こ‐ぞ
1 (「去年」とも書く)去年。昨年。《季 新年》「年の内に春は来にけりひととせを—とやいはむ今年とやいはむ」〈古今...
こ‐ぞう【小僧】
1 仏門に入って、まだ修行中の男の子。年少の僧。雛僧(すうそう)。「門前の—習わぬ経を読む」 2 商店などで使われ...
こぞう【姑臧】
中国甘粛省武威県の地名。漢代に県が置かれ、五胡十六国時代には前涼・後涼・南涼・北涼の都となった。涼州。
こ‐ぞう【故造】
たくらんで事をつくり上げること。でっちあげ。捏造(ねつぞう)。「有心(ゆうしん)—」
こ‐ぞうしき【小雑色】
身分の低い雑役の若者。「—一人ばかりを相具したりけり」〈十訓抄・一〉
こ‐ぞうりとり【小草履取り】
江戸時代、男色の流行期に、武士が草履取りの名目で召し抱えた美少年。
こ‐ぞく【古俗/故俗】
昔の風俗。古くからのしきたり。「—を今に伝える祭礼」
こ‐ぞく【孤族】
世間との接触もなく身内とのつながりも切れて、ただ一人で暮らす人をいう。 [補説]平成22年(2010)12月末、朝...
去年(こぞ)今年(ことし)
1 新年にあたり、年去り年来る時の流れに対する感慨を表した言葉。行く年来る年。《季 新年》 2 去年と今年。「—は...
こぞっ‐こ【小僧っ子】
年若い男子をののしっていう語。青二才。こわっぱ。
こぞっ‐て【挙って】
[副]《「こぞりて」の音変化》一人も残らず。全員で。「村中が—祭りを楽しむ」
去年(こぞ)の暦(こよみ)
何の役にも立たないもののたとえ。
こ‐ぞめ【濃染(め)】
色を濃く染めること。また、その染めた物。⇔薄染め。
こぞめ‐づき【濃染月/木染月】
《木々が色濃く染まる月の意から》陰暦8月の異称。《季 秋》
こぞり‐て【挙りて】
[副]残らずすべて。だれもかれも。こぞって。「世—信ぜず」〈栄花・疑ひ〉
こぞ・る【挙る】
[動ラ五(四)] 1 残らず集める。「精鋭を—・る」 2 ことごとく集まる。残らずそろう。→挙(こぞ)って「音に聞...