ご‐し【五指】
1 5本の指。親指・人さし指・中指・薬指・小指のこと。 2 数の5。すぐれたものを選んで数えあげるときにいう。「—...
ご‐し【五師】
1 釈迦(しゃか)入滅後、仏法を伝えた五人の師。迦葉(かしょう)・阿難陀・末田地(までんじ)・商那和修(しょうなわ...
ご‐し【互市】
物品の売り買い。貿易。
ご‐し【呉子】
呉起(ごき)の尊称。 中国の兵法書。現存6編。呉起の著と伝えられるが未詳。「孫子」と並ぶ兵法書として知られる。
ご‐し【碁子】
碁石。または、碁石を入れる器。
ご‐し【碁師】
囲碁を教える人。囲碁の専門家。
ご‐し【語詞】
言葉。言詞。
ご‐し【語誌/語志/語史】
ある言葉の起源や意味・用法などについての変遷。また、それを書いたもの。
ご‐し【吾子】
[代]二人称の人代名詞。親しみをこめて同僚を呼ぶ語。あなた。きみ。「—はもとより武門の人なり」〈鶉衣・贈或人書〉
ごし【越し】
[語素] 1 物を表す名詞の下に付いて、そのものを隔てて物事をする意を表す。「垣根—」「肩—」「眼鏡—」 2 年月...
ごし‐うんどう【五・四運動】
1919年5月4日、北京(ペキン)で起こった反帝国主義運動。第一次大戦後のパリ講和会議で、山東半島の利権返還などの...
ご‐しき【五色】
1 5種の色。特に、青・黄・赤・白・黒をいう。また、種々の色。五彩。ごしょく。 2 多種多様。いろいろ。「五体には...
ご‐しき【五識】
仏語。目・耳・鼻・舌・身の五根によって生じる、色(しき)・声(しょう)・香・味・触(そく)の五つの知覚作用。
ごしき‐あげ【五色揚(げ)】
いろいろな種類の野菜を油で揚げたもの。精進揚げ。
ごしき‐えび【五色海老】
イセエビ科の甲殻類。房総以南の岩礁の多い海にすむ。体長約30センチになり、頭胸甲のとげはイセエビより数が多くて長い...
ごしき‐おんせん【五色温泉】
北海道蘭越(らんこし)町・ニセコ町にある温泉。ニセコ温泉郷に含まれる。泉質は硫黄泉・酸性泉。ニセコ五色温泉。 山形...
ごしき‐がわ【五色革】
⇒ハルシャ革
ごしき‐ぎ【五色木】
ニシキギの別名。
ごしき‐さざえ【五色栄螺】
コシダカサザエの別名。
五色(ごしき)主(しゅ)無(な)し
《「淮南子(えなんじ)」精神訓から》恐怖のあまり、顔色がいろいろに変わって定まらない。
ごしきせいがい‐いんこ【五色青海鸚哥】
オウム科の鳥。全長28センチくらい。背と尾・翼が緑、くちばしと胸が赤、腹が紫、頭が青の派手な羽色をしている。オース...
ごしき‐そうめん【五色素麺】
卵・ユズ・抹茶などを入れて5色に染め分けたそうめん。伊予の名産。
ごしき‐だい【五色台】
香川県中央北部にある、瀬戸内海の備讃(びさん)瀬戸に臨む台地。高松市・坂出(さかいで)市の境に位置し、南北約10キ...
ごしき‐ちゃづけ【五色茶漬(け)】
江戸末期、5種類の菜と香の物とを添えて出した茶漬け飯。
ごしき‐どり【五色鳥】
1 キツツキ目ゴシキドリ科の鳥。全長約20センチ。くちばしが太く、全体に緑色で、額・のどは黄、頭・顔は青、背の一部...
