げんぶつ‐しきゅう【現物支給】
賃金などを、金銭ではなく物品で支給すること。
げんぶつ‐しゅっし【現物出資】
株式会社の設立、新株発行または資本増加に際して、動産・不動産・債権など金銭以外の財産をもって出資すること。
げんぶつ‐とりひき【現物取引】
⇒実物取引(じつぶつとりひき)
げんぶつ‐ぶんかつ【現物分割】
遺産分割の方法の一つ。複数の相続人が、有価証券や不動産などの相続財産を現金に換えることなく、そのままの形で分け合うこと。
げんぶつまがい‐しょうほう【現物紛い商法】
貴金属・宝石・家畜・ゴルフ会員権などを売りつけ、それを顧客に引き渡すことなく業者が預かり、一定期間後に利子をつけて...
げんぶつ‐めいがら【現物銘柄】
信用取引で、証券金融会社の貸借取引の対象とならない銘柄。事実上信用取引ができない。現金銘柄。
げんぶ‐どう【玄武洞】
兵庫県豊岡市にある洞窟。六角や八角をした玄武岩の柱状節理がみられる。天然記念物。
げんぶ‐りつ【減歩率】
区画整理などで換地処分が行われた際の、処分前の土地面積に対する処分後の面積の割合。
げんぶん【元文】
江戸中期、桜町天皇の時の年号。幕府では8代将軍徳川吉宗の時代。1736年4月28日〜1741年2月27日。
げん‐ぶん【言文】
話し言葉と書き言葉。
げん‐ぶん【原文】
翻訳・校訂・改作・加筆などをする前の、もとの文章。「—に忠実に翻訳する」
げん‐ぶん【諺文】
⇒オンモン(諺文)
げんぶん‐いっち【言文一致】
話し言葉に近い形で文章を書くこと。→言文一致運動
げんぶんいっち‐うんどう【言文一致運動】
言文一致により、思想・感情を自由・的確に表現するための文体革新運動。明治初期に起こり、二葉亭四迷・山田美妙・尾崎紅...
げんぶんいっち‐たい【言文一致体】
言文一致の文体。話し言葉に近い形で書かれた文体。
げんぶん‐きんぎん【元文金銀】
江戸幕府が元文元年(1736)から発行した金貨と銀貨。裏面に「文」の字の極印があり、文字(ぶんじ)金銀ともいう。古...
げん‐ぷ【原譜】
編曲などをする前の、もとの楽譜。
げん‐ぷ【厳父】
1 きびしい父。厳格な父。 2 他人の父を敬っていう語。
げん‐ぷう【厳封】
[名](スル)厳重に封をすること。
ゲン‐プール
⇒遺伝子プール
げん‐ぺい【源平】
源氏と平氏。「—の合戦」 1 敵味方の二組に分かれること。敵と味方。「—試合」 2 《源氏は白旗、平氏は赤旗を用...
げんぺい‐こう【源平香】
江戸時代の組み香の一。盤上に旗を立てて紅白二組に分かれ、香をきき当てることを争うもの。
げんぺい‐じあい【源平試合】
「紅白試合」に同じ。
げんぺい‐じだい【源平時代】
源氏と平氏が武士の二大勢力として覇を争った時代。11世紀末から源頼朝が武家政権を確立する12世紀末までの約100年...
げんぺいじょうすいき【源平盛衰記】
鎌倉中期から後期の軍記物語。48巻。作者・成立年代ともに未詳。平家物語の異本の一つとみられる。源氏関係の記事、仏教...
げん‐ぺい‐とう‐きつ【源平藤橘】
奈良時代以来、名家として一門が繁栄した歴史のある源氏・平氏・藤原氏・橘(たちばな)氏の四氏の称。
げんぺいぬのびきのたき【源平布引滝】
浄瑠璃。時代物。五段。並木千柳(宗輔(そうすけ))・三好松洛(みよししょうらく)の合作。寛延2年(1749)大坂竹...
げんぺい‐もも【源平桃】
桃の一品種。紅白の重弁花がまじって咲く。さきわけもも。日月桃(じつげつとう)。《季 春》
げん‐ぼ【原簿】
1 もとの帳簿。写しに対していう。「戸籍の—」 2 簿記の元帳(もとちょう)。 3 法律上、一定の権利関係が記載さ...
げんぼう【玄昉】
[?〜746]奈良前期の法相(ほっそう)宗の僧。大和の人。俗姓、阿刀(あと)氏。霊亀2年(716)入唐し、天平7年...
げん‐ぼく【原木】
原料・材料となる木。加工をする前の、もとの木。「—のまま輸入する」
げんぼく‐さいばい【原木栽培】
キノコの栽培方法の一つ。原木に穴を開けてキノコの種菌を植え付け、屋外または施設の中で数か月から1年ほど育てる。→菌床栽培
げんぼくとちょうえい【玄朴と長英】
真山青果の戯曲。1幕。大正13年(1924)、雑誌「中央公論」9月号に掲載。同年、劇団同志座が有楽町の邦楽座にて初...
げん‐ぽ【玄圃】
中国の伝説で、崑崙(こんろん)山の上にあるという仙人の住む所。
げん‐ぽう【幻法】
魔法。妖術。幻術。
げん‐ぽう【現俸】
現在支給されている俸給。
げん‐ぽう【現報】
仏語。三報の一。現世でつくった業因(ごういん)の報いを現世で受けること。
げん‐ぽう【減法】
ある数や式から他の数や式を引いて差を求める計算法。引き算。⇔加法。
げん‐ぽう【減俸】
[名](スル)俸給の額を減らすこと。減給。「業績不振のため—される」⇔増俸。
げん‐ぽう【厳法】
厳格な法律。きびしい掟(おきて)。
げんぽう‐ぎん【元宝銀】
馬蹄銀(ばていぎん)の異称。
げんぽう‐こんしょく【減法混色】
色の三原色である青緑・赤紫・黄を、それぞれの量を調節して混ぜ合わせること。青緑と黄を同量混合すると緑になるなど、さ...
げん‐ぽん【元本】
⇒がんぽん(元本)
げん‐ぽん【原本】
1 翻刻・翻訳・抄録などする前の、もとの本。「—との異同を調べる」 2 一定の内容を表示するため、確定的なものとし...
げん‐ま【減摩】
[名](スル) 1 すりへること。「車軸が—する」 2 摩擦をへらすこと。
げん‐まい【玄米】
もみ殻を取り除いただけの、精白していない米。貯蔵性がよく、ビタミンB1に富む。くろごめ。
げん‐まい【現米/見米】
1 現に手元にある米。また、年貢の一部が米以外の物品で代納される場合の、実際の米。 2 扶持(ふち)として与える米...
げんまい‐しょく【玄米食】
主食に玄米をくうこと。「健康のため—にする」
げんまい‐ちゃ【玄米茶】
蒸した玄米を煎(い)って緑茶に混ぜた、こうばしい香りのする茶。
げんまい‐パン【玄米パン】
小麦粉に玄米粉を混ぜて作ったパン。