き‐そく【羈束】
[名](スル)つなぎしばること。自由を束縛すること。拘束。「人世に—せられんことは」〈藤村・春〉
き‐そく【驥足】
《「驥」は足の速い馬の意》すぐれた才能。才能のすぐれた人。
きそく‐えいせい【規則衛星】
惑星周囲の円盤から形成された衛星。惑星の自転方向と同じ向きに公転し、離心率が小さいものが多い。⇔不規則衛星。
きそく‐えんえん【気息奄奄】
[ト・タル][文][形動タリ]息が絶え絶えになって、今にも死にそうなさま。また、物事が今にも滅びそうな状態にあるさ...
きそく‐こうし【規則格子】
⇒超格子
きそく‐しょ【規則書】
学校・団体などの規則を書きしるしたもの。
きそく‐しょぶん【羈束処分】
法規の執行にあたり、行政庁の自由裁量の認められない処分。→裁量処分
きそく‐せいていけん【規則制定権】
国会の両議院や最高裁判所が、憲法に定められている範囲の事項に関する規則を制定することができる権限。 [補説]最高裁...
きそく‐ただし・い【規則正しい】
[形][文]きそくただ・し[シク]一定のきまりに従って、物事がきちんと行われるさま。「—・い生活」「—・く並べる」
きそ‐くっさく【基礎掘削】
ダムを支える土台となる岩盤を露出させるために、河床やダムの側面を掘削し、土砂や柔らかい岩盤などを取り除くこと。
きそく‐てき【規則的】
[形動]一定のきまりに従っているさま。規則正しいさま。「—な変化」
きそく‐どうし【規則動詞】
ある一定の形で規則的に語尾が変化する動詞。例えば、日本語では変格活用に対して正格に活用する動詞。→不規則動詞
きそく‐りょく【羈束力】
裁判が、その言い渡しをした裁判所に対してもつ拘束力。裁判所は一旦言い渡した判決などを自ら取り消したり、撤回したりで...
驥足(きそく)を展(の)ば・す
《「蜀志」龐統伝から》 1 優秀な素質をもっている人が、その才能を存分に現す。「二人は秀才だったにも拘らず…その—...
きそ‐けしょうひん【基礎化粧品】
肌の調子を整えたり、肌の健康を保つために用いる化粧品。洗顔料・クレンジングクリーム・美容液・化粧水・乳液・パックな...
きそ‐けんきゅう【基礎研究】
特別な応用・用途を直接に考慮することなく自然世界を追究し、仮説・理論の形成や新しい自然認識を得るために行われる理論...
き‐そげ【着殺げ】
着古し。古着。→着類(きるい)着殺げ「ないもせぬ親の—まで打ちまげて」〈浮・世間猿〉
きそ‐こうじ【基礎工事】
建造物の基礎をつくるための工事。
きそ‐こうじょ【基礎控除】
課税所得金額を算定するときに、すべての対象者に対して総所得金額から一律に一定の金額を控除すること。また、その控除金額。
きそ‐こまがたけ【木曽駒ヶ岳】
木曽山脈にある駒ヶ岳の通称。木曽駒。
きそ‐ごい【基礎語彙】
ある言語の学習に基本となる語彙。また、人間の言語に共通して不可欠と思われる語彙。土居光知の選び出した1100語の「...
きそ‐さんぎょう【基礎産業】
「基幹産業」に同じ。
きそ‐さんせん【木曽三川】
木曽川・長良川・揖斐川(いびがわ)の総称。
きそ‐さんどう【木曽桟道】
木曽路の上松(あげまつ)と福島との間にあった桟道。木曽の桟(かけはし)。
きそ‐さんみゃく【木曽山脈】
長野県南西部、木曽谷と伊那(いな)盆地との間に連なる山脈。最高峰は駒ヶ岳の標高2956メートル。中央アルプス。
きそ‐しっかん【基礎疾患】
ある病気や症状の原因となる病気。例えば、高血圧症・高脂血症・糖尿病は虚血性心疾患の基礎疾患とされる。
きそ‐じ【木曽路】
中山道(なかせんどう)の、鳥居峠付近から馬籠(まごめ)峠に至る間をいう。奈良時代の初めに開かれ、江戸時代には贄川(...
きそ‐じちたい【基礎自治体】
国の行政区画の最小単位。日本では、市町村と特別区(東京23区)がこれにあたる。市区町村。
きそ‐じょう【起訴状】
被告人の氏名、公訴事実、罪名などを記載し、検察官が公訴を提起する意思を表示した文書。
きそじょう‐いっぽんしゅぎ【起訴状一本主義】
検察官が公訴を提起する際、裁判所に起訴状だけを提出し、裁判官に事件についての予断をいだかせるような書類・証拠物など...
きそ‐せいさん【基礎生産】
生物学で、緑色植物が光合成を行って有機物を作り出すこと。海洋学では、植物プランクトンによって行われるものをいう。
きそせいぶつがく‐けんきゅうじょ【基礎生物学研究所】
自然科学研究機構を構成する大学共同利用機関の一つ。分子・細胞レベルでの生物現象の解明を目指し、細胞生物学・発生生物...
きそ‐そうとう【起訴相当】
検察審査会が議決する審査結果の一。検察官が不起訴とした事件について、検察審査会が起訴を相当と認める場合、審査員の3...
きそ‐たいおん【基礎体温】
基礎代謝が行われている状態のときの体温。普通は朝、目を覚ました直後に舌下で計る。女性では、排卵後に体温の上昇がみら...
きそたいおん‐けい【基礎体温計】
基礎体温を測定するための体温計。一般的なものよりも目盛りが細かい。多く、女性が受胎調節や健康管理のために使用するこ...
きそ‐たいしゃ【基礎代謝】
生命を維持するために必要な最小のエネルギー。基礎代謝量は成人で1日1200〜1500キロカロリー、1日の消費エネル...
きそ‐たいじゅう【基礎体重】
⇒ドライウエイト1
きそ‐だに【木曽谷】
長野県南西部、木曽川上流の渓谷。また、それに沿う地域。木曽桟道跡や、寝覚の床がある。
き‐そつ【既卒】
すでに学校を卒業していること。卒業予定者または新卒に対して言う。「—者」
きそ‐づ・ける【基礎付ける】
[動カ下一][文]きそづ・く[カ下二]物事に基礎を与える。根拠を与える。「多年の研究に—・けられた理論」
きそ‐ていすう【基礎定数】
⇒普遍定数
きそ‐てき【基礎的】
[形動]物事の基礎に関連するさま。「—な知識が問われる」「—な研究」
きそてき‐ざいせいしゅうし【基礎的財政収支】
⇒プライマリーバランス
きそ‐でんげん【基礎電源】
⇒ベースロード電源
きそ‐ねんきん【基礎年金】
昭和61年(1986)から実施された年金制度改正により、全国民を対象に適用される国民年金のうち、共通に支給される定...
きそねんきん‐ばんごう【基礎年金番号】
従来別々であった国民年金(10桁)・厚生年金(10桁)・共済年金(8桁か14桁)の加入者番号を国民年金方式で統一し...
きそ‐の‐かけはし【木曽の桟】
⇒木曽桟道
きそ‐の‐ごぼく【木曽の五木】
木曽地方から産する5種の良木。ヒノキ・サワラ・クロベ・コウヤマキ・アスナロをさす。木曽五木。
キソノス‐とう【キソノス島】
《Kythnos/Κύθνος》⇒キトノス島
きそ‐はじめ【着衣始め】
江戸時代、正月三が日のうちの吉日に、新しい衣服を初めて着ること。また、その儀式。《季 新年》