けん‐いん【検印】
1 検査済みのしるしに押す印。「書類に—を押す」 2 書物の奥付に、著者が発行の承認および発行部数の検査のために押す印。
けん‐いん【玁狁/獫允】
古代中国、北方にあって勢力を振るっていた異民族。
けんいん‐しゃ【牽引車】
1 荷物を積載した車両を牽引する機関車。また、牽引自動車。 2 集団の先頭に立って行動する人。リーダー。「日本チー...
けんいん‐じどうしゃ【牽引自動車】
他の車両を牽引運搬する、道路交通法上の特殊自動車の一。トラクターやレッカー車など。
けんいん‐りょうほう【牽引療法】
頸椎(けいつい)・腰椎の病気や骨折などの際に、局所の安静・整復などのために牽引を行う治療法。
けん‐うん【巻雲/絹雲】
十種雲形(雲級)の一。繊維状に散らばった白い雲。ふつう5〜13キロの高さに現れる氷晶の集まり。略号はCi。筋雲(す...
げん‐うん【眩暈】
《「けんうん」とも》めまい。
けんえい【建永】
鎌倉初期、土御門(つちみかど)天皇の時の年号。1206年4月27日〜1207年10月25日。
けん‐えい【巻纓】
冠の纓を内に巻いて、黒塗りの挟木(はさみぎ)で留めておくもの。武官が用いた。かんえい。まきえい。
けん‐えい【県営】
県が経営または設置・管理すること。また、その事業や設備など。「—住宅」
けん‐えい【兼営】
[名](スル)本業の他に、もう一つの事業を兼ね営むこと。「不動産業と出版社を—する」
けん‐えい【牽曳】
引っ張ること。牽引。「—機」
けん‐えい【献詠】
[名](スル)宮中や神社などに、自作の詩歌をたてまつること。また、その詩歌。
けん‐えい【顕栄】
[名・形動]位が高くて世に時めくこと。立身出世すること。「富貴—」
けんえ‐おう【懸衣翁】
三途の川の岸にいる鬼の翁。奪衣婆(だつえば)がはぎとった亡者の衣を衣領樹(えりょうじゅ)の枝に懸け、罪の軽重をはか...
けん‐えき【検疫】
[名](スル)国内に常在しない感染症の病原体が持ち込まれるのを防ぐために、港や飛行場などで、旅客・貨物などを検査し...
けん‐えき【権益】
権利と利益。特に、ある国が他国内に持つ権利とそれに伴う利益。「在外—」
けんえき‐かん【検疫官】
港湾や空港の検疫所で検疫を行う厚生労働省の技官。検疫感染症に関する情報の収集・提供、感染患者の隔離収容、感染が疑わ...
けんえき‐かんせんしょう【検疫感染症】
日本には病原体が常在しない感染症のうち、検疫法の規定により、検疫所が行う検疫の対象となるもの。検疫伝染病。国際検疫...
けんえき‐しょ【検疫所】
《「けんえきじょ」とも》空港・海港にある、検疫を行う施設。厚生労働省の管理下において検疫官が配置され、渡航者や貨物...
けんえき‐でんせんびょう【検疫伝染病】
⇒検疫感染症
けんえき‐ネットワーク【検疫ネットワーク】
《quarantine network》外部から持ち込まれたパソコンなどがコンピューターウイルスに感染していないか...
けんえき‐ほう【検疫法】
船舶・航空機を介して国内に常在しない感染症の病原体が国内に侵入することを防ぐための法律。昭和26年(1951)施行...
けん‐えつ【検閲】
[名](スル) 1 調べあらためること。「二十句の佳什を得るために千句以上を—せざるべからず」〈子規・墨汁一滴〉 ...
けん‐えん【犬猿】
犬と猿。仲の悪いもののたとえ。「—の仲」
けん‐えん【倦厭】
[名](スル)あきていやになること。「読む人妄誕に—して」〈逍遥・小説神髄〉
けん‐えん【嫌煙】
他人の吸うタバコの煙から受ける害を嫌うこと。
けん‐えん【嫌厭】
[名](スル)きらっていやがること。嫌悪。「—の情」「蛇蝎(だかつ)のごとく—する」
けんえん【蘐園】
荻生徂徠(おぎゅうそらい)の別号。また、その塾の名。
けん‐えん【慊焉】
[ト・タル][文][形動タリ]《「慊」には満足と不満足との二様の意がある》 1 あきたらず思うさま。不満足なさま。...
けんえん‐がくは【蘐園学派】
荻生徂徠の唱えた古文辞学派。→古文辞学
けんえん‐き【検塩器】
水中の塩分の含有量を検査する器具。
けんえん‐けん【嫌煙権】
公共の場所などでのタバコの煙を拒否する権利。
犬猿(けんえん)も啻(ただ)ならず
犬と猿との間よりも、もっと仲が悪い。
けん‐お【嫌悪】
[名](スル)憎みきらうこと。強い不快感を持つこと。「不正を—する」「—感」「自己—」
けん‐おう【遣欧】
欧州に派遣すること。「—使節」
けん‐おう【県央】
県の中央地域をさしていう語。
けん‐おん【検温】
[名](スル)体温を計ること。「定時に—する」「—器」
けんおん‐き【検温器】
「体温計」に同じ。
けん‐か【県下】
その県の行政のもとにある地域。県内。「—を視察する」「—の学校数」
けん‐か【県花】
各都道府県で、郷土を代表するものとして選び定められた花。山形県のベニバナ、愛知県のカキツバタ、三重県のハナショウブ...
けん‐か【喧嘩/諠譁】
《が原義》 [名](スル) 言い合ったり殴り合ったりしてあらそうこと。いさかい。「—をふっかける」「—するなら外で...
けん‐か【堅果】
果皮が木質か革質で堅い果実。クリ・カシ・ナラなど。殻斗果(かくとか)。
けん‐か【献花】
[名](スル)神前または霊前に花を供えること。また、その花。「死者の霊に—する」
けん‐か【権家】
権勢のある家。権門。勢家。
けん‐か【懸果】
果実の一。心皮が成熟後に中心から離れ、反転して垂れるもの。セリ科植物にみられる。懸痩果(けんそうか)。
けん‐か【鹸化】
エステルが加水分解されて酸とアルコールになる化学反応。もと、油脂(エステル)をアルカリで加水分解して石鹸(せっけん...
けん‐か【懸架】
[名](スル) 1 渓谷や道路などをまたいで構造物をかけ渡すこと。また、掛け渡して支えること。 2 馬車、自動車の...
けん‐か【懸下】
つり下げること。ぶら下がること。「天井—式手術顕微鏡」
けんか‐よつ【喧嘩四つ】
相撲で、両方の力士の得意な差し手が異なること。⇔相四つ。