さきものあくだま‐ろん【先物悪玉論】
先物取引が現物市場の株価変動率を増大させ株価の暴落を招くとする説。1988年に日経平均株価先物取引が開始された直後...
さきもの‐かわせ【先物為替】
あらかじめ外貨の種類、金額、為替相場、受渡時期などの取引条件を決めておく外国為替。期間は通常6か月以内。→直物(じ...
さきもの‐がい【先物買い】
[名](スル) 1 将来性に期待して買うこと。「株—」 2 その将来を見込んで事業や物・人物などに投資すること。ま...
さきもの‐とりひき【先物取引】
将来の一定期日に現物の受け渡しをすることを約定する売買取引。その期日までに反対売買を行い、差金を授受することによっ...
さき‐もり【防人】
《「崎(さき)守(もり)」の意》古代、筑紫・壱岐・対馬(つしま)など北九州の防備に当たった兵士。663年の白村江(...
さきもり‐の‐うた【防人歌】
防人の詠んだ歌。また、その家族などが哀別の情を詠んだものをもいう。万葉集の巻14・巻20にみえ、多く東国方言を用い...
さきもり‐の‐つかさ【防人司】
古代、大宰府(だざいふ)に属し、防人に関する事を扱った役所。
さき‐やす【先安】
株価や商品の値段が将来安くなる見込みであること。「—を見越す」⇔先高。
さき‐やま【先山/前山】
1 鉱山の切羽(きりは)で、第一線に立って採掘を行う、熟練した作業員。⇔後山(あとやま)。 2 沿岸を航海中に、船...
さ‐きゅう【砂丘】
風の運搬した砂が堆積(たいせき)してできた小さな丘。砂漠に生じる内陸砂丘、海岸にできる海岸砂丘などがある。
さきゅうがうごくように【砂丘が動くように】
日野啓三の長編小説。昭和61年(1986)刊行。同年、第22回谷崎潤一郎賞受賞。
さきゅう‐しょくぶつ【砂丘植物】
砂丘に生息する植物。地下茎や匍匐茎(ほふくけい)が発達し、乾燥に強い。ハマヒルガオ・コウボウムギなど。砂地(すなち...
さ‐きゅうめい【左丘明】
中国、春秋時代の魯(ろ)の太史。左丘を姓、名を明とする説もある。「春秋左氏伝」の著者と伝えられている。生没年未詳。
さき‐ゆき【先行き】
1 今後の成り行き。将来の見通し。ゆくすえ。さきいき。「このままでは—が不安だ」「財政の—は明るい」 2 取引で、...
さきゆきはんだん‐しすう【先行(き)判断指数】
⇒先行き判断DI
さきゆきはんだん‐ディーアイ【先行(き)判断DI】
《DIはディフュージョンインデックスの略》景気の先行きに関する街角の実感を反映した指標。2〜3か月後の景気の良し悪...
さ‐きょう【左京】
《内裏から南を向いて左側の意から》平城京および平安京を、朱雀大路(すざくおおじ)を境として東西に分けた東側。東の京...
さきょう‐く【左京区】
⇒左京
さきょう‐しき【左京職】
右京職とともに京都の民政などをつかさどった役所。→京職
さきょう‐の‐だいぶ【左京大夫】
左京職(さきょうしき)の長官。さきょうのかみ。
さ‐きょく【叉棘】
ウニ・ヒトデ類の体表にある特殊な小さなとげ。物を挟むことができ、付着物を取り除いたり小動物を捕らえたりする。
さき‐よみ【先読み】
[名](スル)これから起こるであろうことを予測すること。「景気の動向を—して生産を調整する」
さき‐ら【先ら】
《「ら」は接尾語》弁舌や筆勢に現れた才気。「才(ざえ)もすぐれ、ゆたけき—を、いとど心して言ひつづけたる」〈源・鈴虫〉
さき‐りゅうぞう【佐木隆三】
[1937〜2015]小説家。朝鮮の生まれ。本名、小先(こさき)良三。実際の事件・犯罪に取材したニュージャーナリズ...
さき‐わけ【咲(き)分け】
一株の草や木に、色の違う花が咲くこと。また、その草や木。「紅白—の梅」
さき‐わたし【先渡し】
[名](スル) 1 売買取引で、契約をして一定期間がたってから商品を引き渡すもの。 2 貨物などを到着地で相手に引...
さき‐わた・る【咲き渡る】
[動ラ四]咲きつづける。また、あたり一面に咲く。「万代に年は来経(きふ)とも梅の花絶ゆることなく—・るべし」〈万・...
さきわれ‐スプーン【先割れスプーン】
先端を三つに割ってとがらせてある、フォーク兼用のスプーン。
先(さき)を争(あらそ)・う
われ先にと争って進む。「—・ってバスに乗り込む」
先(さき)を追(お)・う
貴人の先に立ち、進路の通行人を追い払う。先を払う。「車ども数(あまた)遣り続けて、—・ひののしりて来たりければ」〈...
先(さき)を折(お)・る
物事をしはじめようと勢いづいているところをさまたげる。でばなをくじく。
先(さき)を駆(か)・く
戦いで、真っ先に敵陣に攻め入る。「景高余りに—・けんと進みければ」〈平家・九〉
先(さき)を越(こ)・す
相手に先んじて事を行う。機先を制する。「新製品の開発で、—・されてしまった」
さ‐きん【砂金/沙金】
金鉱床が浸食されて砂粒状になった金が水に流されて、河床や海岸などの砂礫(されき)中に沈積したもの。しゃきん。→山金...
さ‐きん【差金】
差し引きした残りの金額。差額。
さきん【砂金】
西条八十の第1詩集。大正8年(1919)に自費出版。40編の詩、9編の童謡、3編の散文詩からなる。大正7年(191...
さきん‐けっさい【差金決済】
現物・現金の受け渡しをせず、反対売買による差額の授受で決済すること。
さきんけっさい‐とりひき【差金決済取引】
差金決済で行う取引。CFD(contract for difference)。
さ‐きんご【左金吾】
左衛門督(さえもんのかみ)の唐名。
さきん・じる【先んじる】
[動ザ上一]「さき(先)んずる」(サ変)の上一段化。「英語では兄に—・じる」
さきん・ずる【先んずる】
[動サ変][文]さきん・ず[サ変]《「さきにする」の音変化》他の人より先に進む。先に何かをする。「何事をするにつけ...
先(さき)んずれば人(ひと)を制(せい)す
《「史記」項羽本紀から》他人よりも先に事を行えば、有利な立場に立てる。
さきん‐せき【砂金石】
雲母(うんも)や赤鉄鉱の小さい結晶を含む石英。黄・緑・赤・褐色などの光輝を放つ。装飾用にされる。アベンチュリン。
さきんだち‐や【さ公達や】
[連語]《「さ」は接頭語、「や」は間投助詞》貴公子の皆さんよ。囃子詞(はやしことば)として用いられる。「挿し櫛もな...
さきん‐づつみ【砂金包】
一定量の砂金を、紙または布で包んだもの。ふつう、金10両(銭20貫)にあたる砂金44匁(もんめ)を包んだ。