げん‐ぶ【玄武】
四神(しじん)の一。天の北方の守護神で、カメの甲に蛇が巻きついた形に表す。げんむ。
げん‐ぶ【減歩】
区画整理などで換地処分が行われた際に、処分後の土地面積が従前よりも減ること。
げんぶ‐がん【玄武岩】
火山岩の一。暗灰色または黒色の緻密(ちみつ)な岩石で、斑晶は斜長石・橄欖(かんらん)石・輝石など。柱状節理をもつも...
げんぶがんしつ‐はり【玄武岩質玻璃】
⇒タキライト
げんぶがんしつ‐マグマ【玄武岩質マグマ】
玄武岩の組成をもつマグマ。すべての火成岩の本源マグマと考えられ、地下100〜200キロ付近で、岩石の部分溶融によっ...
げんぶ‐き【玄武旗】
四神旗(しじんき)の一。玄武を描いた旗。げんむき。
げん‐ぷく【元服】
[名](スル)《「げんぶく」とも》 1 奈良時代以降、男子が成人になったことを示す儀式。ふつう、11〜16歳の間に...
げんぷく‐おとり【元服劣り】
元服して髪を結い上げると、以前に比べて容姿が劣って見えること。あげおとり。「御—の、ことのほかにせさせ給ひにしをや...
げんぷく‐おや【元服親】
⇒烏帽子親(えぼしおや)
げんぷく‐な【元服名】
⇒烏帽子名(えぼしな)
げんぷく‐ぶぎょう【元服奉行】
鎌倉・室町時代、将軍の元服に関することをつかさどった職。また、その人。
げん‐ぶつ【元物】
法律でいう果実(収益物)を生み出すもとになるもの。牛乳を産出する乳牛、地代を生む土地など。
げん‐ぶつ【原物】
写真に写されたものなどに対して、もとのもの。「—のほうがきれいな色だ」
げん‐ぶつ【現物】
1 現にある品物。実際の品物。「—を見てから買う」 2 金銭に対して、品物。物品。「ボーナスは—で支給する」 3 ...
げんぶつ‐かぶしき【現物株式】
信用取引でなく、通常取引で売買される株式。株券電子化以前は実際の株券として入手することができた。現物株。
げんぶつ‐かわせ【現物為替】
⇒直物為替(じきものかわせ)
げんぶつ‐きゅうふ【現物給付】
社会保障給付の一。医療保険における療養給付、社会福祉の各種対人サービスなど、金銭以外の方法で提供されるもの。
げんぶつ‐きゅうよ【現物給与】
給与の一部または全部を通貨以外の物品で支給すること。
げんぶつ‐けいざい【現物経済】
⇒自然経済
げんぶつ‐しきゅう【現物支給】
賃金などを、金銭ではなく物品で支給すること。
げんぶつ‐しゅっし【現物出資】
株式会社の設立、新株発行または資本増加に際して、動産・不動産・債権など金銭以外の財産をもって出資すること。
げんぶつ‐とりひき【現物取引】
⇒実物取引(じつぶつとりひき)
げんぶつ‐ぶんかつ【現物分割】
遺産分割の方法の一つ。複数の相続人が、有価証券や不動産などの相続財産を現金に換えることなく、そのままの形で分け合うこと。
げんぶつまがい‐しょうほう【現物紛い商法】
貴金属・宝石・家畜・ゴルフ会員権などを売りつけ、それを顧客に引き渡すことなく業者が預かり、一定期間後に利子をつけて...
げんぶつ‐めいがら【現物銘柄】
信用取引で、証券金融会社の貸借取引の対象とならない銘柄。事実上信用取引ができない。現金銘柄。
げんぶ‐どう【玄武洞】
兵庫県豊岡市にある洞窟。六角や八角をした玄武岩の柱状節理がみられる。天然記念物。
げんぶ‐りつ【減歩率】
区画整理などで換地処分が行われた際の、処分前の土地面積に対する処分後の面積の割合。
げんぶん【元文】
江戸中期、桜町天皇の時の年号。幕府では8代将軍徳川吉宗の時代。1736年4月28日〜1741年2月27日。
げん‐ぶん【言文】
話し言葉と書き言葉。
げん‐ぶん【原文】
翻訳・校訂・改作・加筆などをする前の、もとの文章。「—に忠実に翻訳する」
げん‐ぶん【諺文】
⇒オンモン(諺文)
げんぶん‐いっち【言文一致】
話し言葉に近い形で文章を書くこと。→言文一致運動
げんぶんいっち‐うんどう【言文一致運動】
言文一致により、思想・感情を自由・的確に表現するための文体革新運動。明治初期に起こり、二葉亭四迷・山田美妙・尾崎紅...
げんぶんいっち‐たい【言文一致体】
言文一致の文体。話し言葉に近い形で書かれた文体。
げんぶん‐きんぎん【元文金銀】
江戸幕府が元文元年(1736)から発行した金貨と銀貨。裏面に「文」の字の極印があり、文字(ぶんじ)金銀ともいう。古...