ご‐ふ【五府】
「五衛府(ごえふ)」の略。
ご‐ふ【後夫】
のちぞいの夫。
ご‐ふ【護符/御符】
神仏の名や形像、種子(しゅじ)、真言などを記した札。身につけたり壁にはったりして神仏の加護や除災を願う。お守り。ご...
ご‐ふう【護符/御符】
「ごふ(護符)」の音変化。「お守よ、—よと、御恩をうけた祐弁様」〈浄・万年草〉
ごふう‐じゅうう【五風十雨】
《5日に一度風が吹き、10日に一度雨が降る意》 1 天気が順調で、農作のために都合がよいこと。 2 世の中が安泰で...
ごふかくさ‐てんのう【後深草天皇】
[1243〜1304]第89代天皇。在位、1246〜1260。後嵯峨天皇の第3皇子。名は久仁。父の後嵯峨上皇が院政...
ご‐ふく【五服】
1 中国古代に、京畿を中心として、その周囲500里ごとに分けた五つの地域。近くから順に甸(でん)服・侯服・綏(すい...
ご‐ふく【五福】
《「書経」洪範から》人としての五つの幸福。寿命の長いこと、財力の豊かなこと、無病息災であること、徳を好むこと、天命...
ご‐ふく【呉服】
1 和服用織物の総称。反物。 2 太物(ふともの)に対して、絹織物の称。 3 古代中国、呉の国から伝わった織り方に...
ご‐ふく【御服】
1 天皇・上皇など貴人を敬ってその衣服をいう語。 2 仏前に供える煎茶を敬っていう語。
ご‐ふく【御福】
「福(ふく)2」に同じ。「鞍馬の大悲多聞天(だいひたもんてん)の—を主殿(しうどの)に参らせたりや」〈虎明狂・鞍馬参〉
ごふく‐ざし【呉服差(し)】
⇒呉服尺
ごふく‐じょ【呉服所】
江戸時代、幕府・禁裏・大名家などに出入りして衣服類などを調達した呉服屋。金銀の融通もした。呉服師。
ごふく‐じゃく【呉服尺】
江戸時代まで布を測るのに用いた物差し。曲尺(かねじゃく)の1尺2寸(約36.4センチ)を1尺とする。呉服物差し。呉...
ごふく‐だな【呉服棚】
床の間や書院のわきに設けた袋棚。ふつう呉服などを入れるのに用いた。
ごふく‐つぎ【五服継ぎ】
《並のキセルの五服分をつめることができる意》火皿の大きいキセル。
ごふく‐どころ【御服所】
平安時代、中務(なかつかさ)省の内蔵寮(くらりょう)に属し、天皇などの衣服を調進した所。院や摂関・大臣・将軍家にも...
ごふく‐の‐ま【呉服の間】
江戸城内大奥で、将軍や御台所(みだいどころ)の衣服のことをつかさどった所。また、その役にある奥女中。
ごふくばし‐もん【呉服橋門】
江戸城郭門の一。呉服町に出る門で、現在の中央区八重洲にあった。
ごふく‐もの【呉服物】
呉服屋で商っている品物。織物や反物の類。
ごふく‐ものさし【呉服物差(し)】
⇒呉服尺
ごふく‐や【呉服屋】
織物や反物類を商う店。また、その人。
ごふしみ‐てんのう【後伏見天皇】
[1288〜1336]第93代天皇。在位、1298〜1301。伏見天皇の第1皇子。名は胤仁(たねひと)。足利尊氏(...
ご‐ふしょう【御不承】
1 相手を敬って、その人が不承知なことをいう語。「—とは存じますが」 2 不承知の気持ちをまげて承諾してほしい、と...
ご‐ふじょう【御不浄】
便所を丁寧にいう語。多く、女性が用いる。
ご‐ふじん【御婦人】
婦人を敬っていう語。
ご‐ふつ【誤払】
誤って支払うこと。
ゴフ‐とう【ゴフ島】
《Gough》アフリカ大陸と南アメリカ大陸のほぼ中間、南大西洋上にある島。面積約80平方キロメートルの火山性孤島。...
ご‐ふない【御府内】
江戸時代、町奉行の支配に属した江戸の市域。文政元年(1818)、東は亀戸・小名木村辺、西は角筈村・代々木辺、南は上...
ご‐ふん【胡粉】
日本画で用いる白色顔料。カキ殻を粉砕・水簸(すいひ)・乾燥したもので、主成分は炭酸カルシウム。室町時代以降用いられ...
ごふん‐いろ【胡粉色】
胡粉の色。わずかに黄みがかった白色。
ごふん‐え【胡粉絵】
胡粉を塗った地の上に、墨・丹(に)・緑青(ろくしょう)・黄土などを用いて描いた絵。
ごふん‐じ【胡粉地】
漆塗りの下地として胡粉を塗ったもの。