げんかい‐ゲージ【限界ゲージ】
機械部品の寸法が許容される寸法公差の範囲内にあるかどうかを検査するためのゲージ。最大許容寸法のゲージ(通りゲージ)...
げんかい‐こうよう【限界効用】
ある財の消費量を増加させていくとき、一単位増えることによって得られる主観的な満足度。最終効用。
げんかいこうようていげん‐の‐ほうそく【限界効用逓減の法則】
ある財の消費量の増加に伴って、限界効用はしだいに減少するという法則。効用逓減の法則。
げんかい‐こくていこうえん【玄海国定公園】
福岡・長崎・佐賀県にまたがる玄界灘沿岸の国定公園。芥屋大門(けやのおおと)、七ツ釜、虹の松原、志賀島(しかのしま)...
げんかいさくげん‐ひよう【限界削減費用】
温室効果ガスの排出量を追加的に1トン削減するために必要な費用。地球温暖化対策の目標値の設定などで用いられる指標の一...
げんかい‐しゅうらく【限界集落】
過疎などによって、65歳以上の高齢者の割合が50パーセントを超えるようになった集落。家を継ぐ若者が流出して、冠婚葬...
げんかい‐しょうひせいこう【限界消費性向】
所得の増加分に対する消費の増加分の割合。
げんかい‐じちたい【限界自治体】
65歳以上の高齢者が人口の50パーセントを超え、税収入の低下と高齢者医療、高齢者福祉の負担増で財政の維持が困難にな...
げんかい‐じま【玄界島】
福岡県西部、博多湾口にある島。福岡市西区に属し、音無瀬戸(おとなしのせと)をはさんで糸島半島に対する。面積約1.2...
げんかい‐じょうきょう【限界状況】
1 ヤスパースの実存哲学における重要概念。人間存在としての実存が避けることのできない死・苦悩・争い・罪などに直面し...
げんかい‐せいさんひ【限界生産費】
⇒限界費用
げんかい‐だんち【限界団地】
住民の約半数以上を高齢者が占める住宅団地。高度成長期に都市近郊に建設された団地に入居した世帯から子世代が独立し、親...
げんかい‐ちょう【玄海町】
⇒玄海
げんかい‐ちょちくせいこう【限界貯蓄性向】
所得が増加したとき、その増加分のうちで貯蓄の増加に回される部分の割合。
げんかい‐とうきゅう【限界等級】
天体望遠鏡で確認できる最も暗い星の明るさ。望遠鏡の性能指標の一つ。一般に口径が大きいほど限界等級が暗い。
げんかい‐なだ【玄界灘/玄海灘】
九州北西部の海域。西は対馬海峡、東は響(ひびき)灘に連なる。冬季は風波が荒い。 (玄界灘)金達寿の長編小説。昭和2...
げんかい‐にっちょう【限界日長】
植物の日照時間の変化に対する反応で、花芽形成や開花に必要な日長の限界。長日植物の場合はある一定以上の日長、短日植物...
げんかい‐ひよう【限界費用】
生産量の増加分一単位あたりの総費用の増加分。限界生産費。マージナルコスト。MC(marginal cost)。
げんか‐かんり【原価管理】
利益管理の一環として、原価引き下げの目標を明らかにするとともにその実施のための原価計画を設定し、この計画の実現を原...
げん‐かく【幻覚】
実際に感覚的刺激や対象がないのに、あるように知覚すること。幻視・幻聴など。
げん‐かく【厳格】
[名・形動]規律や道徳にきびしく、不正や怠慢を許さないこと。また、そのさま。「—な教育」「—に規定する」 [派生]...
げんかく‐ざい【幻覚剤】
脳神経に作用して幻視や幻聴などを引き起こす薬物。メスカリン、LSDなど。
げんかく‐せいぶつ【原核生物】
核膜がなく、DNA分子がほとんど裸のまま細胞のほぼ中心部にあり、構造的には細胞質から区別できない生物。真正細菌と古...
げんかく‐はん【幻覚犯】
法律上罪にならない行為を、罪になると信じて行うもの。広義の不能犯の一種。
げんか‐けいさん【原価計算】
一定の製品や用役についての原価を分類・測定・集計・分析して報告する手続き。
げんかこう【幻花行】
今官一の小説。昭和24年(1949)刊。戦争中、戦艦長門に乗艦した自身の経験をもとに書かれた作品。
げんか‐しょうきゃく【減価償却】
使用または時の経過などによって生じる有形固定資産の価値の減少分を見積もり耐用年数に割り当て、費用として配分する会計...
げんかしょうきゃく‐ひ【減価償却費】
事業用に取得した建物・機械・備品などの固定資産の取得原価を、耐用年数にわたって徐々に費用として計上するために、所定...
げんか‐たい【元嘉体】
中国で、元嘉期に興った詩風。謝霊運・顔延之・鮑照(ほうしょう)らが代表的詩人。華麗な文体で山水の美を詠じた。
げん‐かつぎ【験担ぎ】
ちょっとした物事に対して、よい前兆だとか悪い前兆であるとかを気にすること。験を担ぐこと。「—で豚カツを食べる」
げん‐かの【現カノ】
「今カノ」に同じ。
げん‐かぶ【現株】
⇒実株(じつかぶ)
げんか‐ほう【原価法】
財務諸表に記載する資産の評価基準の一。資産を取得原価で評価する。取得原価の評価方法としては、個別法・先入先出法・平...
げんかようそ‐たいけい【原価要素体系】
⇒シー‐ビー‐エス(CBS)
げん‐かれ【現彼/現カレ】
「今彼」に同じ。
げんか‐れき【元嘉暦】
中国で、元嘉20年(443)に何承天(かしょうてん)によって作られた太陰太陽暦。日本に伝えられた最古の暦とされ、持...
げん‐かん【玄関】
《2が原義》 1 建物・住居の主要な出入り口。「正面—」 2 禅宗で、玄妙な道に入る関門。転じて、禅寺の方丈への入...
げん‐かん【玄鑒】
1 先のことを見通す心の働き。 2 神仏が、人の行動を照らし見ていること。「海内の吉凶その—に依らずと云ふ事なし」...
げん‐かん【阮咸】
中国、魏晋時代の文人。陳留(河南省)の人。字(あざな)は仲容。阮籍の兄の子に当たる。音楽に通じ琵琶をよくした。竹林...
げん‐かん【弦管/絃管】
《古くは「けんかん」とも》「管弦(かんげん)」に同じ。
げん‐かん【現官】
現在ついている官職。
げん‐かん【減感】
写真現像で、感光材料を減感剤で処理して感光膜の感度を低下させること。
げん‐かん【厳寒】
非常にきびしい寒さ。極寒(ごっかん)。《季 冬》「—や夜の間を萎えし草の花/久女」
げんかん‐きこう【原環機構】
「原子力発電環境整備機構」の略称。
げんかん‐ぐち【玄関口】
1 玄関の入り際あたり。 2 ある場所への入り口。特に、国や都市への入り口となる鉄道の駅や空港、港などのこと。
げんかん‐さき【玄関先】
玄関の前。玄関のあたり。
げんかんさ‐りょうほう【減感作療法】
アレルギー性疾患の治療法の一。原因となる物質のアレルゲンをごく微量ずつ与えて身体を慣らし、過敏反応が起こらないよう...
げんかん‐し【玄関子】
⇒玄関番
げんかん‐ばらい【玄関払い】
来客を、面会しないで追い返すこと。「—を食う」
げんかん‐ばん【玄関番】
玄関にいて来客の取り次ぎをすること。また、その人。玄関子。