きん‐かい【近海】
陸地に近い海。その土地に近い海域。「九州—」⇔遠海。
きん‐かい【欣快】
[名・形動]非常にうれしいこと。また、そのさま。「—に存じます」「—の至り」
きん‐かい【欣懐】
よろこばしく思うこと。また、その気持ち。
きんかい【金海】
高麗茶碗の一。朝鮮半島の慶尚南道金海で産出した御本(ごほん)茶碗。薄作りで、不透明な白色に薄赤色の斑(はん)がある...
きん‐かい【金塊】
金のかたまり。金の地金(じがね)。
きん‐かい【禁戒】
禁じ戒めること。また、その事柄。いましめ。おきて。「—を犯す」
きん‐かい【謹戒/謹誡】
[名](スル)いましめること。また、自らつつしみいましめること。「余は時々に発明してみずから—なすべきなり」〈逍遥...
きん‐かい【襟懐】
心の中。胸のうち。
きん‐かい【菌界】
生物分類上、植物・動物・原生生物とともに真核生物に属する生物の一群。カビ・キノコ・酵母などの菌類が含まれる。
きん‐かいきん【金解禁】
金貨幣または金地金の輸出禁止を解除すること。特に日本では、昭和5年(1930)浜口内閣が金の自由輸出禁止を解除し、...
きんかい‐ぎょ【近海魚】
近海で捕れる魚類。イワシ・アジ・サバ・タイなど。
きんかい‐ぎょぎょう【近海漁業】
近海で行う漁業。沿海漁業。沖合漁業。
きんかい‐くいき【近海区域】
船舶安全法施行規則に定められている航行区域の一。東経175度、東経94度、南緯11度、北緯63度の線に囲まれた水域...
きんかい‐こうろ【近海航路】
1 近海における船の通り道。 2 近海区域の旧称。
きんかい‐しじょう【金塊市場】
⇒金市場
きんかいしゅう【金槐集】
「金槐和歌集」の略。
きんかい‐そうば【金塊相場】
金市場で成立する金塊の売買相場。
槿花(きんか)一日(いちじつ)の栄(えい)
《白居易「放言」から》栄華がはかないこと。一炊の夢。槿花一朝(いっちょう)の夢。→槿花1
槿花(きんか)一朝(いっちょう)の夢(ゆめ)
「槿花(きんか)一日(いちじつ)の栄(えい)」に同じ。
きんかい‐もの【近海物】
近海でとれた魚類。
きんかいわかしゅう【金槐和歌集】
《「金」は「鎌」の偏、「槐」は大臣の意》鎌倉3代将軍源実朝の私家集。1巻。建暦3年(1213)成立か。約700首を...
きんか‐ぎょくじょう【金科玉条】
《揚雄「劇秦美新」から》最も大切な法律・規則。絶対的なよりどころとなるもの。「父の教えを—とする」
きん‐かく【巾幗】
1 中国で、女性の髪飾り。一説に、女性が喪中にかぶる頭巾とも。 2 女性。また、女性的なもののたとえ。「—詩人」
きん‐かく【金革】
1 刀剣と甲冑(かっちゅう)。武器。武具。 2 戦争。いくさ。
きん‐かく【金閣】
1 黄金で飾った高殿。また、豪華な楼閣。 2 鹿苑寺(ろくおんじ)の舎利殿の通称。
きん‐かく【菌核】
植物組織内や土壌中に菌糸が集まってできる硬い塊。松の根に生じるブクリョウなど。
きん‐かく【勤恪】
まじめに勤めること。恪勤(かくごん)。
きん‐かく【筋覚】
「筋肉感覚」の略。
きん‐かくし【金隠し】
1 大便所の切り穴の前に設けたおおい。また、そのように作られた陶製の便器。 2 鎧(よろい)の前腰にある草摺(くさ...
きんかく‐じ【金閣寺】
京都市北区にある鹿苑寺の通称。足利義満の別荘北山殿(きたやまどの)を、義満の死後、遺言により禅寺としたもの。応永4...
きんかく‐びょう【菌核病】
豆類やウリ・ナスなどに一群の子嚢(しのう)菌が寄生し、菌核を生じる病害。
きんかくほんい‐せいど【金核本位制度】
金本位制度の一。金地金(きんじきん)本位制度と金為替本位制度とをあわせた呼称。
きんかく‐わん【金角湾】
《Haliç》トルコ北西部の都市イスタンブールにある湾。ボスポラス海峡がマルマラ海とつながる南西部の出口付近から、...
きんか‐さん【金華山】
《「きんかざん」とも》宮城県の牡鹿(おしか)半島の東に位置する島。面積約9平方キロメートル、最高地点445メートル...
きんか‐ざん【金華山】
⇒きんかさん(金華山) 岐阜市北東部にある山。標高329メートル。長良川の南岸に位置し、山頂に岐阜城址がある。稲...
きんかざん‐おり【金華山織(り)】
金糸・銀糸で模様を織り出した紋ビロード。帯地や壁掛けなどに用いる。
きんかざん‐やき【金華山焼】
1 岐阜県岐阜市・各務原(かかみがはら)市周辺で産出する陶器。近年は楽焼き・抹茶器・煎茶器(せんちゃき)などの日用...
きんか‐じゅんび【金貨準備】
⇒金準備(きんじゅんび)
キンカジュー
アライグマ科の哺乳類。樹上で暮らし、体長約50センチ。尾が長く、枝などに巻きつけることができる。毛は柔らかで、褐色...
きん‐かた【金方】
資金を出す人。金主。「—があって商売をはじめた」〈鏡花・白鷺〉
きんか‐ちょう【錦華鳥/錦花鳥】
カエデチョウ科の鳥。全長約10センチ。くちばしが太く赤く、頭から背にかけて灰色。雄はほおが橙(だいだい)色、胸に黒...
きんか‐とう【金花糖/金華糖】
白砂糖を水で溶いて練り、鯛(たい)や野菜などをかたどった木型に流し入れて固め、表面を彩色した菓子。祝い事などに用い...
きんかふ【琴歌譜】
平安初期の歌謡譜本。1巻。編者未詳。万葉仮名で書かれた22首の歌詞と、その歌い方や和琴の弾き方などを示す。
きん‐かぶ【菌株】
ある単一の菌類や微生物を分離培養したもの。
きんかほんい‐せいど【金貨本位制度】
金本位制度の一。金貨が実際に流通し、その鋳造と鋳(い)つぶし、また輸出入が自由で、他の通貨との固定比率による兌換(...
きん‐かめむし【金椿象/金亀虫】
カメムシ科キンカメムシ亜科の昆虫の総称。熱帯を中心に広く分布し、緑・赤・紫などの金属光沢のある色をしたものが多い。...
きん‐からかみ【金唐紙】
壁紙用の高級和紙の一。金箔(きんぱく)や錫(すず)箔を貼った和紙を湿らせて版木(模様の型)に当て、ブラシでたたいて...
きん‐からかわ【金唐革】
唐草や花鳥などの模様に金泥を塗った装飾革。または、その模造品。袋物やタバコ入れなどに用いた。
きんからかわ‐し【金唐革紙】
⇒金唐紙
きん‐かん【近刊】
近いうちに出版されること。最近出版されたこと。また、その書物。