こぶ【瘤/癭】
1 病気のために筋肉が固くなるなどして、皮膚が高く盛り上がっているもの。 2 からだの一部をひどく打ったりして、そ...
こ‐ぶ【戸部】
1 古代中国の六部(りくぶ)の一。戸口(ここう)・田賦(でんぷ)・財政などをつかさどった。 2 民部省の唐名。こほう。
こぶ【昆布】
「こんぶ(昆布)」に同じ。
こ‐ぶ【鼓舞】
[名](スル)《鼓(つづみ)を打ち、舞(まい)をまう意から》大いに励まし気持ちを奮いたたせること。勢いづけること。...
こぶ【瘤】
秋元不死男による句集。昭和25年(1950)刊。収録された句のうち約半数が、昭和16年(1941)から昭和18年(...
こ・ぶ
[動バ上二]「こびる」の文語形。
こ・ぶ【媚ぶ】
[動バ上二]「こ(媚)びる」の文語形。
こぶ・い
[形]《近世上方語》欲深い。物惜しみがひどい。「とかく始末第一とて親父よりも—・うかせぎければ」〈浮・当世銀持気質〉
こぶ‐うし【瘤牛】
家畜の牛の一品種。体高1.3〜1.5メートル。肩にこぶがあり、胸から腹にかけて肉垂れがある。インドに多く、ヒンズー...
こぶうり【昆布売】
狂言。男に無理に太刀を持たされた昆布売りが、逆にその太刀で男を脅して、代わりに昆布を売らせる。
こ‐ぶか・い【木深い】
[形][文]こぶか・し[ク]樹木が生い茂っているさま。「—・い病院の一室」〈三重吉・小鳥の巣〉
こ‐ぶくさ【古袱紗/小袱紗】
茶の湯で、茶碗に添えたり、茶入れ・香合などの拝見の際に用いたりする袱紗。由緒ある布帛(ふはく)や高貴な織物で作る。...
こぶく‐しゃ【子福者】
夫婦の間に、多くの子供に恵まれて幸せな人。
こぶく‐めん【小服綿】
僧尼の平服に用いた十徳に似ている木綿の綿入れ。また、一般に綿入れの着物。
こ‐ぶくろ【子袋】
1 人の子宮。こつぼ。「凡人の—から産れたということさ」〈嘉村・途上〉 2 牛や豚の子宮。焼き肉、刺身などで食す。...
こ‐ぶくろ【小袋】
小さな袋。「—に分ける」
こぶくろ‐ざか【巨福呂坂】
神奈川県鎌倉市雪ノ下から山ノ内へ抜ける坂道。鎌倉七口の一。
小袋(こぶくろ)と小娘(こむすめ)
1 小袋は物があまり入らないようにみえて案外多く入るように、小娘は費用がかからないようにみえて案外かかるの意。 2...
こぶ‐こぶ【瘤瘤】
こぶ。また、あちこちにこぶができていること。「—の枝」
コブ‐サラダ
トマト・アボカド・ゆで卵・肉・チーズなど多くの具材を、同じくらいの大きさに切りそろえて盛りつけたサラダ。 [補説]...
こぶし【拳】
5本の手の指を折り曲げて握りしめたもの。にぎりこぶし。げんこつ。げんこ。「—を振り上げる」「—をかためる」
こ‐ぶし【小節】
1 木の節の小さいもの。 2 民謡・歌謡曲などで用いられる装飾的な発声技巧、およびそれによる細かい節回し。「—をき...
こぶし【辛夷/拳】
モクレン科の落葉高木。山野にみられ、葉は幅広の倒卵形。春、葉より先に、大形の香りのある白色の6弁花をつける。秋に実...
こ‐ぶし【古武士】
剛毅実直な昔の武士。
こぶし‐あがり【拳上(が)り】
1 槍など、長い武器を持って構える際、その先端が、下がるように手もとを上げて持つこと。⇔拳下がり。 2 鉄砲や弓を...
こぶし‐うち【拳打ち】
互いにこぶしで打ち合う技。拳法の類。
こぶし‐だけ【甲武信岳】
山梨・埼玉・長野の3県境にある秩父(ちちぶ)山地の高峰。標高2475メートル。甲斐・武蔵・信濃の国境にあるところか...
こぶし‐がに【拳蟹】
十脚目コブシガニ科のカニ。砂泥底にすむ。甲幅約3センチ。甲は半球形で、淡赤色に黄色の斑点が並ぶ。東京湾以南に分布。
こぶし‐ぎぬ【小節絹】
節のある玉糸を横糸に用いた平織りの絹織物。着物の裏に使用する。
こぶし‐さがり【拳下(が)り】
1 槍など長い武器を持って構える際、その先端が手もとより上がるようにすること。⇔拳上がり。 2 鉄砲や弓などを構え...
こぶし‐ばな【拳鼻/拳端】
こぶし状の木鼻(きばな)。
こぶ‐しょうしょ【戸部尚書】
民部卿(みんぶきょう)の唐名。
こ‐ぶしん【小普請】
1 小規模な造営修築工事。 2 江戸時代、禄高三千石未満の旗本・御家人のうち、非役の者の称。小普請支配に属する。
こぶしん‐いり【小普請入り】
江戸時代、職務上の失態または疾病・老衰などによって職を免ぜられた旗本・御家人が小普請支配に編入されること。
こぶしん‐かた【小普請方】
江戸幕府の職名。小普請奉行の下役。
こぶしん‐きん【小普請金】
江戸幕府が小普請の費用として、非役の旗本・御家人に課した上納金。
こぶしん‐ぐみ【小普請組】
「小普請2」が編入された組。
こぶしん‐しはい【小普請支配】
江戸幕府の職名。老中に属し、「小普請2」を支配し監督する役。
こぶしん‐ぶぎょう【小普請奉行】
江戸幕府の職名。若年寄に属し、江戸城本丸以下幕府関係の建物の営繕をつかさどった。
こぶ‐じめ【昆布締め】
塩をした魚を昆布で挟み、その風味を魚肉に移し身をしめること。また、そのように処理した食品。
こ‐ぶすま【小衾】
ふすま。夜具の掛け布団。「庭にたつ麻手(あさで)—今夜(こよひ)だに妻寄しこせね麻手—」〈万・三四五四〉
こ‐ぶた【小豚/子豚】
小さいブタ。また、ブタの子。
こぶ‐だい【瘤鯛】
スズキ目ベラ科の海水魚。全長約1メートルに達する。体は側扁し、体色は紫赤色。成熟した雄では前頭部が突出して大きなこ...
こぶ‐だし【昆布出汁】
昆布を煮てとっただし汁。
こぶ‐だし【瘤出し】
石面の仕上げ法の一。表面に粗く凹凸をつける。
こぶ‐だら【昆布鱈】
⇒鱈昆布(たらこぶ)
こぶ‐ちゃ【昆布茶】
細かく刻んだり粉末にしたりした昆布に熱湯を注いだ飲み物。
こ‐ぶつ【古仏】
1 昔の仏像。 2 禅宗で、悟りをひらいた高僧の敬称。 3 過去世の仏。
こ‐ぶつ【古物/故物】
1 使い古した品物。また、使用済みの不用になった品物。中古(ちゅうぶる)。セコハン。 2 古くから伝わる由緒のある...
こ‐ぶつ【個物】
《(ドイツ)das Einzelne/Einzelding》哲学で、他と区別される、一つ一つの物。個体。