きん‐せい【均勢】
複数の勢力のつりあいがとれていること。「列強が—を保つ」
きん‐せい【均整/均斉】
全体的につりあいがとれて整っていること。「—のとれた体型」
きん‐せい【近世】
1 現代に近い時代。また、近ごろの世の中。 2 歴史の時代区分の一。近代と区別していうときに使う。 ㋐日本史では安...
きん‐せい【金声】
1 鐘や鉦(しょう)などの音色。 2 美しい声。また、貴重な文章。「—の序文は得るも易かりぬべきを」〈鶉衣・笠の次手序〉
きん‐せい【金星】
太陽系の2番目の惑星。地球の軌道のすぐ内側にあり、太陽との平均距離は1億820万キロすなわち0.7233天文単位、...
きん‐せい【金製】
金で作ること。また、そのもの。
きん‐せい【禁制】
[名](スル)《古くは「きんぜい」》ある行為を禁じること。また、その法規。「男子—」
きん‐せい【謹製】
心をこめ、つつしんで作ること。また、その製品。多く、食品の製造業者が用いる。
きんせいおうだん‐しょうわくせい【金星横断小惑星】
公転軌道が金星の軌道と交差する小惑星の総称。近日点と遠日点が金星の軌道よりそれぞれ内側と外側に位置する。代表的なも...
きんせいきじんでん【近世畸人伝】
江戸中期の伝記集。5巻。伴蒿蹊(ばんこうけい)著。寛政2年(1790)刊。続編5巻は三熊花顛(みくまかてん)著。同...
きんせい‐ぎょくしん【金声玉振】
《古代中国で、音楽を合奏するとき、初め鐘を鳴らし、終わりに磬(けい)を打って一区切りとした故事から》知徳が備わって...
きん‐せいけん【筋生検】
筋肉の一部を切り取って筋組織の状態を調べること。筋ジストロフィーや皮膚筋炎などの診断に用いられる。
きんせい‐げんり【禁制原理】
⇒パウリの原理
きんせい‐ご【近世語】
国語史で、江戸時代の言語。およそ享保(1716〜1736)または宝暦(1751〜1764)ごろを境に前・後期に二分...
きん‐せいざい【金製剤】
金の有機化合物を原料とする、抗リウマチ薬の一つ。金チオリンゴ酸ナトリウム・金チオグルコース・オーラノフィンなど。作...
きんせい‐し【近世史】
近世の歴史。→近世2
きんせい‐しょく【金星食/金星蝕】
地球から見て、金星が月に隠される現象。
きんせい‐ずいまくえん【菌性髄膜炎】
《「髄膜炎菌性髄膜炎」の略》⇒流行性髄膜炎
きんせい‐せき【菫青石】
鉄・マグネシウム・アルミニウムを含む珪酸塩(けいさんえん)鉱物。無色・菫(すみれ)色・淡青色でガラス光沢がある。斜...
きんせい‐せん【禁制線】
原子・分子・原子核などにおけるエネルギー準位間で、普通ではほとんど起こりえない遷移が特殊条件下で起こり、光子が放出...
きんせい‐せんい【禁制遷移】
原子・分子・原子核などにおけるエネルギー準位間で、普通ではほとんど起こりえないはずが、ある特殊条件下でわずかに起こ...
きんせい‐たい【禁制帯】
結晶のバンド構造の中で、電子が存在できない領域。絶縁体と半導体の場合、価電子帯の電子を励起して禁制帯のエネルギー幅...
きん‐せいたん【金聖嘆】
[?〜1661]中国、明末・清初の文芸評論家。呉県(江蘇省)の人。名は人瑞(じんずい)。聖嘆は号。「離騒」「荘子」...
きんせい‐ちょう【錦静鳥】
カエデチョウ科の鳥。全長約10センチ。頭が青灰色、背が暗褐色でくちばしとのどが黒い。オーストラリア原産。飼い鳥。
きんせいにほんこくみんし【近世日本国民史】
徳富蘇峰の著作。織田信長の時代から明治時代に至る日本の歴史を詳説したもの。全100巻。大正7年(1918)に起稿さ...
