ぎゃく‐さいせい【逆再生】
音声や動画を逆向きに再生すること。本来は末尾にあたる部分から、開始部分にむけて再生すること。逆回し。逆回転。
ぎゃく‐さしね【逆指(し)値】
1 株式や為替などで、保有するポジションに損失が生じたときにそれを確定させ、拡大するのを防ぐための指し値。また、そ...
ぎゃく‐さつ【虐殺】
[名](スル)むごたらしい方法で殺すこと。「捕虜を—する」
ぎゃくさつきかん【虐殺器官】
伊藤計劃の長編SF小説。平成18年(2006)、第7回小松左京賞にて最終候補作となり、平成19年(2007)に刊行...
ぎゃくさつされたヨーロッパ‐の‐ユダヤじん‐の‐ため‐の‐きねんひ【虐殺されたヨーロッパのユダヤ人のための記念碑】
《Denkmal für die ermordeten Juden Europas》⇒ホロコースト記念碑
ぎゃく‐さべつ【逆差別】
社会的弱者などの優遇措置をとることにより、それ以外の人々への処遇が相対的に悪化すること。
ぎゃく‐さん【逆算】
[名](スル) 1 逆の順序で、さかのぼって計算すること。「年齢から生年を—する」 2 ある計算法とは逆の計算法。...
ぎゃく‐さんかくかんすう【逆三角関数】
三角関数の逆関数。例えば、正弦関係y=sinxの逆関数はsiny=xで、これをy=sin−1xまたは、y=arcsi...
ぎゃく‐さんかくけい【逆三角形】
底辺が上に、頂点が下に位置する三角形。
ぎゃく‐ざい【逆罪】
仏語。理にそむく、きわめて重い罪。五逆罪などがあり、無間(むけん)地獄に落ちる罪とされる。無間業。
ぎゃく‐ざや【逆鞘】
1 株式相場で、当然高くてよい銘柄が安く、当然安くてよい銘柄が高いこと。⇔順鞘(じゅんざや)。 2 中央銀行(日本...
ぎゃく‐ざん【逆産】
胎児が頭からではなく、足から産まれること。逆子(さかご)。
ぎゃく‐し【虐使】
[名](スル)無慈悲にこき使うこと。酷使。「心を—すること」〈嘉村・秋立つまで〉
ぎゃく‐しさんこうか【逆資産効果】
資産価値の下落によって消費支出が抑制されること。→資産効果
ぎゃく‐しつ【瘧疾】
「瘧(おこり)」に同じ。
ぎゃく‐しめい【逆指名】
[名](スル) 1 指名される側の者が、逆に相手を指名すること。 2 プロ野球で、選手が希望するチームに入団できる...
ぎゃく‐しゃぞう【逆写像】
数学で、集合Mから集合Nへの写像fでMの要素xに対してNの要素yが対応するとき、yに対してxを対応させた写像。
ぎゃく‐しゅ【逆取】
[名](スル)正しくない手段によって取ること。
ぎゃく‐しゅ【逆修】
仏語。 1 煩悩に身を任せ、真理から遠ざかること。⇔順修。 2 生前に、自分の死後の冥福(めいふく)のために仏事を...
ぎゃく‐しゅう【逆襲】
[名](スル)攻撃されて守勢に立っていた者が、勢いを転じて逆に相手を攻撃すること。「—に転じる」
ぎゃくしゅ‐じゅんしゅ【逆取順守】
《「史記」陸賈伝から》道理にそむいた方法で天下を取り、道理にかなった方法でそれを守ること。
ぎゃく‐しん【逆心】
主君に背く心。謀反の心。逆意。「—をいだく」
ぎゃく‐しん【逆臣】
主君に背く家来。君主を殺した臣下。げきしん。
ぎゃく‐シングル【逆シングル】
野球で、グラブを利き手の反対方向に出して、片手で打球を捕らえる動作。バックハンドキャッチ。
ぎゃくしん‐せい【逆進性】
それぞれが逆の方向に進む傾向。例えば、消費税率が上がると低所得者ほど収入に対する食料品などの生活必需品購入費の割合...
