くる【枢】
「くるる(枢)」に同じ。「群玉(むらたま)の—にくぎ鎖し固めとし妹が心は動(あよ)くなめかも」〈万・四三九〇〉
く‐る【佝僂/痀瘻】
⇒佝僂病(くるびょう)
く・る【刳る】
[動ラ五(四)]道具を使って、物の内部や内側に穴をあける。えぐる。くりぬく。「—・って仕上げた木工容器」「襟を大き...
く・る【繰る】
[動ラ五(四)] 1 細長い物を、順に引き出して物に巻きつけたり、端から順に手元に引いてまとめたりする。たぐる。「...
く・る【呉る】
[動ラ下二]「く(呉)れる」の文語形。
く・る【暮る】
[動ラ下二]「く(暮)れる」の文語形。
くる【来る】
[動カ変][文]く[カ変] 1 空間的に離れているものが自分のいる方・所へ向かって動く。また、近づく。 ㋐こちらに...
クルアニ‐こくりつこうえん【クルアニ国立公園】
《Kluane National Park》カナダ、ユーコン準州南西部にある国立公園。カナダ最高峰のローガン山があ...
クルアン
マレーシア、マレー半島南部、ジョホール州中部の都市。ジョホールバルの北約110キロメートル、スンブロン川沿いに位置...
クルアン‐サーイ
タイの弦楽合奏。ソードゥアン・ソーウー・チャケーなどの弦楽器のほかに、縦笛のクルイやチンなどの打楽器が入る。
クルアーン
⇒コーラン
クルイロフ
[1769〜1844]ロシアの詩人。平明なロシア語により、軽妙で社会風刺に富んだ寓意(ぐうい)詩を書いた。クルイローフ。
くるい【狂い】
1 物事の状態・調子が正常でないこと。「計器に—が生じる」「一分(いちぶ)の—もなく組み立てる」 2 物事が予定・...
クルイ
竹製の縦笛。タイのクルアンサーイやマホーリーの合奏などに用いられる。歌口の構造はリコーダー式で、音域により3種に分...
くるい‐ざき【狂い咲き】
1 季節外れに花が咲くこと。また、その花。狂い花。返り咲き。《季 冬》 2 (比喩的に)盛りを過ぎたものが、ある一...
くるい‐じに【狂い死に】
[名](スル)発狂して死ぬこと。また、もだえ苦しんで死ぬこと。狂死(きょうし)。
くるい‐ばな【狂い花】
「狂い咲き」に同じ。《季 冬》
くるい‐もの【狂い物】
⇒物狂い能
くる・う【狂う】
[動ワ五(ハ四)] 1 精神の正常な調和がとれなくなる。気が違う。気がふれる。「気が—・う」「—・ったようにわめく...
くるう‐ごじゅうど【狂う五十度】
《furious fifties》南緯50度から60度にかけての暴風圏をさす俗称。南極海を航行する船には、常に西か...
くるえるたましい【狂える魂】
《原題、(フランス)L'Âme en folie》キュレルの戯曲。3幕。1919年、パリで初演。
クルエーン‐こくりつこうえん【クルエーン国立公園】
《Kluane National Park》⇒クルアニ国立公園
くるおし・い【狂おしい】
[形][文]くるほ・し[シク]今にも気が狂いそうに、心が乱れている。「—・いまでのあこがれ」 [派生]くるおしげ[...
くるお・す【狂ほす】
[動サ四]狂ったような行いをさせる。狂わせる。「少名御神(すくなみかみ)の神寿(かむほ)き寿き—・し」〈記・中・歌謡〉
クルカ‐こくりつこうえん【クルカ国立公園】
《Nacionalni park Krka》クロアチア南部にある国立公園。ダルマチア地方の都市シベニクの北西部、ク...
クルク
クロアチア西部、アドリア海に浮かぶクルク島の町。同島南西岸に位置し、最も人口が多い。城壁に囲まれた旧市街には、中世...
クルク‐とう【クルク島】
《Krk》クロアチア西部の島。アドリア海に浮かぶ島の中で最も大きく、最北端に位置する。本土と長さ1430メートルの...
クルクミン
ポリフェノールの一。ウコン(ターメリック)に含まれる鮮やかな黄色の色素であり、着色料として利用される。化学式C21...
クルクリン
東南アジア原産のキンバイザサ科の植物クルクリゴの実に含まれるたんぱく質。味覚器官に採用し、一時的に酸味を甘味に感じ...
くる‐くる
[副] 1 物が軽く続いて回るさま。「—(と)回る風車」 2 いく重にも巻きつけるさま。また、まるめるさま。「包帯...
くるくる‐ぱあ
[名・形動]「ぱあ3」を強調した語。
くるし・い【苦しい】
[形][文]くる・し[シク] 1 痛みや圧迫感で、肉体的にがまんができない。「激しいせきこみで息が—・い」「満員の...
苦(くる)しい時(とき)の神頼(かみだの)み
ふだんは信仰心を持たない人が、病気や災難で困ったときだけ神仏に祈って助けを求めようとすること。
クルシェドル‐しゅうどういん【クルシェドル修道院】
《Manastir Krušedol》セルビア北部、フルシュカゴラ地域にあるセルビア正教の修道院。オスマン帝国支配...
くるしび【苦しび】
苦しみ。「三熱の—をさまして」〈伽・物くさ太郎〉
くるし・ぶ【苦しぶ】
[動バ四]苦しむ。「その榻(しぢ)を踏まへて立てるに、—・ぶ所なし」〈今昔・一六・一九〉
くるしま‐かいきょう【来島海峡】
愛媛県今治と芸予諸島の大島との間にあって、安芸灘(あきなだ)と燧灘(ひうちなだ)とを結ぶ海峡。潮流が速く、船舶航行...
くるし‐まぎれ【苦し紛れ】
苦しさのあまりにすること。「—の言いわけ」
くるしま‐よしひろ【久留島義太】
[1690ころ〜1758]江戸中期の数学者。備中(びっちゅう)の人。本姓は村上。通称、喜内(きない)。独学で和算を...
くるしみ【苦しみ】
苦しむこと。苦痛。つらさ。「産みの—」
苦(くる)しみを嘗(な)・める
苦しい経験をする。苦しい目にあう。「戦中、戦後の—・めてきた人」
くるし・む【苦しむ】
[動マ五(四)] 1 からだに痛みや苦しみを感じる。「病気に—・む」 2 心につらく思う。思い悩む。「恋に—・む」...
くるし・める【苦しめる】
[動マ下一][文]くるし・む[マ下二] 1 からだに苦痛を与える。「持病に—・められる」 2 心に苦痛を与える。「...
クルシャリフ‐モスク
《Mechet' Kul Sharif/Мечеть Кул Шариф》タタールスタンの首都カザンのクレムリン(...
苦(くる)しゅうな・い
《「苦しくない」の音変化》かまわない。差し支えない。「—・い、近(ちこ)う寄れ」
クルシュ‐さす【クルシュ砂州】
《Kuršių nerija》⇒クルシュー砂州
クルシュー‐さす【クルシュー砂州】
《Kuršių nerija》バルト海とクルシュー潟湖に挟まれた、約100キロメートルにわたって延びる砂州。砂州を...
クルス
十字。十字架。十字架像。
くるす‐さぶろう【来栖三郎】
[1886〜1954]外交官。神奈川の生まれ。駐ドイツ大使として日独伊三国同盟を成立させ、太平洋戦争直前には、特派...
クルスナホリ
エルツ山地のチェコ語名。