さかもと‐てんざん【坂本天山】
[1745〜1803]江戸中期の砲術家。本名は俊豈(としやす)。信濃高遠(たかとお)藩士。周発台とよばれる砲架を発...
さかもと‐とうげ【坂本峠】
岐阜県中部、高山市と郡上(ぐじょう)市の境にある峠。標高780メートル。太平洋側は長良(ながら)川の源流、日本海側...
さかもと‐はんじろう【坂本繁二郎】
[1882〜1969]洋画家。福岡の生まれ。二科会の創立に参加。馬・能面などを題材として、微妙な色調のうちに思索的...
さかもと‐よう【坂本様】
坂本の地から、比叡山を振り仰いで拝むように、太刀を両手で振りかざして切り下ろす姿勢。
さかもと‐よしかず【坂本義和】
[1927〜2014]政治学者。米国ロサンゼルスの生まれ。東大教授。昭和34年(1959)雑誌「世界」掲載の論文「...
さかもと‐りゅういち【坂本竜一】
[1952〜2023]音楽家。東京の生まれ。東京芸術大学卒業後、音楽グループ、イエロー・マジック・オーケストラ(Y...
さかもと‐りょうま【坂本竜馬】
[1836〜1867]幕末の志士。土佐藩士。名は直柔(なおなり)。千葉周作道場に剣を学び、のち脱藩し、勝海舟に師事...
さか‐もどし【酒戻し】
借りた酒を返すこと。また、贈られた酒の返礼。江戸時代、「逆戻し」に通じるのを忌み、酒は返さない風習があった。「—は...
さか‐もり【酒盛(り)】
[名](スル)人々が集まり、酒を飲み合って楽しむこと。酒宴。
さかもり‐うた【酒盛(り)歌/酒盛(り)唄】
民謡の分類の一つで、広く酒の席でうたわれる歌。素人が歌うものをさす。
さか‐や【酒屋】
1 酒を売る店。また、その職業。 2 酒の醸造を職業とする家。造り酒屋。 浄瑠璃「艶容女舞衣(はですがたおんなま...
さかや‐かいぎ【酒屋会議】
明治15年(1882)酒造業者が酒税軽減を求め、自由民権運動家植木枝盛の応援を得て大阪で開いた会議。
さかや‐か・す【栄やかす】
[動サ四]栄えるようにする。「再び家を—・し給へり」〈古活字本平治・下〉
さか‐やき【月代】
1 古代以後、成人男子が常に冠や烏帽子(えぼし)をかぶったためにすれて抜け上がった前額部。つきしろ。つきびたい。 ...
さか‐やけ【酒焼け】
[名](スル)習慣的な酒の飲みすぎで、顔や胸が日焼けしたように赤くなっていること。さけやけ。「赤く—した鼻」
酒屋(さかや)へ三里(さんり)豆腐屋(とうふや)へ二里(にり)
日用品を買うにも遠くに行かねばならない辺鄙(へんぴ)な土地のたとえ。
さかや‐やく【酒屋役】
室町時代、幕府が造り酒屋に課した税。倉役(くらやく)とともに幕府の大きな財源になった。酒役。
さか‐ゆ【酒湯】
「ささゆ」に同じ。
さか・ゆ【栄ゆ】
[動ヤ下二]「さかえる」の文語形。
さか‐ゆ・く【栄行く】
[動カ四]栄えていく。ますます栄える。「もろ人の—・く道はながを山また行く末ぞはるけかりける」〈夫木・二〇〉
さか‐ゆめ【逆夢】
現実とは逆のことを見る夢。実際には逆のことが起こるような夢。⇔正夢(まさゆめ)。
さか‐よい【酒酔い】
⇒さけよい
さか‐よせ【逆寄せ】
逆襲すること。
さから・う【逆らう】
[動ワ五(ハ四)] 1 物事の自然の勢いに従わないで、その逆の方向に進もうとする。「風に—・って進む」「運命に—・...
サカラメント
⇒サクラメント
さかり【盛り】
1 物事の勢いが頂点に達していること。また、その時期。「暑さが—を過ぎる」「食べたい—の子供達」「みかんの—」 2...
さかり‐うるし【盛り漆】
上質の生漆(きうるし)。漆の木から7月中旬から9月初旬ごろまでの間にとった漆液。
トペリウス
[1818〜1898]フィンランドの詩人・小説家。ロシア治下における祖国愛をスウェーデン語で書き、フィンランド国民...
さかり‐どき【盛り時】
1 盛りの時期。 2 動物の発情期。交尾期。
さかり‐ば【盛り場】
いつも人がたくさん集まっている場所。繁華街。「—をうろつく」
さか・る【盛る】
[動ラ五(四)] 1 勢いが盛んになる。「火が—・る」「燃え—・る炎」 2 繁盛する。にぎわう。はやる。「大川の舟...
さか・る【逆る】
[動ラ四]さからう。そむく。さかう。「これ天道(あめのみち)に—・れり」〈神武紀〉
さか・る【離る】
[動ラ四]離れる。隔たる。遠ざかる。「いや遠に里は—・りぬ」〈万・一三一〉
サカルトベロ
ジョージアの、本国での呼称。
さか‐ろ【逆艪/逆櫓】
船尾を先にして進めるように艪を取り付けること。また、その艪。 浄瑠璃「ひらかな盛衰記」の三段目切(きり)の通称。
さか‐わ【逆輪/賢輪】
槍(やり)などの長柄の先端にはめる鐶(かん)。逆鰐口。逆鰐。
さかわ‐がわ【酒匂川】
神奈川県西部を流れ、小田原市の東で相模湾に注ぐ川。古くは丸子(まりこ)川ともいい、たびたび洪水が起こった。長さ約5...
さか‐わにぐち【逆鰐口】
「逆輪(さかわ)」に同じ。
さ‐かん【主典】
《佐(たすけ)る官の意の「佐官」の字音から》律令制で、四等官(しとうかん)の最下位の官。記録・文書を起草したり、公...
さ‐かん【左官】
《宮中を修理する職人に木工寮の属(さかん)として出入りを許したところから》壁塗りを職業とする人。かべぬり。しゃかん。
さ‐かん【佐官】
1 軍人の階級で、大佐・中佐・少佐の総称。将官の下、尉官の上。 2 僧官の一。記録などをつかさどる。僧綱(そうごう...
さ‐かん【茶館】
⇒ちゃかん(茶館)
さかん【盛ん】
[形動][文][ナリ]《「さかり」の音変化》 1 勢いがいいさま。「—な声援がとぶ」「—に燃える」「食欲が—だ」 ...
サ‐カンペーンヤイ‐いせき【サカンペーンヤイ遺跡】
《Prasat Hin Sa Kamphaeng Yai》タイ北東部、イサーン地方南部の町シーサケットの西郊にある...