さかいみなと‐し【境港市】
⇒境港
さかい‐め【境目】
境となる所。相接する所。分かれ目。「人道と車道の—」「及落の—にいる」
さかい‐もめ【境揉め】
「境争い」に同じ。
さかいや‐たいち【堺屋太一】
[1935〜2019]作家・評論家。大阪の生まれ。本名、池口小太郎。通商産業省(現経済産業省)の官僚として活躍し、...
さか‐いり【酒煎り】
酒を少量用いて材料をいりつけ、酒の香りをつけること。エビ・貝・イカ・ぎんなんなどの下処理として行う。
さかい‐りゅう【堺流】
1 茶道の流派の一。堺の茶匠武野紹鴎(たけのじょうおう)を開祖とし、室町末期に成立。紹鴎流。 2 和様書道の流派の...
さか・う【逆ふ】
[動ハ四] 1 さからう。そむく。従わない。「かの妻、もとより腹悪しくて、常に夫の気に—・へり」〈仮・伊曽保〉 2...
さか・う【境ふ/界ふ】
[動ハ四]境を決める。限る。区切る。「後ろは山により、前は水を—・ふ事にてこそあるに」〈太平記・一九〉
さか・う【栄ふ】
[動ハ下二]《「さか(栄)ゆ」の音変化。鎌倉、室町時代以降用いられた》「さか(栄)える」に同じ。「—・ふべき四方(...
さか‐うえ【坂上】
坂をのぼりきった所。坂の上。⇔坂下。
さかうえいせき‐の‐どぐう【坂上遺跡の土偶】
昭和49年(1974)、八ヶ岳の南西麓に位置する坂上遺跡からほぼ完全形で出土した土偶。先のとがった短い腕を左右に広...
ぎゃく‐うち【逆打ち】
四国八十八箇所巡礼で、香川県さぬき市の第88番札所大窪寺を出発して四国を左回りに、徳島県鳴門市の第1番札所霊山寺(...
さか‐うち【逆討ち】
敵を討とうとして逆に討たれること。返り討ち。「—を食らう」
さか‐うち【逆撃ち】
主として飛行機に対する射撃方法。あおむけに寝た姿勢で撃つ。
さか‐うま【逆馬】
1 馬に後ろ向きに乗ること。「敵に後ろを見えじとや思ひけん、玄光は—に乗ってぞはせたりける」〈平治・下〉 2 意に...
さか‐うらみ【逆恨み】
[名](スル) 1 こちらが恨みに思っていいはずの人から逆に恨まれること。「—を受けるいわれはない」 2 人の好意...
さかえ【栄え】
栄えること。繁栄。「文化の—」
さかえ【栄】
横浜市の区名。昭和61年(1986)戸塚区の南東部が分区。
さかえ‐おとめ【栄え少女】
美しい盛りの少女。「つつじ花にほえをとめ桜花—」〈万・三三〇九〉
さかえ‐く【栄区】
⇒栄
さかえはま【栄浜】
ロシア連邦サハリンの町スタロドゥプスコエの、日本領時代の名称。
さか・える【栄える】
[動ア下一][文]さか・ゆ[ヤ下二] 1 勢いが盛んになる。繁栄する。繁盛する。「国が—・える」「古代文明の—・え...
さか‐おくみ【逆衽】
幼児の和服で、衽(おくみ)を前身頃から斜めに裁ち、裁ったときとは逆向きに身頃に縫いつける仕立て方。また、その衽。さ...
さか‐おけ【酒桶】
酒を醸造または貯蔵するのに用いる大きな桶。
さか‐おとこ【酒男】
酒づくりに従事する男。酒杜氏(さかとうじ)。
さか‐おとし【逆落(と)し】
1 さかさまに落とすこと。「—に落とす」 2 絶壁のような急な坂道。また、そこを一気に駆け下りること。「鵯越(ひよ...
