こしらえ‐もの【拵え物】
1 本物にまねて作った物。つくりもの。模造品。 2 嫁入り道具。「十五、六歳にて縁につける時の—の見事になる積もり...
こしら・える【拵える】
[動ア下一][文]こしら・ふ[ハ下二] 1 ある材料を用いて、形の整ったものやある機能をもったものを作り上げる。ま...
こ‐しろ【子代】
大化の改新以前の皇室の私有民。天皇が皇子のために設置したものといわれるが、実体は未詳。→名代(なしろ)
こし‐わざ【腰技】
柔道の投げ技で、主に腰を働かせて投げ倒す技の総称。浮き腰・大腰・腰車・釣り込み腰・払い腰・釣り腰・はね腰・移り腰・...
腰(こし)を上(あ)・げる
1 座っている人が立ち上がる。「出発の時刻と聞いて—・げる」 2 行動するための態勢をとる。「綱紀粛正にやっと重い...
腰(こし)を入(い)・れる
1 腰を安定させた姿勢をとる。「—・れて押す」 2 しっかりした心構えで事に当たる。本腰になる。「—・れて環境保全...
腰(こし)を浮(う)か・す
立ち上がろうとして腰を上げる。中腰になる。「地震と気づいて、思わず—・した」
腰(こし)を落(お)ち着(つ)・ける
1 「腰を据える2」に同じ。「—・けて仕事にかかる」 2 「腰を据える3」に同じ。「彼は赴任地で—・けたらしい」
腰(こし)を折(お)・る
1 腰を折り曲げる。腰をかがめる。「深々と—・る」 2 話などを中途で妨げる。「話の—・らないでくれ」「けんかの—・る」
腰(こし)を下(お)ろ・す
椅子(いす)や台、地面などの上にしりをおろす。座る。「茶屋の店先に—・す」
腰(こし)を屈(かが)・める
からだを前に曲げる。そうやって礼をする。「—・めて丁重にあいさつする」
腰(こし)を掛(か)・ける
物の上にしりをおろす。こしかける。「ベンチに—・ける」
腰(こし)を据(す)・える
1 腰を下げて構える。腰の重心を低くする。 2 落ち着いて事に当たる。腰を落ち着ける。「—・えて研究に当たる」 3...
腰(こし)を突(つ)・く
1 腰を折って倒れ、しりを地につける。 2 くじける。中途でやめる。「危機をもちこたえられず、ついに—・いた」
腰(こし)を抜(ぬ)か・す
1 腰の関節が外れたり、腰の力がなくなったりして立てなくなる。 2 驚きや恐れのために立ち上がれなくなる。「恐ろし...
腰(こし)を伸(の)ば・す
1 曲がった腰をまっすぐに伸ばす。 2 休息する。疲れをいやす。「木陰で—・す」
腰(こし)を割(わ)・る
相撲で、両足を開いてひざを曲げ腰を低くする。腰を落とす。「—・って構える」
こ‐しん【己心】
仏語。自分の心。自己の心。
こ‐しん【己身】
仏語。自分のからだ。
こ‐しん【孤身】
頼るところのない、孤独の身。
こ‐しん【故親】
古くからの知り合い。故旧。
こ‐しん【湖心】
湖の中心。
こ‐しんでん【小寝殿】
寝殿造りで、東の対(たい)、西の対の代わりに建造する小規模の寝殿風の建物。
こ‐しんとう【古神道】
儒教・仏教など外来思想の流入以前に存在したとされる古代の神道。→復古神道
こしん‐の‐みだ【己心の弥陀】
阿弥陀仏は、極楽浄土にあるのではなく、自分自身の心にあるということ。唯心(ゆいしん)の弥陀。己身の弥陀。
こしん‐の‐みだ【己身の弥陀】
「己心(こしん)の弥陀」に同じ。
こ‐しんぶん【小新聞】
1 明治前期に発行された小さな紙面の新聞。総ふり仮名の平易な文章で、世間で起こった事件や花柳界のうわさなどを載せ、...