ごしき‐なます【五色膾】
大根・人参・椎茸・油揚げなどを彩りよく取り合わせ、三杯酢であえたもの。
ごしき‐ぬま【五色沼】
福島県中北部、磐梯山(ばんだいさん)北麓の磐梯高原にある小湖沼群。明治21年(1888)、磐梯山の爆発による泥流の...
ごしき‐の‐いと【五色の糸】
青・黄・赤・白・黒の5種の色をした糸。念仏者が臨終のときに阿弥陀仏の像の手から自分の手に掛け渡した糸。この糸によっ...
ごしき‐の‐さけ【五色の酒】
カクテルの一。色彩・比重の異なる5種類のリキュールを一つのコップに入れ、色とりどりの層ができるようにしたもの。フラ...
ごしき‐の‐せん【五色の賤】
律令制で、5種類の賤民。陵戸(りょうこ)・官戸(かんこ)・家人(けにん)・公奴婢(くぬひ)・私奴婢。このうち家人・...
ごしき‐の‐みず【五色の水】
青・黄・赤・白・黒の5種の色をした水。灌仏会(かんぶつえ)に仏の頭上にそそぎかけるもの。
ごしきひわ
《原題、(イタリア)Il Cardellino》ビバルディのフルート協奏曲集作品10の第3番。ニ長調。鳥の鳴き声を...
ごし‐ごし
[副]物を強くこする音、また、そのさまを表す語。「力を入れて—(と)洗う」
ご‐ししょ【伍子胥】
[?〜前485]中国、春秋時代の楚(そ)の武人。名は員(うん)。父と兄が楚の平王に殺されたので、呉を助け、楚と戦い...
ごし‐じょう【互市場】
貿易の行われる場所。開港場。
ごし‐せつ【五糸節】
《この日に、5色の糸で作った長命縷(ちょうめいる)をひじにかけるところから》5月5日の節句の異称。
ご‐しそく【御子息】
他人の息子を敬っていう語。ご令息。
ご‐しち【五七】
1 五と七。 2 「五七日(ごしちにち)」の略。
ご‐しちし【後七子】
中国明代、嘉靖年間(1521〜1566)の七人の文人。李夢陽ら前七子に対していう。李攀竜・王世貞・謝榛(しゃしん)...
ごしち‐ちょう【五七調】
和歌・韻文・詩などで、5音句・7音句の順に繰り返す形式。また、それによって生じる韻律。短歌では第2句・第4句で切れ...
ごしち‐にち【五七日】
人が死んでから35日目。また、その日に営む法要。五中陰。
ご‐しちにち【後七日】
正月8日から14日までの7日間。また、その間に宮中で行われる仏事。後七日の御修法(みずほう)。正月1日から7日まで...
ごしちにち‐の‐あざり【後七日の阿闍梨】
後七日の御修法の導師となった阿闍梨の位の僧。東寺の長者が勤めた。
ごしちにち‐の‐みずほう【後七日の御修法】
《真言宗では御修法を「みしほ」とよみならわす》正月8日からの7日間、天皇の安穏・国家の繁栄・五穀の豊作などを祈って...
ごしち‐の‐きり【五七の桐】
紋所の名。3枚の桐の葉の上に、中央に七つ、左右に各五つの桐の花を配したもの。
ゴシック
1 活字書体で、縦横の線が均等な太さのもの。ゴシック体。ゴチック。ゴチ。 2 「ゴシック式」の略。 3 文学作品や...
ゴシック‐しき【ゴシック式】
ヨーロッパ中世、ロマネスクに次ぐ美術様式。12世紀中ごろ北フランスに興り、各国に広まった。特に聖堂建築に代表され、...
ゴシック‐しょうせつ【ゴシック小説】
18世紀後半から19世紀初頭にかけて英国で流行した一群の小説。ゴシック風の古城・寺院などを舞台に、超自然的な怪奇を...
ゴシック‐たい【ゴシック体】
《Gothic type》⇒ゴシック1
ゴシックちく‐だいじいん【ゴシック地区大寺院】
⇒バルセロナ大聖堂