さか‐おもだか【逆沢瀉】
《「逆沢瀉威(おどし)」の略》鎧(よろい)の威の一。沢瀉威を逆にしたもの。オモダカの葉を逆さにしたような模様のもの。
さか‐かす【酒粕/酒糟】
⇒さけかす
さか‐がみ【逆髪】
1 逆立った頭髪。 2 髪を逆立てた化け物。「—と見ゆるは風の柳かな/吉林」〈毛吹草〉 謡曲「蝉丸(せみまる)」...
さかがみ‐ひろし【坂上弘】
[1936〜2021]小説家。東京の生まれ。「内向の世代」の作家の一人。会社勤務のかたわら執筆活動を続け、定年退職...
さかがみ‐まつり【逆髪祭】
陰暦9月24日、滋賀県大津市逢坂の蝉丸(せみまる)神社(関明神)で行われる祭礼。逢坂にあるから坂神の意であるが、古...
さか‐がめ【酒甕】
酒を貯蔵するかめ。さけがめ。
さか‐き【榊/賢木】
《栄える木の意か。一説に境の木の意とも》 1 神木として神に供せられる常緑樹の総称。 2 サカキ科の常緑小高木。関...
さかき‐かき【榊舁き】
祭礼で、神輿(みこし)渡御のとき、先頭に立って榊を担ぐこと。また、その人。
さか‐きげん【酒機嫌】
酒に酔っていい気分になっていること。一杯機嫌。ささきげん。
さかき‐ば【榊葉】
榊の葉。神に供える榊の枝葉。
さかき‐ばくざん【榊莫山】
[1926〜2010]書家。三重の生まれ。本名、斉(はじむ)。若くして数々の賞を受賞するなど書壇で活躍したが、昭和...
さかきばら【榊原】
姓氏の一。 [補説]「榊原」姓の人物榊原篁洲(さかきばらこうしゅう)榊原仟(さかきばらしげる)榊原紫峰(さかきばら...
さかきばら‐こうしゅう【榊原篁洲】
[1656〜1706]江戸中期の儒学者。和泉(いずみ)の人。名は玄輔。木下順庵門下で、紀州徳川家の儒官となる。中国...
さかきばら‐しげる【榊原仟】
[1910〜1979]外科医。福井の生まれ。東京女子医大教授、筑波大学副学長、榊原記念病院院長。日本の心臓外科手術...
さかきばら‐しほう【榊原紫峰】
[1887〜1971]日本画家。京都の生まれ。本名、安造。土田麦僊(つちだばくせん)らと国画創作協会を結成。花鳥画...
さかきばら‐やすまさ【榊原康政】
[1548〜1606]安土桃山時代の武将。徳川家康に仕え、姉川・長篠などの多くの戦に軍功をあげ、徳川四天王の一人に...
さかき‐ひゃくせん【彭城百川】
[1697〜1752]江戸中期の文人画家。尾張の人。名は真淵、百川は字(あざな)。号、蓬洲・八仙堂。彭(ほう)百川...
さか‐ぎ【逆木/倒木】
建築などで、木目を逆に用いた材。一般に嫌われる。
さかぎ‐ばしら【逆木柱】
「逆柱(さかばしら)」に同じ。
さか‐くじ【逆公事】
訴えられるはずの者が、訴え出るはずの者を逆に告訴すること。反公事(かえりくじ)。
さか‐ぐせ【酒癖】
⇒さけぐせ
さかぐち【坂口】
姓氏の一。 [補説]「坂口」姓の人物坂口安吾(さかぐちあんご)坂口謹一郎(さかぐちきんいちろう)坂口昂(さかぐちたかし)
さかぐち‐あんご【坂口安吾】
[1906〜1955]小説家。新潟の生まれ。本名、炳五(へいご)。情痴・荒廃の世界を戯画的な手法で表現し、大胆な文...
さかぐち‐きんいちろう【坂口謹一郎】
[1897〜1994]農芸化学者。新潟の生まれ。東京帝大教授。学士院賞受賞、文化勲章受章。発酵菌類の研究に貢献。著...