きん‐こ【金海鼠】
ナマコ目キンコ科の棘皮(きょくひ)動物。浅海にすむ。体は長楕円形で、体長約20センチ、灰褐色のものが多い。前端の口...
きん‐こ【今古】
今と昔。古今(ここん)。今昔。
きん‐こ【近古】
1 ちかい昔。 2 歴史上の時代区分の一。中古と近世の間。ふつう日本では鎌倉時代・室町時代をさす。中世。
きん‐こ【金庫】
1 金銭・財宝を保管するための倉庫。かねぐら。 2 現金・重要書類・貴重品などを盗難や火災から守り安全にしまってお...
きん‐こ【金鼓】
1 鉦(しょう)と太鼓。「—を打って見聞(けんもん)の衆を集め給ふ」〈太平記・二四〉 2 戦陣で命令の伝達に用いる...
きん‐こ【禁錮/禁固】
[名](スル) 1 一室に閉じ込めて、外へ出るのを許さないこと。「罰として、土蔵の中に文緒を—するつもりなのであっ...
きん‐こう【均衡】
[名](スル)二つまたはそれ以上の物事の間で、力や重さなどの釣り合いがとれていること。バランス。「—が崩れる」「—...
きん‐こう【近郊】
都市周辺の地域。
きん‐こう【欣幸】
幸せに思って喜ぶこと。「—の至り」
きん‐こう【金口】
1 雄弁で、りっぱな意見を言う人の口。また、りっぱな言葉。 2 器物の口の部分が金属になっているもの。 3 ⇒こん...
きん‐こう【金工】
金属に細工をする工芸。また、その職人。
きん‐こう【金光】
黄金の光。金色の光。
きん‐こう【金鉱】
1 金を含んでいる鉱石。 2 金のとれる鉱脈や鉱山。
きん‐こう【欽仰】
⇒きんぎょう(欽仰)
きん‐こう【錦江】
朝鮮半島南部、小白山脈に源を発し、群山の北で黄海に注ぐ川。韓国第2の大河。長さ402キロ。クムガン。
きん‐こう【謹厚】
[名・形動]つつしみ深く、まじめで温厚なこと。また、そのさま。「—な人柄」
きんこう‐か【金紅花/金光花】
キンコウカ科の多年草。本州中部以北の高山などの湿原に群生。高さ20〜50センチ。葉は線形で、根から2列に重なって出...
きんこう‐けい【近交系】
近親交配を繰り返し、形質の異なる個体を分離することによって作り出された、遺伝的に均一な動植物の個体群。ほとんどの遺...
きんこう‐けいすう【近交係数】
近親交配の程度を表す指標。ある個体の二つの相同遺伝子1が共通の祖先の同一の遺伝子に由来する確率。固定指数。F値。
きんこう‐ざいせい【均衡財政】
経常支出総額が経常収入総額に等しい財政状態。
きんこうしゅく‐しょう【筋拘縮症】
筋肉組織の一部が破壊されて変性し、運動機能に障害が起こる疾患。日本では、乳児期に受けた筋肉注射が原因で、大腿四頭筋...
きん‐こうじゃくせい【近交弱勢】
近親交配により、両親よりも繁殖力や抵抗性などが低下すること。
きんこうせいび‐くいき【近郊整備区域】
市街地近郊の無秩序な市街地化を防止するため、計画的に市街地として整備する必要がある区域として、国土交通大臣が近畿圏...
きんこうせいび‐ちたい【近郊整備地帯】
市街地近郊の無秩序な市街地化を防止するために、市街地の整備と緑地の保全を計画的に行う必要がある区域として、国土交通...
きんこう‐せき【金紅石】
二酸化チタンからなる鉱物。赤・青・紫・黒・褐色などで、ふつうは柱状結晶。正方晶系。火成岩や変成岩に含まれる。人工結...