きんせいのきどう【金星の軌道】
《原題、(ドイツ)Hesperus-Bahnen》ヨーゼフ=シュトラウスの管弦楽によるワルツ。1870年初演。ヨー...
きんせい‐ひん【禁制品】
「禁制物」に同じ。
きんせい‐ぶつ【禁制物】
法令によって、その所有や売買が禁止されている物品。麻薬・猥褻(わいせつ)文書など。
きんせい‐ぶんがく【近世文学】
日本文学史で、安土桃山時代・江戸時代に成立した文学の総称。前期は上方、後期は江戸を中心に発達。町人階級の興隆により...
きんせいめいしょうぶものがたり【近世名勝負物語】
村松梢風による人物評伝。昭和27年(1952)、「読売新聞」にて連載開始。武道、囲碁・将棋や文壇、学術、金融の世界...
きんせいれつでんたいしょうせつし【近世列伝体小説史】
坪内逍遥と水谷不倒の共著による近世文学の評論。明治30年(1897)刊行。
きん‐せき【金石】
1 金属と石。鉱物。また、金属器と石器。 2 きわめて堅く、永久不変なもののたとえ。
きん‐せきがいこう【近赤外光】
近赤外線のこと。
きんせきがいこうせん‐めんえきりょうほう【近赤外光線免疫療法】
⇒光免疫療法
きん‐せきがいせん【近赤外線】
赤外線のうち、波長が短く、0.7〜2.5マイクロメートル程度の光線。暗視カメラの照明装置、赤外線通信、静脈認証など...
きんせき‐がく【金石学】
1 金石文の文字や文章などを研究する学問。考古学と文献史学の境界分野にあたる。 2 鉱物学の旧称。
きんせき‐の‐まじわり【金石の交わり】
《「漢書」韓信伝から》堅く結ばれた交わり。心変わりをしない友情。
きんせき‐ぶん【金石文】
金属や石に刻まれた文字や文章。刀剣・甲骨・土器などに刻んだものを含めることもある。
きんせきへいよう‐じだい【金石併用時代】
考古学上の歴史区分の一。新石器時代から青銅器時代への過渡期にあたり、石器と銅器がともに使用された時代。銅器時代。日...
きんせせつびしょうねんろく【近世説美少年録】
読本。3輯(しゅう)15冊。曲亭馬琴著。文政12年〜天保3年(1829〜1832)刊。善悪二人の美少年の対立を主と...
きん‐せつ【近接】
[名](スル) 1 近づくこと。近寄ること。接近。 2 すぐ近くにあること。「店舗に—した駐車場」「職住—」
きん‐せつ【筋節】
1 脊椎(せきつい)動物の神経胚(しんけいはい)の後期に中胚葉から生じ、将来筋肉となる部分。やがて横紋筋に分化する...
きん‐せつ【緊切】
[名・形動] 1 ぴったりとつくこと。また、そのさま。「—な関係にある」 2 差し迫って大切なこと。また、そのさま...
きんせつ‐さつえい【近接撮影】
⇒接写
きんせつ‐さよう【近接作用】
二物体が及ぼし合う力が、物体間に存在する媒質あるいは場の物理的変化を媒介として伝わること。→遠隔作用
きんせつ‐しんかん【近接信管】
目標物に近づくと起爆するように装置した信管。
きんせつば‐こう【近接場光】
光の波長よりも極めて小さい開口部などで、局所的にまとわりつくように存在する特殊な光。プリズムなどの全反射における反...
きんせつ‐もくしてんけん【近接目視点検】
橋梁やトンネルなどの土木構造物の点検法の一つ。足場や高所作業車などを利用して、触診や打音検査ができる距離まで近づき...
きんせつ‐れんせい【近接連星】
連星のうち、両天体の間隔がどちらかの天体の半径程度しか離れていないもの。互いの天体の大気の構造や進化に影響を与える...
きん‐せん【京銭】
室町時代から江戸初期にかけて流通した銭貨の一。明の南京付近で流通していた劣悪な私鋳銭が日本に流入したものといわれる...