こざ
長崎県壱岐の小崎で、社寺の出費や村税などに当てる目的で、浦全体の家が共同で1日ないし数日間磯物採りなどの漁を行う習慣。
こ‐ざ【孤座/孤坐】
[名](スル)独りで座っていること。独座。「書斎に—している時にくらべると」〈荷風・濹東綺譚〉
こ‐ざ【胡座/胡坐】
[名](スル)両足を組んで座ること。また、その座り方。あぐら。「松川は—して横柄な態度であった」〈島木健作・生活の探求〉
コザ
沖縄県、沖縄島中部にあった市。第二次大戦後に占領した米軍がキャンプコザと呼称。昭和31年(1956)6月に越来村(...
こ‐さい【小才】
《「こざい」とも》その場に合わせて、うまく始末をつける能力。「—が利く」
こ‐ざいかく【小才覚】
《「こさいかく」とも》ちょっとした機転が利くこと。小利口。
こ‐ざいく【小細工】
1 こまごまと手先を使った細工。また、その細工物。 2 その場かぎりの策略。つまらない計略。「—を弄(ろう)する」
こ‐ざいし【小才子】
《「こさいし」とも》小才の利く者。ちょっとした才知のある者。
こざい‐よしひで【古在由秀】
[1928〜2018]天文学者。東京の生まれ。人工衛星の軌道を割り出す「コザイの式」を編み出し、衛星による測地学を...
こ‐ざかし・い【小賢しい】
[形][文]こざか・し[シク] 1 利口ぶっていて差し出がましい。生意気である。「—・い口をきくな」 2 何かにつ...
こ‐ざかな【小魚/小肴】
小さい魚。また、雑魚(ざこ)。
こざ‐がわ【古座川】
和歌山県南部を流れる川。東牟婁(ひがしむろ)郡古座川町北部の大塔(おおとう)山(標高1122メートル)に源を発して...
こざき‐ひろみち【小崎弘道】
[1856〜1938]宗教家・牧師。熊本の生まれ。各地に伝道後上京、霊南坂教会を開設。基督(キリスト)教青年会(Y...
こ‐ざくら【小桜】
1 桜の一品種。花が小さくて色が薄いもの。 2 小さい桜の花形を散らした文様。
こざくら‐おどし【小桜威】
鎧(よろい)の威の一。小桜2の文様を染めた革でおどしたもの。
こざくら‐がわ【小桜革】
染め革の一。藍地に、白で小さな桜の花形を数多く染め出したものが多く、白地に藍で小文を染め抜いたものもある。
こ‐さけ【濃酒/醴酒】
《「こざけ」とも》米・こうじに酒を加えて一夜で醸造する酒。今の甘酒の類。
ござ‐ござ
《「こざこざ」とも》 [副](スル)細かく入りまじっているさま。「たとい叢脞(そうざ)なる(—したる=注)職務と雖...
こ‐ざさ【小笹】
葉の小さな丈の低い笹。おざさ。
コザ‐し【コザ市】
⇒コザ
こ‐ざしき【小座敷】
1 小さい座敷。 2 母屋に続けて外へ建て出した部屋。はなちいで。 3 四畳半より狭い茶室。一畳半から四畳までをいう。
こざしき‐てつどう【跨座式鉄道】
モノレールで、空中に架設した1本のレールに、車両が上からまたがった形で走行する鉄道。
コサック
タタールとスラブとの混血種族。15世紀以降、南ロシア・ポーランド・ウラル地方に住みついた。遊牧に従事し、騎馬に長じ...
こ‐ざっぱり
[副](スル)飾りけがなく、清潔で感じのよいさま。「—(と)した服装」「—(と)した部屋」
こ‐ざつま【小薩摩】
江戸浄瑠璃の太夫、2世薩摩次郎右衛門のこと。その父、薩摩浄雲を大薩摩とよんだのに対していう。 「小薩摩節」の略。
こざつま‐ぶし【小薩摩節】
江戸浄瑠璃の一派。小薩摩の始めた浄瑠璃節。
こざと‐へん【阜偏】
漢字の偏の一。「防」「隊」などの「阝」の称。 [補説]漢字の右側にある「阝」は「おおざと」という。
こ‐ざね【小札/小実】
鎧(よろい)の札(さね)の小さいもの。室町時代に作られた、従来より小形の札をいう。江戸時代以後は札の総称。
こざね‐くさずり【小札草摺】
小札で作った近世の草摺。
こ‐ざむらい【小侍】
1 年の若い武士。また、身分の低い武士。こさぶらい。「—の十二、三ばかりなるがあるを召し出でて」〈宇治拾遺・一〉 ...
こざむらい‐どころ【小侍所】
1 鎌倉幕府の職名。幕府に宿直し、将軍に随行して警護に当たる役。承久元年(1219)設置。長官(別当)には北条氏一...
こ‐ざら【小皿】
小さい皿。てしお皿。
こざらし‐あみ【小晒し網】
魚網の一。イワシを捕るのに用いる、長い帯状の刺し網。
こ‐ざる【小猿/子猿】
1 小さな猿。また、猿の子。 2 「小猿鉤」の略。
こざる‐かぎ【小猿鉤】
いろりの自在鉤の高さを調節するための横木。中木(ちゅうぎ)。
こざるしちのすけ【小猿七之助】
歌舞伎狂言「網模様灯籠菊桐(あみもようとうろのきくきり)」の通称。また、その主人公の名。 岡鬼太郎による新歌舞伎。...
こ‐ざん【孤山】
一つだけぽつんと離れている山。
こ‐ざん【故山】
故郷の山。また、故郷。「—に骨を埋める」「一生の志もむなしく、—に芋でも作る気になったとのお別れだから」〈佐藤春夫...