きんこう‐せんにん【琴高仙人】
中国、周代の趙(ちょう)の仙人。琴の名手で、鯉(こい)を巧みに乗りこなしたという。故事人物画の画題として知られる。
きんこう‐たいか【近交退化】
近親交配を繰り返すことによって繁殖能力が低下したり、異常な形質が出現したりすること。近親交配では両親から同じ対立遺...
きんこうたい‐げんしょう【菌交代現象】
⇒菌交代症
きんこうたい‐しょう【菌交代症】
抗生物質を用いて治療した際、それに感受性をもつ細菌が減少・死滅しても、耐性をもつ細菌や真菌が異常増殖して新たに別の...
きんこう‐のうぎょう【近郊農業】
都市の近郊で行われる農業。都市生活と密接に結びつき、野菜・花卉(かき)・植木・鶏卵などの小規模・集約的農業が多い。
きんこう‐もくぜつ【金口木舌】
《「論語集注」八佾(はちいつ)から》言論によって社会の人々を指導する人物。木鐸(ぼくたく)。
きんこう‐よさん【均衡予算】
経常支出総額が経常収入総額に等しい予算。
きんこう‐りろん【均衡理論】
経済諸変数の間の相互関係が均衡状態にあるとき、需要と供給とがある価格水準において等しくなる場合など、そのような安定...
きんこう‐わん【錦江湾】
鹿児島湾の別名。→霧島錦江湾国立公園
きんこ‐かぶ【金庫株】
株式会社が自社の既発行株式を取得し、消却せずに資産として保有している株式。自己株式。貯蔵株。 [補説]従来、日本の...
きんこ‐かん【禁錮監/禁固監】
旧監獄法で規定されていた監獄の種類の一つで、禁錮の刑に処せられた者を拘禁する場所。刑務所がこれにあたる。 [補説]...
きんこきかん【今古奇観】
中国、明代末の短編小説集。40巻。抱甕(ほうおう)老人編。「三言(さんげん)」「二拍(にはく)」から40編を選んだ...
きん‐こく【金穀】
金銭と穀物。「地頭を置きて地方の—を取扱はしめ」〈田口・日本開化小史〉
きん‐こく【謹告】
つつしんで申し上げること。公示や広告文の冒頭に用いる語。
きん‐こく‐もく【金剋木】
五行説で、金性が木性に剋(か)つこと。
きんこしだん【近古史談】
江戸後期の歴史書。4巻。大槻磐渓(おおつきばんけい)著。元治元年(1864)刊。近世初頭の武将の逸話などを集め、論...
きん‐こじ【金巾子】
1 金箔(きんぱく)を押した巾子紙(こじがみ)。 2 「金巾子の冠(かんむり)」の略。
きんこじ‐の‐かんむり【金巾子の冠】
纓(えい)の揺れをおさえるために金巾子をつけた冠。もと、天皇が日常かぶっていたもの。金の冠。
きん‐こじり【金鐺】
金や金銅などで飾った鐺。
きん‐こつ【金骨】
世俗を超越した風格。仙骨。「先聖必ずしも—に非ず」〈正法眼蔵随聞記・一〉
きん‐こつ【筋骨】
筋肉と骨格。転じて、からだつき。「—たくましい青年」「—隆々」
きんこつ‐がた【筋骨型】
クレッチマーの分類による体型の一。充実した躯幹(くかん)と大きな四肢とを持つ体型。粘着質の気質の者が多いとされる。...
きんこ‐ばん【金庫番】
1 金庫の番人。 2 組織の会計責任者。入出金の管理を任されている人や部門。「党の—」「会社の—」
きんこぶん‐ろんそう【今古文論争】
中国、漢代の学術界で行われた今文学派と古文学派の争い。今文派は今文、古文派は古文で書かれたテキストに依拠し、それぞ...
きんこ‐りゅう【琴古流】
尺八の流派の一。初世黒沢琴古が明和(1764〜1772)のころ創始。都山(とざん)流とともに二大流派をなす。