さか‐づ・る【逆釣る】
[動ラ五(四)]怒ったりして、目尻が上がる。「忿怒(ふんぬ)の面火玉の如くし—・ったる目を一段視(み)開き」〈露伴...
さか‐て【逆手】
《普通とは逆にした手の使い方の意》 1 ㋐刃物の柄を、親指が柄の端、小指が刃の方になるように握ること。切腹するとき...
さか‐て【酒手】
1 酒を買う金。さかだい。 2 人夫や車夫などに対して、決められた賃金のほかに与える金銭。心づけ。「—をはずむ」
サカテカス
メキシコ中部、サカテカス州の都市。同州の州都。16世紀半ば、スペイン人により銀山が発見されて以降、鉱山都市として発...
サカテカス‐だいせいどう【サカテカス大聖堂】
《Catedral basílica de Zacatecas》メキシコ中部、サカテカス州の都市サカテカスにある大...
さかて‐なげ【逆手投げ】
相撲の技の一。相手が突き出した手を逆に取って、背負うようにして投げるもの。
さか‐とうじ【酒杜氏】
「杜氏(とうじ)」に同じ。
さかど‐ざ【坂戸座】
《「さかとざ」とも》大和猿楽四座の一。鎌倉時代から大和の法隆寺に奉仕、のち興福寺・春日神社などに奉仕した。のちの金剛座。
さか‐とったり【逆とったり】
相撲の技の一。「とったり」を打たれたときに、その手を抜くようにして腰を強くひねって引くこと。とったりの返し技。
さか‐とびこみ【逆飛(び)込み】
頭から水中に飛び込むこと。
さか‐とんぶり【逆とんぶり】
「逆蜻蛉(さかとんぼ)」に同じ。「小腕(こがひな)捩(ねぢ)上げ引っ担いて—」〈浄・寿の門松〉
さか‐とんぼ【逆蜻蛉】
「逆蜻蛉返り」の略。「—を打つ」
さかとんぼ‐がえり【逆蜻蛉返り】
頭が下に、足が上の状態になること。まっさかさまにひっくり返ること。さかとんぼ。
さかど【坂戸】
埼玉県中央部にある市。もと鎌倉街道の宿場町。東武東上線と越生(おごせ)線の分岐点にあり、宅地化が進む。人口10.2...
さか‐どころ【酒所】
⇒さけどころ(酒所)
さかど‐し【坂戸市】
⇒坂戸
さか‐どの【酒殿】
酒をつくるための建物。宮廷用のものは造酒司(みきのつかさ)の中にあった。その他、神社や貴族の邸内にも自家用に設けら...
さか‐ども【逆艫】
荒天のときに、波浪に強い船首に追い波を受けるようにし、船尾を先にして安全を保つこと。逆船。
さか‐どり【坂鳥】
朝早く、山を越えて飛んでいく小鳥の群。《季 秋》「—の胸をうたるる笞(しもと)かな/暁台」
さかどり‐の【坂鳥の】
[枕]鳥が朝早く坂を飛び越えていく意から、「朝越ゆ」にかかる。「—朝越えまして」〈万・四五〉
さか‐な【魚/肴】
《「酒(さか)菜(な)」の意》 1 (肴)酒を飲むときに添えて食べる物。酒のさかな。つまみ。「あり合わせの物を—に...
さかな‐いち【魚市】
「魚市場(うおいちば)」に同じ。
さかな‐かけ【魚懸(け)】
干し魚をかけておくかぎ。また、魚を刺し通した串(くし)を刺しておく巻きわら。
さかな‐じょうるり【肴浄瑠璃】
宴会の余興として語る浄瑠璃。「くるわにてもっぱらはやりし野郎山伏笈(おひ)探しと申す—なり」〈浮・御前義経記・四〉
さかな‐だな【魚店】
魚を売る店。魚屋。
さか‐なで【逆撫で】
[名](スル) 1 毛などを、生えている方向と逆の方向になでること。 2 わざわざ人の気分を害するような言動をとる...
