こをかしや【子を貸し屋】
宇野浩二の小説。大正12年(1923)発表。生活のために子供を貸すという商売を通じて、市井の哀歓を描く。
子(こ)を棄(す)つる藪(やぶ)はあれど身(み)を棄(す)つる藪(やぶ)はなし
困窮して子を捨てることはあっても、自分の身を捨て去ることはできない。
こをつれて【子をつれて】
葛西善蔵(かさいぜんぞう)の小説。大正7年(1918)発表。借家を出され、子供を連れて夜の街をさまよい歩く貧しい小...
こをとろ‐ことろ【子を捕ろ子捕ろ】
子供の遊戯の一。一人ずつ鬼と親になり、ほかの子供が親の後ろに列を作り、鬼が最後の子をつかまえようとするのを親は両手...
粉(こ)を吹(ふ)・く
白い粉状のものが表面に吹き出たように付着する。「干し柿が—・く」
子(こ)を見(み)ること親(おや)に如(し)かず
親は、自分の子の性質や能力をいちばんよく知っている。子を知ること父に如かず。
子(こ)を持(も)って知(し)る親(おや)の恩(おん)
自分が子供を養育してみて、初めて親のありがたさが身にしみてわかる。