さきさか‐いつろう【向坂逸郎】
[1897〜1985]経済学者。福岡の生まれ。九大教授。労農派に属し、日本資本主義論争に参加。第二次大戦後、社会主...
さき‐さがり【先下(が)り】
前の方が垂れ下がっていること。後ろから前に向かって傾いていること。まえさがり。
さき‐さま【先様】
相手、または話題に上っている人を敬っていう語。先方様。「—のご都合はいかがですか」
さき‐ざき【先先/前前】
1 これから過ごす遠い先。行く末。のちのち。「—のことを考える」 2 出かける場所場所。「行く—で歓迎を受けた」 ...
サキシトキシン
ムラサキイガイなどの貝類に含まれる毒。プランクトンの渦鞭毛藻(うずべんもうそう)が生産・含有し、餌として取り込まれ...
さきしま‐しょとう【先島諸島】
沖縄県西南部にある宮古諸島と八重山諸島の総称。
さき‐しょう【前生】
前世(ぜんせ)。ぜんしょう。「—よりの奇縁ぢゃと」〈浄・八百屋お七〉
さきしよう‐けん【先使用権】
⇒せんしようけん(先使用権)
せんしよう‐けん【先使用権】
《「さきしようけん」とも》他人が特許を出願した発明と同じような発明を既に実施している者は、他人が特許権を取得しても...
サキシリ
エクアドル中部の町。首都キトの南約70キロメートル、コトパクシの南西麓に位置する。木曜市が有名で、毛織物や手工芸品...
さき‐じ【先地】
洋服などを注文する際、客が生地を持参すること。また、その生地。
さき‐じょう【先状/前状】
為替金などを送る前に、その旨を伝える通知状。
さき‐すさ・ぶ【咲き荒ぶ】
[動バ上二]盛んに咲く。咲き乱れる。「朝露に—・びたる月草(つきくさ)の日くたつなへに消ぬべく思ほゆ」〈万・二二八一〉
さき・ず【咲き出】
[動ダ下二]《「さきいづ」の音変化》咲きはじめる。咲きだす。「朝顔のほには—・でぬ恋もするかも」〈万・二二七五〉
さき‐せ【前世】
「ぜんせ(前世)」に同じ。「何様(どう)いふ—の因縁だか判次郎を恋慕ひ」〈人・梅美婦禰・五〉
さき‐ぜめ【先攻め】
「先攻(せんこう)」に同じ。⇔後(あと)攻め。
サキソニー
⇒サクソニー
サキソフォン
⇒サキソホン
サキソホン
木管楽器の一。金属製で、1枚のリードの振動により発音し、木管楽器と金管楽器の中間のつやのある柔らかな音色をもつ。音...
さき‐そ・める【咲(き)初める】
[動マ下一][文]さきそ・む[マ下二]花が咲きはじめる。「梅が—・める」
さき‐そろ・う【咲き揃う】
[動ワ五(ハ四)]花がいっせいに咲く。「春の花が—・った」
さき‐ぞなえ【先備え】
本陣の前に備える軍隊。先頭に立つ部隊。先鋒(せんぽう)。先手(さきて)。
さき‐ぞめ【先染(め)】
織物を織る前の糸、または紡績する前の繊維を染色すること。⇔後(あと)染め。
さき‐ぞり【先反り】
刀の反りの中心が、中程より先にあるもの。室町時代以降のものに多い。→腰反り
さき‐たけ【割(き)竹】
縦に割ってさいた竹。
さきたけ‐の【割き竹の】
[枕] 1 割った竹は、互いに後ろ向きになるところから、「背向(そがひ)」にかかる。「—背向に寝しく今し悔(くや)...
さきたま【埼玉】
《「さいたま」の古形》古代、武蔵の国の郡名。現在の埼玉県北部、利根川沿いの地。
さきたま‐こふんぐん【埼玉古墳群】
埼玉県行田市にある古墳群。知知夫(ちちぶ)国造の墳墓を含むといい、また、稲荷山(いなりやま)古墳がある。
さき‐だか【先高】
株価や商品の値段が将来高くなる見込みであること。「—を見越す」⇔先安。
さきだすしょうねんぐん【咲きだす少年群】
石森延男の小説。昭和14年(1939)刊行。
さき‐だち【先立ち】
先に立って人を導くこと。行列の先頭に立つこと。また、その人。「誰やらお客でも—して来る様子である」〈小杉天外・魔風恋風〉
さき‐だち【先太刀】
何人かで人を斬るとき、最初に斬りつけること。初太刀(しょだち)。
さき‐だちん【先駄賃】
駄賃を前もって支払うこと。また、その金銭。「—借(か)ったらもどして、はや出てうせい」〈浄・孕常盤〉
さきだっ‐て【先達て/先立って】
[副]《「さきだちて」の音変化》 1 さきごろ。先日。「わたしが—去る所へ参ったが」〈滑・浮世風呂・四〉 2 他よ...
さき‐だ・つ【先立つ】
[動タ五(四)] 1 先頭に立って行く。また、先頭に立って行動する。「リーダーが—・って登る」 2 ある物事をする...
さきだつ‐もの【先立つ物】
《「先立つ物は金」から》金銭。物事を行う際に、まず必要になる金のこと。「起業したいが—がない」
さき‐だ・てる【先立てる】
[動タ下一][文]さきだ・つ[タ下二] 1 先に行かせる。先頭に立てる。「旗手を—・てて行進する」 2 自分より先...
さきっ‐ちょ【先っちょ】
物の先端。「指の—」
さきっ‐ぽ【先っぽ】
物の先の方。先端。
さき‐つ【先つ】
[連語]《「つ」は「の」の意の格助詞》以前の。前の。先の。
さき‐つかい【先使い/前使い】
《「さきづかい」とも》官の重職者が出向したり、国司が任国へ赴任したりするさい、それに先立って派遣される先触れの者。...
さき‐つ‐ころ【先つ頃】
さきごろ。先日。さいつころ。
さき‐つ‐とし【先つ年】
先年。前年。さいつとし。「をととしの—より今年まで恋ふれどなぞも妹に逢ひかたき」〈万・七八三〉
さき‐つな【先綱】
《「さきづな」とも》 1 綱をつけてものを引くとき、先の方の綱。また、それを引く人。⇔元綱。 2 捕鯨砲の銛(もり...
さき‐つ‐ひ【先つ日】
先日。過日。このあいだ。
さき‐づけ【先付】
1 日付が今より後の日にちであること。 2 お通しのこと。もと、膳(ぜん)に汁と向こう付けをのせて供したもの。
さきづけ‐こぎって【先付小切手】
⇒先日付(さきひづけ)小切手
さき‐て【先手】
1 本陣の前に位置する部隊。また、一番先に進む部隊。先陣。先鋒(せんぽう)。 2 行列や供揃(ともぞろ)えなどの先...
さきて‐がしら【先手頭】
江戸幕府の職名。若年寄に属し、先手組を統率する頭。
さきて‐ぐみ【先手組】
1 先頭に立つ部隊。 2 江戸幕府の職名。弓組と鉄砲組とに分かれ、江戸城諸門の警備、将軍外出の際の護衛、また、火付...