さかな‐まい【肴舞】
1 酒宴に興を添えるために舞う舞。 2 床上げの祝いに舞う舞。
さか‐なみ【逆波/逆浪】
流れにさからって打ち寄せる波。逆まく波。「—にのまれる」
さかな‐や【魚屋】
食用の魚類や海産物を売る店。また、売る人。魚店。
さかなやそうごろう【魚屋宗五郎】
歌舞伎狂言「新皿屋舗月雨暈(しんさらやしきつきのあまがさ)」の通称。
さかなよう‐ナイフ【魚用ナイフ】
⇒フィッシュナイフ
さか‐に【酒煮】
魚や貝などを、日本酒を多く使って煮ること。さけに。
さか‐ねじ【逆捩じ/逆捻じ】
1 逆の方向にねじること。 2 他からの非難に対して逆に非難し返すこと。「—を食わす」
さか‐ねだれ【逆強請】
ねだられるはずの人が逆にねだること。さかねだり。「町内へ披露してかへって今の—」〈浄・曽根崎〉
さかのうえ【坂上】
姓氏の一。古代の渡来系氏族。奈良時代、平安時代に苅田麻呂・田村麻呂らの武人のほか、歌人・明法(みょうぼう)博士も出...
さかのうえ‐の‐いらつめ【坂上郎女】
⇒大伴坂上郎女(おおとものさかのうえのいらつめ)
さかのうえのくも【坂の上の雲】
司馬遼太郎の長編歴史小説。開国後の近代化への道のりと日露戦争終結までの歴史を、秋山好古・真之兄弟と正岡子規を中心に...
さかのうえ‐の‐これのり【坂上是則】
平安前期の歌人。三十六歌仙の一人。坂上田村麻呂の4代の孫。望城(もちき)の父。家集に「是則集」がある。生没年未詳。
さかのうえ‐の‐たむらまろ【坂上田村麻呂】
[758〜811]平安初期の武将。延暦13年(794)蝦夷(えぞ)を征討し、同16年征夷大将軍となった。その後、胆...
さかのうえ‐の‐もちき【坂上望城】
[?〜975?]平安中期の歌人。是則の子。梨壺(なしつぼ)の五人の一人として万葉集の訓釈、後撰集の撰進にあたった。
さか‐のぼ・る【遡る/溯る/泝る】
[動ラ五(四)] 1 流れに逆らって上流に進む。「川を—・る」 2 物事の過去や根本にたちかえる。「歴史を—・る」...
さか‐はぎ【逆剝ぎ】
天つ罪の一。獣の皮を尻の方から剝ぐこと。「天の斑馬(ふちこま)を—に剝ぎて」〈記・上〉
さかはち‐ちょう【逆八蝶】
タテハチョウ科のチョウ。中形で、前翅(まえばね)・後ろ翅とも褐色の地に逆「八」字形の白帯があるが、春型と夏型で模様...
さかはてるてる【坂は照る照る】
小唄。本調子。鈴鹿馬子唄の「坂は照る照る鈴鹿は曇る、間(あい)の土山(つちやま)雨が降る」を小唄化したもの。
さか‐ば【坂刃】
薙刀(なぎなた)の刃の反った部分。
さか‐ば【酒場】
客に酒を飲ませる店。居酒屋やバーの類。
さか‐ばえ【栄映え】
栄え輝くこと。「常磐(ときは)なすいや—に」〈万・四一一一〉
さか‐ばしら【逆柱】
材木の根もとを上にして立てた柱。家鳴(やな)りなど不吉なことが起こるとして嫌う。また、日光の陽明門にみられるように...
さか‐ばす【逆蓮】
「ぎゃくれん(逆蓮)」に同じ。
さか‐ばた【酒旗】
1 酒屋の看板として掲げた旗。しゅき。 2 「酒林(さかばやし)1」に同じ。