こん‐じ【今次】
このたび。今度。今回。「—の選挙」
こん‐じ【今時】
いま。いまどき。当世。「—の世相」
こん‐じ【今茲】
《「茲」は年の意》ことし。本年。「—東巡の際路其墓下に出ずるを以て」〈金井之恭・東巡録〉
こん‐じ【金字】
金泥(こんでい)で書いた文字。写経などに用いた。きんじ。
こん‐じ【恨事】
恨みが残ること。残念なこと。「千秋の—」
こん‐じ【根治】
[名](スル)病気などを根本から完全になおすこと。また、なおること。こんち。「病気を—する」
こん‐じ【紺地】
紺色の織り地。または染め地。
こん‐じき【金色】
黄金の色。きんいろ。
こんじき‐せかい【金色世界】
金色の世界。文殊菩薩(もんじゅぼさつ)の浄土をいう。
こんじき‐どう【金色堂】
内部を金箔(きんぱく)などで飾った阿弥陀堂。極楽浄土を象徴する。 岩手県西磐井(にしいわい)郡平泉町の中尊寺にある...
こんじきやしゃ【金色夜叉】
尾崎紅葉の小説。明治30〜35年(1897〜1902)発表。明治36年(1903)新続編を発表、未完。主人公間貫一...
こん‐じく【坤軸】
大地の中心を貫き支えていると想像される軸。地軸。「奔雷の音は屋瓦(かわら)紙障(ふすま)を震うて—正に砕くるばかり...
こんじ‐すい【今治水】
歯痛の際に患部に塗る鎮痛液の商標名。
こんじ‐ちょう【金翅鳥】
「迦楼羅(かるら)」に同じ。
こん‐じつ【今日】
「こんにち(今日)」に同じ。
こん‐じゃく【今昔】
今と昔。こんせき。
こんじゃく‐の‐かん【今昔の感】
今と昔を思い比べて、あまりに違っているのに心を打たれること。「—に堪えない」
こんじゃく‐ものがたり【今昔物語】
⇒今昔物語集
こんじゃくものがたりしゅう【今昔物語集】
平安後期の説話集。31巻。現存28巻。源隆国や覚猷(鳥羽僧正)を編者とする説があるが、未詳。12世紀初めの成立。天...
こんじゅ【胡飲酒】
雅楽の舞曲。林邑楽(りんゆうがく)系の唐楽。壱越(いちこつ)調で古楽の小曲。一人舞。胡国の王が酒に酔ったさまを舞に...
こんじゅ‐ほうしょう【紺綬褒章】
公益のために私財を寄付した者に授与される褒章。綬(リボン)は紺色。大正7年(1918)制定。
こん‐じょう【今生】
この世に生きている間。この世。現世。「—の思い出」「—のお別れ」
こん‐じょう【近仗】
近衛(このえ)の次将(中将・少将)の異称。
こん‐じょう【根性】
1 その人の本来的に持っている性質。しょうね。また、あるものに特有の性質。「—の腐った奴」「島国—」「やじ馬—」 ...
こん‐じょう【紺青】
1 青色顔料の一。一般に、フェロシアン化カリウムの溶液に硫酸鉄と酸化剤を加えて製する。酸化コバルトにカオリンまたは...
こん‐じょう【懇情】
親切で真心を尽くした心くばり。こんせい。「ご—、肝に銘じております」
こんじょう‐き【紺青鬼】
地獄にいて、紺青を塗ったような色をしているといわれる鬼。青鬼。
こんじょう‐だま【根性魂】
生来のこころだて。根性を強めて言う語。
こんじょう‐の‐わかれ【今生の別れ】
この世ではもう二度と会えないだろうという別れ。
こんじょう‐ぼね【根性骨】
根性を強めて言う語。「—がある」
こんじょう‐やき【根性焼(き)】
火のついたタバコを皮膚に押し当てて、やけどの跡を付けること。また、その跡。熱さに耐える根性を見せつけるためと、いじ...
こんじょう‐ろん【根性論】
強い精神力があれば、何事も成し遂げられるとする考え方。
根性(こんじょう)を入(い)れ替(か)・える
過去を反省して心を改める。心を入れ替える。「—・えて一から出直す」
こん‐じょく【困辱】
苦しめはずかしめること。
こん・じる【混じる】
[動ザ上一]「こんずる」(サ変)の上一段化。「貝に砂が—・じる」
コンジローム
陰部や肛門に生じる、いぼ状の病変。ウイルスの一種の感染によって起こる尖圭(せんけい)コンジロームと、梅毒に伴う扁平...
こん‐しん【今身】
《「こんじん」とも》現世でのからだ。うつしみ。「互ひに合掌、心を鎮(しづ)め、—より仏身に至るまでよく保ち奉る」〈...
こん‐じん【今人】
現代の人。今の世の人。⇔古人。「古人の書を読み—の言を聞く」〈福沢・福翁百話〉
こん‐じん【金神】
陰陽道(おんようどう)で祭る方位の神。金気の精で、この神がいる方位に向かって土木を起こしたり、移転・出行・嫁取りを...
こん‐じん【根塵】
六根(ろっこん)と六塵。
こん‐じん【閽人】
中国、周時代の官名。王宮の門の開閉を任務とする。
こんじん‐の‐まび【金神の間日】
1年のうち、金神の方角に対して、物事をしても差し支えないという日。春は丑(うし)、夏は申(さる)、秋は未(ひつじ)...
コンジーベラム
⇒カンチプラム