こ‐きん【古今】
1 昔と今。ここん。 2 「古今雛(こきんびな)」の略。 「古今和歌集」の略。
こ‐きん【孤衾】
ひとり寝の夜具。また、ひとり寝のこと。
こ‐きん【胡琴】
1 琵琶(びわ)の古称。 2 中国の弦楽器で、胡弓の類の総称。形状や材質などにより、二胡(にこ)・四胡(しこ)・京...
こきん‐おおばん【古金大判】
甲斐で天正年間(1573〜1592)以前に鋳造されたといわれる大判。
こ‐きんぎん【古金銀】
江戸中期以降、また明治時代に、その時点以前に通用した金貨・銀貨の総称。
こきん‐ぐみ【古今組】
箏曲(そうきょく)で、幕末に名古屋の2世吉沢検校が、古今集の和歌数首を組み合わせて作曲した「千鳥の曲」「春の曲」「...
こきんしゅう【古今集】
「古今和歌集」の略。
こきんしゅうとおかがみ【古今集遠鏡】
古今集の注釈書。6巻。本居宣長(もとおりのりなが)著。寛政5年(1793)までに成立。同9年刊。当時の口語文で書か...
こきん‐ちょう【古今調】
古今集にみられる特徴的な歌のよみぶりや歌の調子。理知的、観念的な内容で、優美・繊細なよみぶりが目立つ。七五調・三句...
こきん‐ちょう【胡錦鳥】
スズメ目カエデチョウ科の鳥。全長14センチくらい。背は緑色、胸は紫色、腹は黄色。顔は赤色のほか、黒色・黄色のものも...
こきん‐でんじゅ【古今伝授】
中世、古今集の難解な語句の解釈などを、秘伝として師から弟子に伝授したこと。東常縁(とうつねより)から宗祇(そうぎ)...
こ‐きんとう【胡錦濤】
[1942〜 ]中国の政治家。安徽省出身。清華大学卒業。1964年中国共産党入党。1992年政治局常務委員、199...
こきん‐びな【古今雛】
安永(1772〜1781)のころ、江戸の人形師原舟月が創始した雛人形。古代雛に当世ふうの新意匠を加えたもので、目に...
こきん‐ぶし【古今節】
江戸時代の流行歌。元禄(1688〜1704)のころ、上方の歌舞伎役者古今新左衛門が歌舞伎狂言の中で歌いはじめたもの...
コキンボ
チリ中北部、コキンボ州の都市。州都ラ‐セレナの南約10キロメートルに位置し、太平洋に面する天然の良港をもつ。19世...
こきんよざいしょう【古今余材抄】
古今集の注釈書。10巻。契沖著。元禄5年(1692)成立。
こ‐きんらん【古金襴】
近世初期に中国から渡来したといわれる金襴。古渡り金襴。
こきんろくじょう【古今六帖】
「古今和歌六帖」の略。
こきんわかしゅう【古今和歌集】
最初の勅撰和歌集。八代集の第一。20巻。延喜5年(905)の醍醐天皇の命により、紀貫之(きのつらゆき)・紀友則(き...
こきんわかしゅううちぎき【古今和歌集打聴】
古今集の注釈書。20巻。賀茂真淵講述、門人の野村ともひ子筆記、上田秋成修訂。寛政元年(1789)刊。
こきんわかしゅうせいぎ【古今和歌集正義】
古今集の注釈書。23巻。香川景樹著。天保3年(1832)成立。同6年から刊行、明治28年(1895)に全部刊。
こきんわかしゅうひょうしゃく【古今和歌集評釈】
金子元臣による古今和歌集の注釈書。明治34年(1901)から明治41年(1908)にかけて、全5巻を刊行。
こきんわかろくじょう【古今和歌六帖】
平安中期の類題和歌集。6巻。編者・成立年ともに未詳。万葉集・古今集・後撰集などの歌約4500首を、歳時・天象・地儀...
こきん‐わた【古今綿】
江戸時代、延宝(1673〜1681)から宝永(1704〜1711)のころに流行した綿帽子の一。前額からほおにかけ、...