きゃく‐ずき【客好き】
1 客が来るのを喜び、好むこと。また、その人。「—の一家」 2 客に好かれること。「—のする雰囲気」
きゃく‐せい【客星】
⇒かくせい(客星)
きゃく‐せき【客席】
劇場などの客の座席。
きゃく‐せん【客船】
旅客輸送用の船。旅客船(りょかくせん)。かくせん。
きゃく‐せん【脚線】
脚の輪郭の線。
きゃくせん‐び【脚線美】
女性の脚の輪郭が表す曲線の美しさ。
きゃく‐ぜん【客膳】
客に出す食事。また、その膳。
きゃく‐そう【客窓】
⇒かくそう(客窓)
きゃく‐そう【客僧】
1 旅の僧。旅僧。かくそう。 2 他の寺に身を寄せている僧。また、法談などのため招かれた僧。かくそう。
きゃく‐そう【客層】
顧客になる人たちの階層。性別・年齢・職業・所得などによって区分する。
きゃく‐たい【却退/卻退】
[名](スル)後退すること。退歩すること。「在昔に比較すれば更に数歩—せり」〈津田真道・明六雑誌四二〉
きゃく‐たい【客体】
1 主体の認識・行為などの対象となるもの。かくたい。⇔主体。 2 意識から独立して存在する外界の事物。客観。かくたい。
きゃく‐たんか【客単価】
客一人当たりが、一回の買い物、飲食などで支払った平均金額。「ネットショップで—を上げる方法」
きゃく‐だたみ【客畳】
茶室で、客の座る畳。
きゃく‐だね【客種】
店・興業場などに来る客の種類。客筋(きゃくすじ)。客層。「—が変わる」
きゃく‐ちゅう【脚注/脚註】
書物などの本文の下に付された注。フットノート。⇔頭注。
きゃく‐づとめ【客勤め】
[名](スル)商売として客の相手をすること。
きゃく‐でん【客殿】
貴族の家や寺院などで、客を接待するために造られた建物。または、広間。
きゃく‐とう【脚湯】
両足だけを湯にひたしてあたためる温浴法。また、その湯。あしゆ。
きゃく‐ど【客土】
1 耕地の土壌改良のため、他から性質の異なる土を運んで混入すること。また、その土。いれつち。かくど。 2 旅先の土...
きゃく‐どめ【客止(め)】
[名](スル)劇場などで、満員のために客の入場を断ること。札(ふだ)止め。「満員—」
きゃく‐ひき【客引き】
[名](スル)旅館・バー・キャバレーなどで、客に声をかけて誘い入れること。また、それを仕事とする人。客取り。→客待ち1
きゃく‐ふ【脚夫】
1 「運脚(うんきゃく)」に同じ。 2 荷物の運送などに当たる労働者。 3 郵便配達人の古い言い方。
きゃく‐ぶ【客部】
文中で、客語とそれを修飾する修飾語からなる部分。
きゃく‐ぶ【脚部】
脚(あし)の部分。
きゃく‐ぶん【客分】
客として扱うこと。また、その扱いを受ける人。「—としての待遇」
客(きゃく)発句(ほっく)に亭主(ていしゅ)脇(わき)
連歌や連俳で、客に発句をよませ、主人が脇句をつけること。客に花をもたせることのたとえ。
きゃく‐ほん【脚本】
演劇や映画などの仕組み・舞台装置、俳優のせりふ・動作などを記したもの。台本。本。映画・放送ではシナリオともいう。
きゃくほん‐か【脚本家】
脚本を書く人。シナリオライター。
きゃく‐ま【客間】
来客を応接する部屋。客室。
きゃく‐まち【客待ち】
[名](スル) 1 客が来るのを待つこと。多く、タクシーが駅前などで待機することや、繁華街などで風俗店の従業員が店...
きゃく‐ゆう【客遊】
[名](スル)他郷・他国に旅をすること。かくゆう。
きゃく‐よう【客用】
客のために備えておくこと。また、そのもの。「—の寝具」
きゃく‐よせ【客寄せ】
商店や興行などで、客を集めること。「—のためのショー」
きゃくよせ‐パンダ【客寄せパンダ】
⇒人寄せパンダ
きゃく‐らい【客来】
客が訪ねてくること。「表の門ががらがらとあく、—かと思うとそうでない」〈漱石・吾輩は猫である〉
きゃく‐りき【脚力】
1 ⇒きゃくりょく1 2 「かくりき(脚力)」に同じ。「宇佐大宮司公通が—とて六波羅に着く」〈盛衰記・二六〉
きゃく‐りょく【脚力】
1 歩いたり走ったりする足の力。きゃくりき。 2 ⇒かくりき(脚力)
きゃく‐ろじ【客路地】
料理屋などで、客を通すために設けた通路。
客(きゃく)を◦する
客を招いて、もてなす。「赤い飯を炊いて—◦するという相談が」〈漱石・こゝろ〉
客(きゃく)を取(と)・る
芸者や遊女が客を迎えて相手をする。
客(きゃく)を引(ひ)・く
1 遊びや宿泊の客を誘い寄せる。 2 客を招き入れる。「父は…其処で食事をすれば睡眠もするし、客も引くという風で」...