ご‐よう【五葉】
1 5枚の葉。また、紙など薄い平たいもの5枚。 2 「五葉松」の略。 3 五つの分派。特に、禅宗の五家。「時澆薄に...
ご‐よう【互用】
代わる代わる用いること。
ご‐よう【梧葉】
アオギリの葉。
ご‐よう【御用】
1 ある人を敬って、その用事・入用などをいう語。また、用事・入用などを丁寧にいう語。「何か—ですか」「—を承ります...
ご‐よう【誤用】
[名](スル)使い方をまちがえること。また、そういう使い方。「敬語を—する」
ごよう‐えし【御用絵師】
近世、幕府・諸大名などに召し抱えられた絵師。→奥絵師
ごよう‐おさめ【御用納め】
各官公庁で、その年の執務を終わりにすること。また、その日。ふつうは12月28日。《季 冬》⇔御用始め。
ごよう‐がかり【御用掛(か)り】
もと、宮内省などの命を受けて用務を担当する職。また、その職の人。
ごよう‐がくしゃ【御用学者】
時の政府・権力者などに迎合して、それに都合のよい説を唱える学者。
ごよう‐きき【御用聞き】
1 商店などで、得意先の用事・注文などを聞いて回ること。また、その人。「酒屋の—」 2 《政府の公用を承る者の意か...
ごよう‐きしゃ【御用記者】
御用新聞の記者。
ごよう‐きん【御用金】
江戸時代、幕府・諸藩が財政の不足を補うため、臨時に御用商人などに課した賦課金。
ごよう‐くみあい【御用組合】
使用者から経済的援助を受けたり、使用者の意向に従って動いたりする自主性のない労働組合。会社組合。
ごよう‐ざん【五葉山】
岩手県南東部、釜石市・大船渡市・気仙郡住田町の境にある山。標高1351メートル。海に直線距離で13キロメートルと近...
ごよう‐し【御用紙】
1 御用新聞。 2 江戸時代、幕府に納めた特漉きの紙。また、大名などに納めた紙。
ごよう‐しょうにん【御用商人】
1 宮中・官庁などへ用品を納めることを認可された商人。御用達(ごようたし)。 2 江戸時代、幕府・諸藩に出入りを許...
ごよう‐しんぶん【御用新聞】
時の政府の保護を受けて、その政策の擁護・宣伝になるような報道に努める新聞。
ごよう‐ずみ【御用済み】
1 ある人を敬って、その人の使用が済んだことをいう語。「—の品」 2 官公庁の用務が終わり、その職を免ずること。 ...
ごよう‐せん【御用船】
1 戦時などに政府や軍が徴発して軍事目的に使用した民間の船舶。 2 江戸時代、幕府・諸藩が必要に応じて運送を委託し...
ごようぜい‐てんのう【後陽成天皇】
[1571〜1617]第107代天皇。在位、1586〜1611。正親町(おおぎまち)天皇の皇子誠仁(のぶひと)親王...
ごよう‐たし【御用達】
1 (「ごようたつ」とも)宮中・官庁などへ用品を納めること。「宮内庁—の品」 2 「御用商人」に同じ。
ご‐ようだて【御用立て】
「用立て」の謙譲語・美化語。「—はできかねます」
ごよう‐ぢょうちん【御用提灯】
1 官庁の名や記章を記した提灯。官命に従事する者が夜間に携帯する。 2 江戸時代、捕り手が犯人を召し捕るときに用い...
ごよう‐つつじ【五葉躑躅】
ツツジ科の落葉低木。本州・四国の深山に自生。枝先に葉を5枚ずつつける。初夏に白い花が咲く。しろやしお。《季 春》
ごよう‐てい【御用邸】
皇室の別邸。避暑・避寒のために利用される。 [補説]現在ある御用邸は3か所。葉山御用邸(神奈川県葉山町)は明治27...
ごよう‐でやく【御用出役】
江戸時代、役人が本職にあるまま臨時に他の役に就くこと。また、その役人。
ごよう‐とりつぎ【御用取次】
江戸幕府の職名。将軍の居室と御用部屋との間にあって取り次ぎをした役。側衆(そばしゅう)から選ばれた。
ごよう‐はじめ【御用始め】
各官公庁で、その年の執務を始めること。また、その日。ふつうは1月4日。《季 新年》⇔御用納め。
ごよう‐ばこ【御用箱】
江戸時代、幕府・諸大名が道中の際に用務に関する文書や金品を入れて運んだ箱。
ごよう‐べや【御用部屋】
江戸城内で、大老・老中・若年寄が詰めて政務を執った部屋。
ごよう‐まつ【五葉松】
マツ科の常緑高木。山地に自生。樹皮は黒みを帯び、枝は水平に出て、針状の葉が5枚ずつ束になってつく。5月ごろ、新しい...
ご‐ようめい【御用命】
「用命」の尊敬語。「—ありがとうございます」
ごよう‐めし【御用召し】
朝廷や官庁の発する出頭命令。多くは官職の任命や叙位などのための呼び出し。
ごよう‐もの【御用物】
宮中や官庁の用に供する品物。
ごよう‐ろん【語用論】
《pragmatics》記号論の一分野。記号をその使用者の立場から研究するもの。
ご‐よく【五欲】
仏語。人間がもつ五つの欲。色(しき)・声(しょう)・香(こう)・味・触(そく)の五境に対して起こす欲望。また、財欲...