ぎゃくしん‐ぜい【逆進税】
課税標準の増加に伴って税率がしだいに低くなる税。累減税。→累進税
ぎゃく‐しんとうすい【逆浸透水】
⇒RO水
ぎゃく‐しんとうまく【逆浸透膜】
海水の淡水化や果汁の濃縮などに利用される半透膜。高濃度の溶液と低濃度の溶液を半透膜で隔て、高濃度側に浸透圧を上回る...
ぎゃくしん‐の‐げんり【逆進の原理】
光が進む途中に鏡を置くと、光がもと来た進路に沿って戻っていくという原理。
ぎゃく‐ジオコーディング【逆ジオコーディング】
緯度・経度で示された地理座標から、住所・地名・建物名・郵便番号などの情報を取得すること。また、そのための技術。リバ...
ぎゃく‐じきょくき【逆磁極期】
⇒正磁極期
ぎゃく‐じゅうでん【逆充電】
⇒リバース充電
ぎゃく‐じゅん【逆順】
1 道理にそむくことと、従うこと。順逆。 2 逆の順序。
ぎゃく‐じょう【逆上】
[名](スル)激しい怒りや悲しみなどのために、頭に血が上ること。分別をなくし取り乱すこと。「—して刃物をふるう」
ぎゃく‐すい【逆水】
逆流する水。大水などの際に、本流から支流に流れ込む水。
ぎゃくすいりょく‐そうち【逆推力装置】
飛行機の着陸時に、エンジンのガスの流れを逆方向に変えてブレーキの働きをさせる装置。
ぎゃく‐すう【逆数】
ある数との積が1となる数。2の逆数は½、⅓の逆数は3。反数。
ぎゃく‐せい【虐政】
人民を苦しめるむごい政治。
ぎゃくせい‐せっけん【逆性石鹸】
普通のものとは逆に、水中で陽イオンとなり、その部分が界面活性作用をもつ石鹸。洗浄作用は弱いが、強い殺菌力とたんぱく...
ぎゃく‐せつ【逆接】
二つの文または句の接続で、上に述べたことから予想される以外の結果が示される関係を、あえて結びつける場合をいう。例え...
ぎゃく‐せつ【逆説】
1 一見、真理にそむいているようにみえて、実は一面の真理を言い表している表現。「急がば回れ」など。パラドックス。 ...
ぎゃくせつ‐すいみん【逆説睡眠】
⇒レム睡眠
ぎゃくせつ‐てき【逆説的】
[形動]真理にそむくようでいながら、実際には真理をついているさま。また、普通とは反対の方向から考えを進めるさま。「...
ぎゃく‐せんでん【逆宣伝】
[名](スル) 1 相手の宣伝を逆に利用して、相手が不利になるような宣伝をし返すこと。また、その宣伝。 2 意図し...
ぎゃく‐ぜん【逆善】
「逆修(ぎゃくしゅ)2」に同じ。
ぎゃく‐そう【逆走】
[名](スル) 1 逆の方向に走ること。特に、高速道路などの一方通行の道で、本来とは逆方向に車を走らせること。 2...
ぎゃく‐そう【逆送】
[名](スル) 1 送り返すこと。「郵便物を差出人に—する」 2 少年法で、家庭裁判所に送致された少年事件を再び検...
ぎゃく‐そうあたりこうげき【逆総当(た)り攻撃】
不正アクセスの手法の一。利用頻度の高いパスワードを一つ設定し、複数のアカウントに対して試行すること。一つのアカウン...
ぎゃく‐ぞく【逆賊】
主君に背く者。謀反をなす者。
ぎゃく‐たい【虐待】
[名](スル)むごい扱いをすること。「動物を—する」