けん‐か【県下】
その県の行政のもとにある地域。県内。「—を視察する」「—の学校数」
けん‐か【県花】
各都道府県で、郷土を代表するものとして選び定められた花。山形県のベニバナ、愛知県のカキツバタ、三重県のハナショウブ...
けん‐か【喧嘩/諠譁】
《が原義》 [名](スル) 言い合ったり殴り合ったりしてあらそうこと。いさかい。「—をふっかける」「—するなら外で...
けん‐か【堅果】
果皮が木質か革質で堅い果実。クリ・カシ・ナラなど。殻斗果(かくとか)。
けん‐か【献花】
[名](スル)神前または霊前に花を供えること。また、その花。「死者の霊に—する」
けん‐か【権家】
権勢のある家。権門。勢家。
けん‐か【懸果】
果実の一。心皮が成熟後に中心から離れ、反転して垂れるもの。セリ科植物にみられる。懸痩果(けんそうか)。
けん‐か【鹸化】
エステルが加水分解されて酸とアルコールになる化学反応。もと、油脂(エステル)をアルカリで加水分解して石鹸(せっけん...
けん‐か【懸架】
[名](スル) 1 渓谷や道路などをまたいで構造物をかけ渡すこと。また、掛け渡して支えること。 2 馬車、自動車の...
けん‐か【懸下】
つり下げること。ぶら下がること。「天井—式手術顕微鏡」
けんか‐よつ【喧嘩四つ】
相撲で、両方の力士の得意な差し手が異なること。⇔相四つ。
けん‐かい【見解】
物事に対する考え方や価値判断。「—の相違」「—を明らかにする」
けん‐かい【県会】
1 「県議会」の旧称。昭和22年(1947)地方自治法の制定により県議会と改められた。 2 「県議会」の略。
けん‐かい【狷介】
[名・形動]頑固で自分の信じるところを固く守り、他人に心を開こうとしないこと。また、そのさま。片意地。「—な人」「...
けん‐かい【硯海】
硯(すずり)の墨汁をためておく部分。硯池。墨池。すずりのうみ。
けん‐かい【顕晦】
[名](スル)現れることと隠れること。世に出ることと世を逃れること。「玉石—し、草木栄枯して以(もっ)て景を成す」...
けんかい‐ぎいん【県会議員】
県議会議員の通称。
けんかい‐ここう【狷介孤高】
狷介で、ひとり超然としていること。「—の士」
けんかい‐めん【圏界面】
対流圏と成層圏の境界面。高さは赤道付近で約18キロ、極地方では約8キロ。
けんかいろん【顕戒論】
平安初期の仏教書。3巻。最澄著。弘仁11年(820)成立。南都諸宗の論難を論駁(ろんばく)し、天台円戒の特色を明ら...
けんかえれじい
鈴木隆の小説。昭和初期の旧制中学を舞台に、バンカラな少年たちの青春を描く。昭和41年(1966)刊行。同年、鈴木清...
けんか‐か【鹸化価】
油脂や蝋(ろう)の1グラムを鹸化するために必要な水酸化カリウムのミリグラム数。普通の動植物油は190程度であるが、...
けんか‐かい【喧嘩買い】
好んでけんかの相手になること。特に、他人のけんかを引き受けること。江戸時代には男だてとされた。「大門際に—と出るも...
けん‐かく【剣客】
剣道にすぐれた人。けんきゃく。
けん‐かく【堅確】
[名・形動]しっかりしていて動じないこと。また、そのさま。確固。「—な決意」
けん‐かく【検覈】
[名](スル)《「覈」はしらべる意》厳しく調べること。「世の心性の理を剖析(ぼうせき)—する者」〈逍遥・美とは何ぞや〉
けん‐かく【懸隔】
《古くは「けんがく」とも》 [名](スル) 二つの物事がかけ離れていること。非常に差があること。「世代間の社会意識...
けんかくしょうばい【剣客商売】
池波正太郎の時代小説。無外流の剣客、秋山小兵衛とその息子の大治郎が、さまざまな事件を解決していく。昭和47年(19...
けんか‐ごし【喧嘩腰】
すぐにもけんかを仕掛けそうに、くってかかる態度。「—で掛け合う」
けんか‐し【喧嘩師】
好んでけんかをする者。けんかを商売のようにしている無頼漢。「—ひけとる分隠し」〈浮・五人女・三〉
けんか‐しょくぶつ【顕花植物】
花を咲かせ、実を結び、種子によって繁殖する高等植物。裸子植物と被子植物を含む。種子植物。⇔隠花植物。
喧嘩(けんか)過(す)ぎての棒(ぼう)千切(ちぎ)り
けんかが終わってから棒切れを持ち出すこと。時機に遅れて効果のないことのたとえ。争い果ててのちぎり木。
けん‐かたばみ【剣酢漿草】
紋所の名。カタバミの3枚の葉の間に剣先を配したもの。
けんか‐だい【献花台】
1 キリスト教、また、無宗教の葬式で死者に手向ける花を供える台。 2 事故、事件で死者の出た現場に置かれ、その死を...
けんか‐だこ【喧嘩凧】
空に揚げた凧の揚げ糸を相手の凧の糸に絡ませ、切り合う遊び。切られた方が負け。糸にガラスの粉を塗りつけたりする。長崎...
けんかっ‐ぱや・い【喧嘩っ早い】
[形]「けんかばやい」の音変化。「熱血漢だが—・いのが玉に瑕(きず)」
けん‐かつ【兼轄】
[名](スル)管轄を二つ以上もつこと。特に、大使館を置いていない国に関する業務を、近隣国に置いた大使館が行うこと。
けんか‐とうりょう【鹸化当量】
水酸化カリウムなどのアルカリ1グラムによって鹸化される油脂や蝋(ろう)の量。→鹸化価
喧嘩(けんか)にかぶる笠(かさ)はなし
けんかはいつしかけられるかわからないので、防ぎようがない。
喧嘩(けんか)のそば杖(づえ)
けんかをそばで見ていて、打ち合う杖に当たること。関係のない人がけんかのとばっちりを受けること。
喧嘩(けんか)は降(ふ)り物(もの)
けんかは、雨や雪のように、いつどんなはずみで起こるかわからない。
けんか‐ばや・い【喧嘩早い】
[形][文]けんくわばや・し[ク]ささいなきっかけですぐけんかを始めるさま。けんかっぱやい。「短気で—・い男」
けんか‐まつり【喧嘩祭(り)】
氏子や参詣人が争い合うことを特色とする祭り。お札(ふだ)を取り合うもの、押し合いをしてその年の豊凶を占うもの、悪口...
けんか‐りょうせいばい【喧嘩両成敗】
けんかや争いをした者を、理非を問わないで双方とも処罰すること。戦国時代の分国法にみられ、江戸時代にも慣習法として残...
けんか‐わかれ【喧嘩別れ】
けんかして、仲直りをしないまま別れること。
喧嘩(けんか)を売(う)・る
1 他人にけんかを仕掛ける。→喧嘩を買う1 2 仕掛けられたけんかを、他人に負わせて逃げる。→喧嘩を買う2
喧嘩(けんか)を買(か)・う
1 仕掛けられたけんかの相手をする。「売られた—・う」→喧嘩を売る1 2 他人のけんかに関係してそれを引き受ける。...
けん‐かん【建艦】
[名](スル)軍艦を建造すること。
けん‐かん【兼官】
[名](スル)本来の官職のほかに他の官職を兼務すること。また、その官職。兼摂の官。懸官(かけづかさ)。権官(けんかん)。
けん‐かん【険艱/嶮艱】
山などがけわしくて、登るのに困難なこと。