さいしょう‐げん【最小限】
ある範囲内で、最も小さいこと。副詞的にも用いる。最小限度。「経費を—におさえる」「—必要な知識」⇔最大限。
さいしょう‐げんど【最小限度】
「最小限」に同じ。「支出を—にとどめる」
さいしょう‐こう【最勝講】
毎年5月、吉日を選んで5日間、宮中の清涼殿で行われた法会。東大寺・興福寺・延暦寺・園城寺の高僧を召して、金光明(こ...
さいしょう‐こうばいすう【最小公倍数】
《least common multiple》二つ以上の自然数の公倍数のうち、零を除いて最小のもの。LCM。
さいしょう‐こうぶんぼ【最小公分母】
二つ以上の分数で、その分母の最小公倍数。
さいしょうさよう‐の‐げんり【最小作用の原理】
物理学における基本原理の一つ。ある系における物体の運動は、作用量という物理量を最小とする経路に沿うというもの。ラグ...
さいしょうさよう‐の‐ほうそく【最小作用の法則】
⇒最小作用の原理
さいしょう‐さようりょう【最小作用量】
⇒最小影響量
さいしょう‐しぼり【最小絞り】
カメラのレンズの絞りをもっとも絞った状態。意図的に被写界深度を深くしたり、低速シャッターで撮影したりする場合に用い...
さいしょうしんしゅう‐しゅじゅつ【最小侵襲手術】
皮膚や筋肉などの切開を最小限にとどめた外科手術。患者の負担が軽く、早期の回復が期待できる。MIS(Minimall...
さいしょう‐じ【最勝寺】
京都市左京区にあった寺。六勝寺の一。元永元年(1118)鳥羽天皇の勅願寺として創建されたが、応仁の乱以降廃絶した。
さいしょう‐じじょうほう【最小自乗法/最小二乗法】
いくつかの観測値をもとに、想定される関数を用いて近似するとき、誤差の2乗の和を最小にすることにより、最も確からしい...
さいしょう‐ち【最小値】
実数値をとる関数が、その変域内でとる最も小さい値。⇔最大値。
さいしょう‐とうしきんがく【最小投資金額】
⇒投資所要額
さいしょうとっけん‐の‐げんそく【最小特権の原則】
⇒最小権限の原則
さいしょう‐の‐ぐ【済勝の具】
《済勝に適した道具の意から》じょうぶな足。健脚。「我が—の渠(かれ)に劣らぬを証せん」〈鴎外訳・即興詩人〉
さいしょう‐の‐ちゅうじょう【宰相の中将】
参議で近衛中将を兼ねたもの。
さいしょう‐ピットちょう【最小ピット長】
《minimum pit length》コンパクトディスクなどの光ディスクの表面に設けられたピット(くぼみ)の最小...
さいしょう‐へんかく【最小偏角】
プリズムの偏角の極小値。偏角は入射角と屈折角が等しい時に極小になる。また、最小偏角δ0、プリズムの頂角A、屈折率n...
さいしょう‐りつ【最少律/最小律】
植物の生長の度合いは、その植物が必要とする要因のうち、供給量の割合が最少のものによって支配されるという法則。ドイツ...
さいしょ‐がわら【西所川原】
⇒最勝(さいしょう)河原
さい‐しょく【才色】
女性のすぐれた才知と美しい顔だち。
さい‐しょく【采色】
1 風采と顔色。顔つき。「—不定」 2 色どり。また、女性の美しい顔だち。
さい‐しょく【栽植】
[名](スル)植物を栽培すること。「サトウキビを—する」
さい‐しょく【彩色】
⇒さいしき(彩色)
さい‐しょく【菜色】
1 青菜のような色。 2 栄養の悪い、青ざめた顔色。「民に—有り」
さい‐しょく【菜食】
[名](スル)野菜・果物など植物性の食品だけを食べること。「—主義」
さい‐しょく【催色】
果実の熟成促進作用をもつエチレンガスなどを用いて、人工的にバナナ・レモンなどを発色させること。
さい‐しょく【採食】
[名](スル)主に、動物が食物を摂取すること。
さいしょく‐けんび【才色兼備】
女性がすぐれた才知と美しい顔かたちをもっていること。
さいしょく‐しゅぎ【菜食主義】
野菜類を主とした食事をとる考え方。菜食をよしとする主義。「—者」
さいしょく‐みつど【栽植密度】
田畑などにおける、単位面積当たりの作物の植え付け株数。
最初(さいしょ)で最後(さいご)
その一度しかないこと。一回きりであることを強調する言葉。「—のチャンス」「祖母と旅行したのはそれが—だった」
さいしょのひとり【最初の一人】
百田宗治の第1詩集。大正4年(1915)刊行。
さい‐しょり【再処理】
⇒核燃料再処理
さいしょり‐こうじょう【再処理工場】
各地の原子力発電所から使用済みの核燃料を集め、ウランやプルトニウムを取り出す工場。核燃料から抽出されたウランとプル...
さいしょり‐しせつ【再処理施設】
⇒再処理工場
さい‐しよう【再使用】
[名](スル)一度使用したものを、もう一度使用すること。例えば、ガラス製のビール瓶を回収して洗浄し、何度も使用する...
さいし‐りょう【祭粢料】
神にささげる供物料として、死者の出た家に皇室から贈られた金銭。
さい‐しん【再伸】
手紙文で、書き終わったあとに付け加える文の初めに書く語。追伸。二伸。
さい‐しん【再進】
酒食のおかわりをすすめること。また、おかわり。「蛸(たこ)の—を乞うたり」〈咄・露がはなし・二〉
さい‐しん【再診】
2回目からの診察。
さい‐しん【再審】
[名](スル) 1 審査しなおすこと。 2 確定判決などによって終了した事件について、一定の重大な瑕疵(かし)があ...
さい‐しん【采薪/採薪】
たきぎをとること。
さい‐しん【砕心/摧心】
[名](スル)いろいろと気をつかって苦労すること。「—勉励すれども之を慰労する者に乏しく」〈織田訳・花柳春話〉
さい‐しん【砕身/摧身】
[名](スル)身をくだくほどに苦労すること。「粉骨—する」
さい‐しん【細心】
[名・形動](スル) 1 細かいところまで心を配ること。また、そのさま。「—な(の)注意を払う」「—に事を運ぶ」「...
さい‐しん【細辛】
ウスバサイシンの別名。また、その根や根茎を乾燥させたもの。辛みと特有の香りがあり、漢方で鎮咳(ちんがい)・鎮痛薬に使う。
さい‐しん【最深】
いちばん深いこと。「海の—部」
さい‐しん【最新】
いちばん新しいこと。「—の流行」「—のデータ」