けん‐ち【見地】
[名](スル) 1 物事を考えたり論じたりする場合の、よりどころとなる立場。観点。「教育的な—に立つ」 2 土地を...
けん‐ち【軒輊】
[名](スル)《「軒」は車の前が高い、「輊」は車の前が低い意》上がり下がり。高低。転じて、優劣・軽重・大小などの差...
けん‐ち【堅緻】
[名・形動ナリ]堅固で緻密なこと。また、そのさま。「火石は其質—にして其形方正なる者なり」〈西周・明六雑誌四〉
けん‐ち【検地】
近世、年貢の徴収と農民支配を目的に、幕藩領主が行った土地の測量調査。検地帳に田畑の面積・等級・石高・名請人などを記...
けん‐ち【検知/見知】
[名](スル) 1 機器などを使って検査し、故障などを知ること。「ガス漏れを—する」「—器」 2 (見知)実際に目...
けん‐ち【硯池】
「硯海(けんかい)」に同じ。
けんち【犍稚】
《(梵)ghaṇṭāの音写。鐸・鈴・鐘などと訳す》仏教寺院で、時刻を知らせ、また集会の合図として打ち鳴らす器具。
けん‐ち【賢知/賢智】
賢くて知恵のあること。「—の人は自ら謙虚して」〈中村訳・西国立志編〉
けんち‐いし【間知石】
大小二つの面(つら)をもった四角錐状の石材。石垣などに、広いほうの面を外側に連ねて用いる。
けん‐ちく【建築】
[名](スル)家屋などの建物を、土台からつくり上げること。また、その建物やその技術・技法。「注文—」「木造—」「耐震—」
けんちく‐か【建築家】
建物の設計や工事の監理などを職業とする人。
けんちく‐かくにん【建築確認】
建築基準法に基づき、建物を新築・増築するとき、建築主は必要な図面などを添えて自治体に点検を申請し、安全基準に適合の...
けんちくかとアッシリアのこうてい【建築家とアッシリアの皇帝】
《原題、(フランス)L'Architecte et l'empereur d'Abyssinie》フランスの劇作家...
けんちく‐がく【建築学】
建築について研究する学問。
けんちく‐きじゅんほう【建築基準法】
建築物の敷地・構造・設備・用途に関する一般的な最低基準、都市計画区域内における建蔽(けんぺい)率・容積率・高度制限...
けんちく‐きょうてい【建築協定】
建築基準法などの一般的制限以外に、市町村が条例で決める一定区域内で、関係権利者の全員の合意のもとに、建築の敷地・構...
けんちく‐し【建築士】
建築士法による免許を得て、建築物の設計、工事監理などを行う技術者。国土交通大臣の免許による一級建築士、都道府県知事...
けんちくし‐ほう【建築士法】
建築物の設計、工事監理に当たる技術者の資格を定め、業務の適正化、建築物の質の向上を目的とする法律。一級建築士、二級...
けんちく‐しゅじ【建築主事】
建築基準法に基づいて、特殊建築物などの建築計画の確認、建築物に関する臨検などを行う市町村または都道府県の職員。
けんちくちゃっこう‐とうけい【建築着工統計】
建築物の着工状況の把握を目的とする、国の基幹統計。国土交通省が建築着工統計調査を行って作成する。 [補説]建設投資...
けんちくちゃっこう‐とうけいちょうさ【建築着工統計調査】
建築着工統計を作成するために、国土交通省が毎月行う基幹統計調査。建築物の着工状況を建築主・構造・用途ごとに把握する...
けんちくどうたい‐とうけいちょうさ【建築動態統計調査】
建築物の着工動態を全国規模で把握するために、国土交通省が毎月行う統計調査。建築着工統計調査と建築物滅失統計調査で構...
けんちくねん‐わりびき【建築年割引】
地震保険の契約に際し、対象建物の建築が昭和56年(1981)6月1日以降である場合に適用される保険料の割引。 [補...
