けんじ【建治】
鎌倉中期、後宇多(ごうだ)天皇の時の年号。1275年4月25日〜1278年2月29日。
けん‐じ【剣璽】
1 天子の象徴としての剣と印章。転じて、帝位。 2 三種の神器のうち、草薙剣(くさなぎのつるぎ)と八尺瓊曲玉(やさ...
けん‐じ【健児】
1 血気盛んな男子。勇ましい若者。「全国の—が技を競う」 2 ⇒こんでい(健児)
けん‐じ【堅持】
[名](スル)自分の考えや態度などをかたく守って、他に譲らないこと。「自己の主張を—する」「方針を—する」
けん‐じ【検字】
漢字の辞書で、部首・音訓がわからなくても探せるように、漢字を総画数の順序に並べた索引。
けん‐じ【検事】
1 検察官の職階の一。検事長の下、副検事の上に位する。 2 検察官の旧称。
けん‐じ【献辞】
著者や発行者が、本を人に贈るときに書く言葉。著者が恩人・助言者などへの感謝・敬意を表すために書く言葉。献詞。「—を...
けん‐じ【謙辞】
相手に敬意を表すために、へりくだっていう言葉。
けん‐じ【顕示】
[名](スル)わかるように、はっきりと示すこと。「軍事力を—する」「自己—欲」
ケンジェジン‐コジレ
ポーランド南部の都市。カトビツェの西約60キロメートル、オーデル川とクリビツキ運河の合流点に位置する。シロンスク地...
けんじ‐きょく【検事局】
明治憲法下の裁判所構成法のもとで検事の配置されていた官署。各裁判所に付置されていた。
けんじ‐きん【乾字金】
《「乾」の字の極印があるところから》江戸幕府が、宝永7年(1710)から鋳造した小判金・一分判金の総称。良質であっ...
けんじ‐せい【検事正】
検察官の職階の一。地方検察庁の長として庁務を掌理し、その庁および管内の区検察庁の職員を指揮・監督する。
けんじ‐そうちょう【検事総長】
検察官の職階の一。最高検察庁の長として庁務を掌理し、すべての検察庁の職員を指揮・監督する。
けんじ‐ちょう【検事長】
検察官の職階の一。高等検察庁の長として庁務を掌理し、その庁および管内の地方検察庁・区検察庁の職員を指揮・監督する。
けん‐じつ【兼日】
《「兼ねての日」を音読みにした語》 1 きまった期日より前の日。また、それ以前の時。「—ヨリ申スコトデゴザル」〈日...
けん‐じつ【堅実】
[名・形動]手堅く確実なこと。確かであぶなげのないこと。また、そのさま。「—な手段」「—に生活する」 [派生]けん...
けん‐じつ【権実】
⇒ごんじつ(権実)
けんじ‐とぎょ【剣璽渡御】
譲位のとき、剣璽を先帝から新帝に承継する儀式。
けんじ‐どうざ【剣璽動座】
天皇が行幸する際に、侍従が三種の神器のうち剣(天叢雲剣(あまのむらくものつるぎ))と璽(八尺瓊曲玉(やさかにのまが...
けんじ‐の‐あん【剣璽の案】
草薙剣(くさなぎのつるぎ)と八尺瓊曲玉(やさかにのまがたま)とを安置した棚。清涼殿の夜の御殿(おとど)に備えてあった。
けん‐じゃ【見者】
《「けんしゃ」とも》見る人。見物人。
けん‐じゃ【賢者】
《「けんしゃ」とも》 1 道理に通じたかしこい人。賢人。⇔愚者。 2 仏語。善を行い悪を離れてはいるが、まだ真理を...
けん‐じゃく【剣尺】
物差しの一。曲尺(かねじゃく)の一尺2寸(約36センチ)を八等分したもの。刀剣・仏像などを測るのに用いた。
けん‐じゃく【検尺/撿尺】
材木の長さと末口(すえくち)の直径とを測り、体積を計算し記帳すること。山元・木場などで行われる。検知。
けん‐じゃく【間尺】
「間縄(けんなわ)」に同じ。
けんじゃナータン【賢者ナータン】
《原題、(ドイツ)Nathan der Weise》レッシングの劇詩。5幕。1779年刊。ユダヤ人商人ナータンが、...
けんじゃ‐の‐いし【賢者の石】
あらゆる物を金に変えたり、病気を治したりする力をもつと信じられた物質。中世ヨーロッパで錬金術師たちが探し求めた。
けんじゃのおくりもの【賢者の贈り物】
《原題The Gift of the Magi》オー=ヘンリーの短編小説。1905年発表。貧しい夫婦が互いにクリス...
賢者(けんじゃ)饑(ひだる)し伊達(だて)寒(さむ)し
《賢者は清貧のために食べ物にも事欠き、伊達者は見えを張って薄着をするので寒い思いをするという意から》世間並みでない...
けん‐じゅ【剣樹】
1 枝・葉・花・実などがすべて剣でできているという地獄の樹木。 2 「剣樹地獄」の略。
けん‐じゅ【献寿】
祝いの品などをさしあげること。
けんじゅ【賢首】
《「げんじゅ」とも》中国華厳宗の第三祖、法蔵の大師号。
けん‐じゅ【賢衆】
仏道を修得した人々。高僧たち。「無量無数の—来りて」〈栄花・鶴の林〉
けん‐しゅう【顕宗】
《「けんじゅう」とも》顕教(けんぎょう)の宗旨。⇔密宗。
けん‐じゅう【犬戎】
古代中国の西戎(せいじゅう)の一。殷(いん)・周・春秋時代に陝西(せんせい)省方面で勢力を振るったが、秦に圧迫され...
けん‐じゅう【拳銃】
片手で操作できる小型の銃。ピストル。短銃。
けん‐じゅう【傔従】
そば仕えの家来。近侍。
けん‐じゅう【県獣】
各都道府県で、郷土を代表するものとして選び定められた獣。富山県のニホンカモシカ、愛媛県のニホンカワウソなど。 [補...
けんじゅうとじゅうごのたんぺん【拳銃と十五の短篇】
三浦哲郎の短編小説集。「拳銃」「シュークリーム」「小指」など、短編16作からなる。昭和51年(1976)刊行。同年...
けんじゅ‐がくは【犬儒学派】
⇒キニク学派
けんじゅごぜんにっき【健寿御前日記】
⇒たまきわる
けんじゅ‐じごく【剣樹地獄】
⇒剣林処(けんりんしょ)
けん‐じゅつ【剣術】
剣で戦う武術。剣法。→剣道
けんじゅつ‐つかい【剣術使い】
剣術の達人。剣術者。
けん‐じょ【見所】
《「けんしょ」とも》 1 見物席。観客席。また、見物人。主に能楽でいう。 2 芸の上で悟りえたところ。芸のみどころ...
けん‐じょ【見証】
「けんぞ(見証)」に同じ。「越前房といふ僧きたりて—すとて」〈著聞集・一六〉
けん‐じょ【建除】
⇒十二直(じゅうにちょく)
けん‐じょ【巻舒】
[名](スル) 1 巻くこととのばすこと。縮むこととのび広がること。伸縮。「われは大雲の—するを望みつつ」〈藤村・...
けん‐じょ【賢女】
賢い女。利口な女。