さい‐ふ【割符】
中世、遠隔地へ送金するために組んだ為替手形。わりふ。切符(きりふ)。
さい‐ふ【宰府】
「大宰府(だざいふ)」の略。また、大宰府のあった所。
さい‐ふ【財布】
金銭を入れて持ち歩く革や布などで作った袋。かねいれ。古くは金袋(かねぶくろ)・銭袋(ぜにぶくろ)とよぶ布製の長方形...
さい‐ふ【採譜】
[名](スル)楽譜に書かれていない曲を楽譜に書き取ること。「各地の民謡を—して回る」
さい‐ふ【細布】
1 綿織物の一種。縦横ともに細い糸で細かく平織りにしたもの。シーツ・家具カバーなどに使う。 2 奈良・平安時代、細...
サイファー
1 暗号。 2 数字の零(れい)。
サイファーパンク
《cypher(暗号)+cyberpunk(サイバーパンク)からの造語》暗号技術の一般利用を推進する活動家。 [補...
サイフェルト
[1901〜1986]チェコの詩人。プラハ生まれ。プロレタリア詩から出発し、両大戦間期には前衛芸術運動に参加した。...
サイフォン
⇒サイホン
サイフォン‐の‐げんり【サイフォンの原理】
⇒サイホンの原理
さい‐ふく【祭服】
1 祭祀(さいし)のときに神官たちが着る衣服。日本の神社では、ふつう衣冠を用いる。 2 天皇が神事のときに着用する...
さい‐ふく【斎服】
1 物忌みのときに着る服。 2 神事のときに奉仕者が着用する白の袍(ほう)。
さいふく‐じ【西福寺】
福井県敦賀市にある浄土宗の寺。山号は大原山。開創は正平23=応安元年(1368)、開山は良如。北陸地方における浄土...
さいふ‐じり【財布尻】
財布の底。また、財布の中に残った金銭。「まして—を握っていて見れば」〈紅葉・二人女房〉
財布(さいふ)と相談(そうだん)
⇒懐と相談
財布(さいふ)の口(くち)を締(し)・める
「財布の紐(ひも)を締める」に同じ。
財布(さいふ)の尻(しり)を押(お)さ・える
「財布の紐(ひも)を握る」に同じ。
財布(さいふ)の底(そこ)をはた・く
持っている金を全部使ってしまう。「—・いて手に入れた絵」
財布(さいふ)の紐(ひも)が堅(かた)・い
簡単には金を使わない。むだづかいをしない。「庶民の—・くなる」
財布(さいふ)の紐(ひも)が長(なが)・い
なかなか財布から金を出さない意で、けちで金を出し渋ること。
財布(さいふ)の紐(ひも)が緩(ゆる)・む
必要以上に金を使う。むだ遣いをする。「甘い物の店の前ではつい—・む」
財布(さいふ)の紐(ひも)を頸(くび)に懸(か)けるよりは心(こころ)に懸(か)けよ
金銭を盗まれないように注意するよりは、むだ遣いをしないように気を付けよ。
財布(さいふ)の紐(ひも)を締(し)・める
むだな金を使わないようにする。倹約する。財布の口を締める。
財布(さいふ)の紐(ひも)を握(にぎ)・る
金銭の出し入れの権限を握る。財布の尻を押さえる。「女房が—・っている」
財布(さいふ)の紐(ひも)を緩(ゆる)・める
いつもより金を多く使う。浪費する。「海外に行くと、—・めてしまう」