腰(こし)があ・る
餅・うどん・そばなどの歯ざわりがしっかりしている。また、布・紙などの手ざわりがしなやかで丈夫である。「—・るスパゲ...
腰(こし)が重(おも)・い
なかなか行動を起こそうとしない。気軽に動かない。「—・い父が上京する気になった」
腰(こし)が折(お)・れる
邪魔が入り、途中でやめになる。「刀の詮議で水責めの—・れた」〈伎・幼稚子敵討〉
こし‐がき【腰垣】
人の腰の高さくらいの、低い垣。
腰(こし)が砕(くだ)・ける
1 腰の力が抜けて姿勢が崩れる。「—・けて倒れる」 2 事を成そうとする意気込みが途中で弱まり、あとが続かなくなる...
腰(こし)が据(す)わ・る
落ち着いて物事をし続ける。「職業を転々として—・らない」 [補説]「腰が座る」と書くのは誤り。
腰(こし)が高(たか)・い
1 腰の位置が高い。腰を高く構える。「外国人力士は概して—・い」 2 他人に対し、おごりたかぶっている。横柄である...
こし‐がたな【腰刀】
腰にさす、鐔(つば)のない短い刀。鞘巻(さやまき)など。腰ざし。
腰(こし)が強(つよ)・い
1 気が強くて容易に屈しない。「—・い人だから少々のことではくじけない」 2 粘りけが強い。また、弾力があって折れ...
腰(こし)が抜(ぬ)・ける
1 腰の関節が外れたり、腰に力がなくなったりして立てなくなる。 2 驚きや恐怖で立っていられなくなる。「びっくりし...
腰(こし)が低(ひく)・い
1 腰を低く構える。 2 他人に対して、へりくだっている。愛想がよい。「誰にでも—・い人」⇔腰が高い。
腰(こし)が引(ひ)・ける
自信がなかったり恐れたりして、積極的に振る舞うことができない。及び腰になる。
こし‐がみ【漉し紙/濾し紙】
液体中の沈殿物をこすのに使う紙。ろし。
こしがや【越谷】
埼玉県南東部の市。奥州街道の宿場町として発達。宮内庁のカモの猟場がある。シラコバトの生息地。近年、水田地帯の住宅地...
こしがや‐ござん【越谷吾山】
[1717〜1788]江戸中期の俳人。武蔵の人。はじめ会田氏。曲亭馬琴(きょくていばきん)の俳諧の師。方言辞書「物...
こしがや‐し【越谷市】
⇒越谷
こしがや‐びな【越谷雛】
江戸時代、武蔵(むさし)国越谷から産出した素朴で雅味のある雛人形。
腰(こし)が弱(よわ)・い
1 弱気である。「—・い交渉」 2 粘りけがない。弾力性がなくもろい。「—・い餅」
こ‐しがらき【古信楽】
信楽焼の古陶。鎌倉時代から室町時代にかけて焼かれた種壺・雑器をいう。
こし‐ガラス【腰ガラス】
障子の腰板の上部にガラスをはめたもの。また、そのガラス。
こし‐がわり【腰変(わ)り/腰替(わ)り】
小袖などの腰の部分を白く染め残すか、または別の色や模様にしたもの。こしあき。