き‐ぶ【基部】
土台の部分。ねもとの部分。「柱の—」
きぶ・い
[形][文]きぶ・し[ク]《中世・近世上方語》 1 厳格である。「—・い人でよく清規を行はれたぞ」〈百丈清規抄・四...
き‐ぶく【忌服】
近親者が死亡したとき、一定期間喪に服すること。服忌(ぶっき)。
き‐ぶくりん【黄覆輪】
「金覆輪(きんぷくりん)」に同じ。
き‐ぶくれ【着膨れ/着脹れ】
[名](スル)厚着をしてからだがふくれること。「—ラッシュ」《季 冬》「—のおろかなる影曳くを恥づ/万太郎」
き‐ぶく・れる【着膨れる/着脹れる】
[動ラ下一][文]きぶく・る[ラ下二]厚着をして、からだがふくれるほどになる。「—・れるほど着込む」
キブ‐こ【キブ湖】
《Lake Kivu》アフリカ中央部、ルワンダとコンゴ民主共和国の国境に位置する湖。大地溝帯の一部をなす。標高約1...
き‐ぶさい【気塞い】
[形動]《「きふさぎ」の音変化。近世語》心のさわりになるさま。気にかかるさま。→気ぶっせい「両人を片付けさせば、跡...
き‐ぶし【木五倍子/木付子】
キブシ科の落葉低木。山野に自生。葉は卵形で先がとがる。雌雄異株。春、葉よりも先に、黄色い花を穂状につける。果実はタ...
きぶし‐ねんど【木節粘土】
亜炭層の下にある層状の粘土。灰色または暗褐色で、中に炭化した木片を含む。愛知県瀬戸地方などに分布。耐火材・陶磁器の原料。
き‐ぶしょう【気無性/気不精】
[名・形動]気が重くて、ものういこと。また、そのさま。「—に成りて、次第に顔の色の青きを」〈一葉・われから〉
き‐ぶっせい【気ぶっせい】
[形動]《「きぶさ(気塞)い」の音変化》気づまりなさま。「差向いになると多少—には違いなかったけれども」〈漱石・行人〉
き‐ぶつ【木仏】
1 木彫りの仏像。きぼとけ。 2 感情の冷ややかな、情愛のうすい人。木石漢。
き‐ぶつ【奇物】
1 珍しい品。不思議な物。 2 奇人。
き‐ぶつ【器物】
うつわ。また、器具・道具類の総称。
キブツ
《ヘブライ語のqibus(集団の意)から》イスラエル国の農業共同体。私有制を否定し、運営・生産・教育などを共同で行う。
木仏(きぶつ)金仏(かなぶつ)石仏(いしぼとけ)
人情や風流を解しない人、また、融通のきかない人のたとえ。
きぶつそんかい‐ざい【器物損壊罪】
⇒器物損壊等罪
きぶつそんかいとう‐ざい【器物損壊等罪】
他人の所有物を損壊するなどして、その価値を減少・滅失させる罪。刑法第261条が禁じ、3年以下の懲役または30万円以...
きぶつはそん‐ざい【器物破損罪】
⇒器物損壊等罪
き‐ぶとり【着太り】
[名](スル) 1 厚着して、太って見えること。着ぶくれ。 2 衣服を着ると、実際より太って見えること。「—するた...
キブド
コロンビア西部、チョコ県の都市。アトラト川上流部、メデリンなどの内陸部諸都市を結ぶ水運の起終点に位置する。周辺には...
きぶね【貴船】
京都市左京区鞍馬の地名。
きぶね‐がわ【貴船川】
京都市左京区の貴船神社付近を流れ、鞍馬川に合流する川。[歌枕]
きぶね‐ぎく【貴船菊】
シュウメイギクの別名。貴船山に多い。《季 秋》「菊の香や垣の裾にも—/秋桜子」
きぶね‐じんじゃ【貴船神社】
京都市左京区にある神社。祭神は闇龗神(くらおかみのかみ)、高龗神(たかおかみのかみ)。古くから祈雨・止雨の神として...
きぶね‐まつり【貴船祭】
6月1日に行われる京都貴船神社の祭礼。もと陰暦4月と11月の1日に行われ、4月の祭礼では付近に生える虎杖(いたどり...
きぶね‐やま【貴船山】
京都市左京区の山。標高700メートル。東麓に貴船神社があり、東の鞍馬山と対する。
き‐ぶり【木振り】
木の幹や枝の格好。「—がいい」
キブリ‐モスク
⇒チブリモスク
キブロン
フランス西部、ブルターニュ地方、モルビアン県の港町。かつてイワシ漁が盛んだったが、現在は夏季の観光保養地として知ら...
き‐ぶん【気分】
1 快・不快など、ある期間持続する、やや漠然(ばくぜん)とした心身の状態。 ㋐ある状況によってもたらされる、その時...
き‐ぶん【奇聞】
珍しいうわさ。変わった話。
き‐ぶん【紀文】
紀国屋文左衛門(きのくにやぶんざえもん)の通称。
き‐ぶん【記文】
記録した文。記事文。「論文といい—といい…工風を要する事にて」〈逍遥・小説神髄〉
き‐ぶん【記聞/紀聞】
聞いた事を書くこと。また、その記録。聞き書き。「西洋—」
き‐ぶん【機分】
1 生まれつきの性質や才能。気質。器量。「その子、獅子の—あれば」〈太平記・一六〉 2 時のいきおい。機運。「末世...
きぶん‐しょうがい【気分障害】
躁病・鬱病(うつびょう)・躁鬱病(そううつびょう)など、気分の変調が持続することによって、苦痛を感じ、日常生活に支...
きぶんじゅんかんせい‐しょうがい【気分循環性障害】
双極性障害のうち、軽い鬱状態と軽い躁状態が2年以上続くものをいう。
きぶん‐てんかん【気分転換】
今までとは別の気分になること。気分を切り替えること。「—に散歩でもしないか」
きぶんはピカレスク【気分はピカレスク】
浅田次郎の悪漢小説。「きんぴか」シリーズの第2作。平成5年(1993)刊。のちに「血まみれのマリア」に改題。
きぶんへんちょう‐しょう【気分変調症】
抑鬱(よくうつ)的な気分が長期にわたって続く精神疾患。鬱病より症状は軽いが、より長い経過をたどる点で区別される。抑...
きぶんへんちょうせい‐しょうがい【気分変調性障害】
⇒気分変調症
きぶん‐や【気分屋】
その時々の気分によって、言動が変わりやすい人。気まぐれな人。