
1 囲碁の七大タイトル戦の一。昭和51年(1976)創設。決勝戦は七番勝負で行われ、勝者は棋聖のタイトルを手にする...
きせい‐せん【規制線】
1 警察や消防などが、捜査や現場保存、また消火活動や安全確保などのために設定する、一般人の立ち入りを禁じる区域の境...
きせい‐そう【気生藻】
陸上の岩、樹皮、葉の表面に付着して生育する藻類。コンクリート、ブロック塀、ガードレールなどの人工物に付着する種も知...
きせい‐ちゅう【寄生虫】
1 寄生生活をする小動物。体内に寄生する回虫・蟯虫(ぎょうちゅう)・肺吸虫・条虫などの内部寄生虫と、体表に寄生する...
きせいちゅう‐びょう【寄生虫病】
寄生虫が体内に寄生したために起こる病気。回虫症・鉤虫(こうちゅう)症・日本住血吸虫症・肝吸虫症など。
きせい‐どうとく【既成道徳】
社会一般に通用している道徳的判断や慣習。
きせい‐どうめい【期成同盟】
同じ目標の実現に向かって、結束して活動する人々の組織。
きせい‐ばえ【寄生蠅】
ヤドリバエの別名。
きせい‐ばち【寄生蜂】
ハチのうち、他の昆虫やその卵に産卵し、卵からかえった幼虫がそれを食べて成長するもの。タマバチ・コバチ・ヒメバチ・コ...
きせい‐ひょうしき【規制標識】
道路標識の一。禁止、規制、制限等の内容を知らせるもの。「駐車禁止」「警笛鳴らせ」「徐行」など。
きせい‐ひん【既製品】
既製の品物。出来合いの品。
きせい‐ふく【既製服】
既製の洋服。注文服に対して、出来合いの量産品をいう。
きせい‐ほんせん【紀勢本線】
三重県の亀山から新宮(しんぐう)を経て和歌山市に至るJR線。紀伊半島を海岸沿いに走る。昭和34年(1959)全通。...