きょう‐かん【教観】
仏語。教相(きょうそう)と観心(かんじん)の二門。天台宗における理論的な教理研究の側面と実践的な修行の側面。→観心...
きょう‐かん【経函】
経文を入れる箱。経箱。
きょう‐かん【経巻】
《「きょうがん」とも》経文を記した巻物。また、経典。
きょう‐かん【郷貫】
《「貫」は戸籍の意》郷里の戸籍。本籍。また、郷里。
きょう‐かん【郷関】
故郷の国ざかい。また、郷里。「—をたちでる折」〈逍遥・当世書生気質〉
きょう‐かん【共管】
共同で管理すること。
きょう‐かんかく【共感覚】
音を聞くと色が見えるというように、一つの刺激が、それによって本来起こる感覚だけでなく、他の領域の感覚をも引き起こす...
きょうかん‐じごく【叫喚地獄】
八大地獄の第四。殺生・偸盗(ちゅうとう)・邪淫(じゃいん)・飲酒をした者が落ち、熱湯や猛火の中で苦しめられ、泣きさ...
きょうかん‐の‐じもく【京官の除目】
⇒司召(つかさめし)の除目
きょうかん‐ふくいんしょ【共観福音書】
新約聖書のうち、マタイ・マルコ・ルカの三福音書のこと。内容や構成に一致点が多く、相互に参照が可能なため、こう呼ばれる。
きょう‐が【狂画】
こっけいな絵。ざれ絵。
きょう‐が【恭賀】
うやうやしく祝うこと。謹賀。「—新年」「—新禧」
きょう‐がい【凶害/兇害】
凶悪な害。人を殺すこと。
きょう‐がい【境界】
1 各人をとりまく境遇。境涯。「これまでの不安心な—を一歩離れて」〈鴎外・阿部一族〉 2 精神・感覚の働きによりも...
きょう‐がい【境涯】
この世に生きていく上でおかれている立場。身の上。境遇。「不幸な—」
きょう‐がい【驚駭】
[名](スル)非常に驚くこと。驚愕(きょうがく)。けいがい。「誰か其長足の進歩に—せざるものあらんや」〈福沢・学問...
きょう‐がかり【京掛(か)り】
⇒上掛(かみが)かり
きょう‐がく【共学】
[名](スル)男女が同じ学校、同じ教室で一緒に学ぶこと。「男女—」→別学
きょう‐がく【京学】
1 江戸時代、京都に発達した儒学。藤原惺窩(ふじわらせいか)らの学派や堀川学派など。 2 江戸時代、地方から京都に...
きょう‐がく【教学】
[名](スル) 1 教えることと学ぶこと。教育と学問。 2 それぞれの宗教・宗派の立場から、自らの宗教を研究する学問。
きょう‐がく【郷学】
⇒ごうがく(郷学)
きょう‐がく【驚愕】
[名](スル)非常に驚くこと。驚駭(きょうがい)。「市中を—させた事件」 [補説]曲名別項。→驚愕
きょうがく【驚愕】
《原題、The surprise》ハイドンの交響曲第94番ト長調の通称。1791年作曲。ロンドン交響曲の一。通称は...
教学(きょうがく)相(あい)長(ちょう)ず
《「礼記」学記から》人に教えることと師から学ぶこととは相補い合うもので、両方を経験してはじめて学業も向上する。
きょうがく‐きょく【教学局】
昭和12年(1937)に設置された文部省の外局。教育全般の戦時体制への即応、国家思想の高揚などを目的とした。
きょうがく‐の‐いえ【驚愕の家】
《House of Wonders》タンザニア東部、ザンジバル島の都市ザンジバルシティーにある宮殿。旧市街ストーン...
きょう‐がくぶち【狭額縁】
液晶テレビ・スマートホン・パソコンのディスプレーなどの画面を囲む枠の幅が狭いこと。すっきりとしたデザインになり、同...
きょう‐がし【京菓子】
京都で作られる菓子。また、京風の菓子。
きょう‐が‐しま【経島】
平清盛が大輪田泊(おおわだのとまり)(現在の神戸港)に築いた波浪よけの島。一切経を記した石を埋めて工事したという。...
きょう‐がた【京方】
1 京都方面。京の方角。「我もとは上下の行所なりければ、もし—の者あるやとて」〈義経記・三〉 2 京にある朝廷の味...
きょう‐がのこ【京鹿の子】
1 京都で染めた鹿の子絞り。 2 和菓子の一。紅餡の外側を白隠元豆などで覆った鹿の子餅。 3 バラ科の多年草。シモ...
きょうがのこ【京鹿子】
石橋思案の小説。明治27年(1894)刊。
きょうがのこむすめどうじょうじ【京鹿子娘道成寺】
歌舞伎舞踊。長唄。藤本斗文作詞、杵屋作十郎・杵屋弥三郎作曲。宝暦3年(1753)江戸中村座で初世中村富十郎が初演。...
興(きょう)が乗(の)・る
おもしろさを感じて夢中になる。
きょう‐が‐ひ【今日が日】
今日という日。「—まで考えたことがなかった」
きょう‐がま【京釜】
室町末期、京都三条釜座(かまんざ)で作られた茶釜。無文で滑らかな肌の優美なもの。
きょう‐がみ【経紙】
写経の用紙。きょうし。
きょう‐が‐みさき【経ヶ岬】
京都府北西部、丹後半島北東端にある岬。若狭(わかさ)湾口西側に位置し、近畿地方の最北端。岬付近は海食による断崖で海...
きょう‐が・る【興がる】
[動ラ五(四)] 1 興味を示す。おもしろがる。「一座の—・るような話を持ち掛けて」〈谷崎・異端者の悲しみ〉 2 ...
興(きょう)が湧(わ)・く
おもしろさを感じる。
きょう‐がわら【経瓦】
⇒瓦経
きょう‐がん【強顔】
[名・形動]あつかましいこと。また、そのさま。厚顔。「この男の—なることよ」〈鴎外訳・即興詩人〉
きょう‐がん【競願】
[名](スル)ある事柄の許可をめぐり、複数の個人または法人が官公署などに願い出ること。「私鉄二社が鉄道敷設を—する」
きょう‐がん【響岩】
火山岩の一。アルカリ長石・霞石(かすみいし)などを主成分とし、少量の有色鉱物を含み、暗緑色または暗灰色をした緻密(...
きょう‐き【凶器/兇器】
人を殺傷するために用いられる道具。また、人を殺傷したときに用いられた道具。刀剣・銃・棒など。
きょう‐き【狂気】
気が狂っていること。また、異常をきたした精神状態。「—の沙汰」
きょう‐き【狂喜】
[名](スル)異常なまでに喜ぶこと。「合格通知に—する」「—乱舞」
きょう‐き【侠気】
弱い者を助けようとする気性。おとこぎ。「—に富んだ人」
きょう‐き【狭軌】
鉄道線路の軌間が標準軌間より狭いもの。JRでは新幹線を除くほとんどの在来線に使用し、1067ミリのものが多い。→広軌
きょう‐き【強記/彊記】
[名](スル)記憶力がすぐれていること。また、よく記憶すること。「博覧—」「牡牛は驢馬の忠告を—し」〈永峰秀樹訳・...