けん‐が【犬牙】
1 犬のきば。 2 犬のきばのように、互いに食い違ったり入り組んだりしていること。「—錯綜(さくそう)」
けん‐が【懸河】
勢いよく流れる川。傾斜の急な早瀬の川。「—の勢い」
けん‐がい【県外】
県の行政区域外。⇔県内。
けん‐がい【険害】
[名・形動ナリ]心が邪悪で、人を害すること。また、そのさま。「詐妄—なる教法を主張し」〈森有礼・明六雑誌六〉
けん‐がい【圏外】
1 ある条件の枠の外。「優勝の—に去る」⇔圏内。 2 携帯電話やPHSで、電波の届く範囲外であること。また、電波が...
けん‐がい【遣外】
外国へ派遣すること。
けん‐がい【権外】
権限の範囲外。⇔権内。
けん‐がい【懸崖】
1 切り立ったがけ。きりぎし。 2 盆栽で、茎や枝が根より低く、鉢の外に垂れ下がるように作ったもの。「—作りの菊」
けん‐かく【懸隔】
《古くは「けんがく」とも》 [名](スル) 二つの物事がかけ離れていること。非常に差があること。「世代間の社会意識...
けん‐がく【見学】
[名](スル) 1 実際のありさまを見て知識を広めること。「裁判所を—する」「社会—」 2 体調などの都合で、体育...
けん‐がく【建学】
1 学問の一派を興すこと。 2 学校を創設すること。「—の精神」
けん‐がく【研学】
[名](スル)学問を研究すること。「体操—とは、まるで相反する性質の者に候えば」〈逍遥・当世書生気質〉
けん‐がく【兼学】
[名](スル)二つ以上の学問や宗教などを兼ね学ぶこと。「八宗(はっしゅう)—の高僧」
けん‐がしら【間頭】
江戸時代、検地に用いた長さ約4メートルのさお。田畑の四隅に立てた。細見竹(さいみだけ)。
けんが‐そうせい【犬牙相制】
《「史記」孝文本紀から》隣りあう2国の領土を犬のきばのように入り組ませて、相互に牽制させること。
懸河(けんが)の弁(べん)
水を上から流すように、とどこおりなく弁舌を振るうこと。「滔々(とうとう)たる—」
けん‐が‐みね【剣が峰】
1 火山の噴火口の周縁。特に、富士山頂についていう。 2 相撲で、土俵の円周を作る俵の上面。「—で残す」 3 それ...
けん‐がん【検眼】
[名](スル)視力を検査すること。
けん‐がん【献眼】
[名](スル)死後、眼球をアイバンクに寄付して、その角膜を移植に使ってもらうこと。
けんがん‐きょう【検眼鏡】
1 瞳孔(どうこう)を通して光を入れ、眼底を見る器具。 2 眼鏡の度を合わせるのに用いる器具。検眼器。