コーチ
インド南部、ケララ州の都市。アラビア海に面し、1602年、バスコ=ダ=ガマがポルトガルの交易拠点を建設。香料の輸出...
こち【鯒/鮲/牛尾魚】
カサゴ目コチ科の海水魚。全長約50センチ。体は扁平で、頭が大きい。体色は黄褐色で、暗色の小円点が散在する。性転換を...
こち【東風】
東の方から吹いてくる風。ひがしかぜ。《季 春》「—吹くや山一ぱいの雲の影/漱石」
こ‐ち【故地/古地】
1 もと所有していた土地。 2 昔からの縁故のある土地。「文豪の—を訪ねる」
こ‐ち【故知/故智】
昔の人の用いた知恵。先人の試みた策略。「—に倣う」
こ‐ち【胡地】
胡の国の土地。えびすの国。転じて、未開の土地。
こ‐ち【此方】
[代] 1 近称の指示代名詞。こっち。こちら。「—やと言へば、ついゐたり」〈源・若紫〉 2 一人称の人代名詞。わた...
こち‐かぜ【東風】
「こち(東風)」に同じ。
こ‐ちく【胡竹】
竹の一種。横笛の材料とする。また、それで作った横笛。呉竹。
こち‐こち
[副] 1 かたい物をたたく音、また、かたい物とかたい物とが触れ合う音を表す語。「細い杖の先で合土(たたき)の上を...
こ‐ちご【小稚児】
小さい子供。「年十五、六ばかりなる—の、髪唐輪(からわ)に上げたるが」〈太平記・二〉
こち‐ごち【此方此方】
[代]不定称の指示代名詞。あちこち。あちらこちら。ほうぼう。「—の国のみ中ゆ出で立てる富士の高嶺は」〈万・三一九〉
こちごち・し【骨骨し】
[形シク] 1 不作法であるさま。ぶしつけであるさま。「旧(ふる)物語にかかづらひて、夜を明かし果てむも、—・しか...
こ‐ちじき【古地磁気】
岩石の残留磁気から求められる過去の地磁気の向きや強さ。測定することにより、磁極や大陸が移動したこと、地磁気の北極・...
こちじき‐がく【古地磁気学】
岩石の残留磁気をもとにして、地質時代を含めた過去の地磁気の状態を研究する学問。
コチジャン
《(朝鮮語)》⇒コチュジャン
こ‐ちず【古地図】
16、7世紀以前の、主として手書きによって作製された地図。
こち・ず【言出づ】
[動ダ下二]《「ことい(言出)づ」の音変化》口に出して言う。「足柄のみ坂恐(かしこ)み曇り夜の我(あ)が下延(した...
こちた・し【言痛し/事痛し】
[形ク] 《「こといたし」の音変化》 1 人の口がうるさい。煩わしい。「人言(ひとごと)はまこと—・くなりぬともそ...
こ‐ちちゅうかい【古地中海】
⇒テチス海
こち‐と【此方人】
[代]《「こちひと」の音変化》一人称の人代名詞。わたしたち。わたし。「内にゐやんす内儀様—ばかりにうちまかせ」〈浄...
こちと‐ら【此方人等】
[代]《代名詞「こちと」に複数を示す「ら」のついたもの、単数にも用いる》一人称の人代名詞。おれたち。おれ。「—の知...
こ‐ちどり【小千鳥】
チドリ科の鳥。全長16センチくらい。背は灰褐色、腹は白色、くびに黒い輪があり、目のまわりが黄色い。川や海岸でみられる。
こち‐な・し【骨無し】
[形ク] 1 不作法である。無礼だ。「悩ましくなむ、と事無しび給ふを、しひて言ふも、いと—・し」〈源・手習〉 2 ...
コチニン
タバコの煙に含まれるニコチンが体内で分解されてできる物質。尿とともに排出される。非喫煙者でもタバコの煙を吸うとコチ...
コチニール
⇒カルミン
こち‐の‐ひと【此方の人】
[代] 1 三人称の人代名詞。妻が夫をさしていう語。うちの人。「—が京からの帰りを待って」〈浄・宵庚申〉 2 二人...
こ‐ちゃ【粉茶】
もみ砕いて細かくした茶。また、粉状になった茶。こなちゃ。
こ‐ちゃ【古茶】
新茶に対して古い茶のこと。《季 夏》「女夫仲いつしか淡し—いるる/たかし」
こちゃ
[連語]《代名詞「こち」に係助詞「は」のついた「こちは」の音変化》わたしは。自分は。こちらは。「とても女子(おなご...
こちゃえ‐ぶし【こちゃえ節】
天保(1830〜1844)のころに流行した俗謡。甲斐の盆踊り歌が江戸にはいったものという。各節の終わりに「コチャエ...
こ‐ちゃく【固着】
[名](スル) 1 他のものにしっかりくっつくこと。「接着剤で棚板を壁に—させる」 2 同じ所にとどまって、そのま...
こ‐ちゃく【糊着】
[名](スル) 1 糊(のり)でつけること。また、糊でつけたようにぴったりとつくこと。「自分の目の表面に—したもの...
こちゃく‐かんねん【固着観念】
⇒固定観念
こちゃく‐ざい【固着剤】
染色で、可溶性の染料や媒染剤を不溶性に変えて繊維に固着させるための薬剤。炭酸ソーダ・アンチモン塩類など。
こちゃく‐せいぶつ【固着生物】
⇒付着生物
こちゃ‐こちゃ
[副](スル)細かい物が入りまじって、混雑しているさま。「いろいろなことを—(と)手帳に書く」「小さな店が—した横町」
コチャバンバ
ボリビア中部の都市。コチャバンバ県の県都。同国の主要な農業地域であり、商工業の中心地でもある。植民地時代の建造物が...
コチャバンバ‐だいせいどう【コチャバンバ大聖堂】
《Catedral Metropolitana San Sebastián》ボリビア中部の都市コチャバンバの市街中...
コチャバンバゆき【コチャバンバ行き】
永井竜男の長編小説。昭和47年(1972)刊行。第24回読売文学賞受賞。
コ‐チャーン
⇒チャーン島
こ‐ちゅう【籠中】
かごの中。ろうちゅう。「—の鳥」
こ‐ちゅう【古注/古註】
1 古い時代に行われた注釈。特に日本では、国学成立以前の注釈。⇔新注。 2 中国で、経書類に付された注釈のうち、漢...
こ‐ちゅう【孤忠】
心を同じくする人もなく、たった一人で尽くす忠義。「—を全うする」「—至孝」
こ‐ちゅう【孤注】
1 ばくちで、なけなしの金をはたいて、のるかそるかの勝負をすること。 2 一か八(ばち)かの勝負。危険を冒すたとえ...
こ‐ちゅう【個中/箇中】
《「個」は、このという意味の指示語。この範囲内の意から》 1 学芸や物事の奥深い道理。「惜むらくは—の趣味を解せず...
こ‐ちゅう【個虫】
群体を構成する生物の各個員。
こ‐ちゅう【壺中】
1 つぼの中。 2 臆病な者。小心者。
こ‐ちゅう【孤虫】
成虫が同定されていない裂頭条虫の幼虫。→芽殖孤虫
こちゅうかん【壺中観】
田岡嶺雲の評論集。明治38年(1905)、刊行直前に発売禁止処分を受ける。翌明治39年(1906)、削除改訂版を「...