けんちくのかいたい【建築の解体】
建築家、磯崎新の著作。昭和50年(1975)刊行。ムーア、アレグザンダー等、1960年代の建築家7名をとりあげ、建...
けんちく‐ぶつ【建築物】
家屋や倉庫など、建築した物。たてもの。建築基準法では、土地に定着する工作物のうち、屋根および柱もしくは壁を有するも...
けんちくぶつめっしつ‐とうけいちょうさ【建築物滅失統計調査】
老朽化・増改築によって取り壊されたり災害等によって失われた建築物の状況を全国規模で把握するために、国土交通省が毎月...
けんちく‐めんせき【建築面積】
建築物の外壁または柱の中心線で囲まれた内側の部分の水平投影面積。俗に建蔽(けんぺい)という。
けんち‐ざお【検地竿】
⇒間竿(けんざお)1
けん‐ちじ【県知事】
県の首長。県を統轄し、代表する最高責任者。
けんち‐ちょう【検地帳】
検地の結果を書き記した土地台帳。縄帳。水帳(みずちょう)。
けんち‐もれ【検知漏れ】
⇒フォールスネガティブ
けん‐ちゃ【献茶】
[名](スル)神仏に茶を献ずること。また、その茶。貴人に茶をたてることにもいう。
けん‐ちゅう【検注】
鎌倉・室町時代、荘園領主や国司が、所領の年貢徴収の基準を定めるために、検注使を遣わして田畑の面積や作物の出来ぐあい...
けん‐ちゅう【絹紬/繭紬】
柞蚕糸(さくさんし)で織った薄地の平織物。淡褐色を帯びて節がある。布団・洋傘・衣服などに用いる。けんちゅうつむぎ。
けん‐ちゅう【嫌中】
中華人民共和国や中国人に対して嫌悪感をもつこと。「—感情」
けんちゅう‐し【検注使】
荘園制で、検注のために領主が派遣した者。
けんちゅう‐ちょう【検注帳】
検注の結果を記した帳簿。荘園領主が年貢徴収の基礎とした土地台帳。馬上帳。実検帳。取帳。丸帳。
けん‐ちょ【顕著】
[形動][文][ナリ]際立って目につくさま。だれの目にも明らかなほどはっきりあらわれているさま。「—な業績」「徴候...
けん‐ちょう【見丁】
御修法(みしほ)のとき、花香・乳木(にゅうもく)を取り出す僧の役名。
けんちょう【建長】
鎌倉中期、後深草天皇の時の年号。1249年3月18日〜1256年10月5日。
けん‐ちょう【県庁】
県知事を長とし、県の行政事務を取り扱う役所。「—所在地」
けん‐ちょう【県鳥】
各都道府県で、郷土を代表するものとして選定されている鳥。東京都のユリカモメ、富山県のライチョウ、新潟県のトキなど。...
けん‐ちょう【堅調】
[名・形動] 1 堅実な調子であること。また、そのさま。「売上げが—な足どりで伸びる」 2 相場が徐々に上昇する傾...
けん‐ちょう【褰帳】
即位式や朝賀の際、高御座(たかみくら)の御帳(みちょう)をかかげひらくこと。また、その役の女官。とばりあげ。
けん‐ちょう【検潮】
潮の干満による海面の高低の変化を調べること。
けん‐ちょう【懸吊】
[名](スル)ひっかけてつるすこと。「物資を—して運搬する」
けんちょう‐き【検潮器】
⇒検潮儀
けんちょう‐ぎ【検潮儀】
潮の干満による海面の高低を記録する機械。潮位計。検潮器。水位計。
けんちょう‐しゃ【健聴者】
聴覚に障害のない人。
けんちょう‐じょ【検潮所/験潮所】
潮汐などによる海面の昇降を観測・記録する施設。多く、海岸付近に井戸を掘って海水を引き入れ、その水位を検潮儀で記録す...