さだ【時】
時機。また、盛りの年齢。→時(さだ)過ぐ
さ‐だ【蹉跎】
[名](スル)つまずいて時機を失すること。「嗚乎呉を沼にするの志、空く—し」〈東海散士・佳人之奇遇〉 [形動タリ]...
さだ
[副]たしかに。実に。「人間(ひとま)守(も)り葦垣越しに我妹子(わぎもこ)を相見しからに言そ—多き」〈万・二五七六〉
さ‐だい【佐大】
「佐賀大学」の略称。
さ‐だいしょう【左大将】
⇒左近衛大将(さこんえのだいしょう)
さ‐だいじん【左大臣】
1 律令制で、太政官の長官。太政大臣の次位、右大臣の上位にあって、政務を統轄した。左府。左丞相(さしょうじょう)。...
さ‐だいじん【左大神】
神社の随身門(ずいじんもん)に安置してある2体の神像のうち、向かって右側の神像の俗称。⇔矢大神。→随身門
さ‐だいべん【左大弁】
律令制で、太政官左弁官局の長官。従四位上相当。→左弁官
さだ‐か【定か】
[形動][文][ナリ](多く打消しの語を伴って用いる)事実として、はっきりしているさま。確実。あきらか。「—な話で...
さだ‐かいせき【佐田介石】
[1818〜1882]浄土真宗の僧、国粋主義者。肥後の人。仏教の須弥山(しゅみせん)説をもって地動説を排斥し、独自...
さだ‐がわ【佐陀川】
島根県東部、松江市を流れる人工河川。宍道(しんじ)湖北東岸の浜佐陀から北へ島根半島を横切り、同市鹿島町恵曇(えとも...
さだ‐さだ【定定】
[副]しっかり。たしかに。「—と三度(みたび)同じ声に聞こゆるほど」〈浜松・四〉
さだ‐しんのう【佐陀神能】
島根県八束郡鹿島町の佐太神社の神事。神座(しんざ)のござを敷き替える御座替(ござがえ)祭で行われるもので、七座神事...
さだ‐じんじゃ【佐太神社】
島根県松江市にある神社。主祭神は佐太大神。例祭の佐陀神能は有名。出雲国二の宮。佐陀大社。佐太大神社。
さだすぎ‐びと【時過ぎ人】
盛りの年齢を過ぎた人。「—をも…いたくな軽め給ひそ」〈源・若菜下〉
さだ‐す・ぐ【時過ぐ】
[動ガ上二] 1 時機を失する。「沖つ波辺波の来寄る左太の浦のこの—・ぎて後恋ひむかも」〈万・二七三二〉 2 盛り...
さだ‐ちょう【沙陀調】
雅楽の調子の一。壱越(いちこつ)を主音とする呂(りょ)調で、のちに壱越調に編入。
さ‐だ・つ【騒立つ】
[動タ四]ごたごたする。「家の—・つも見て取った」〈浄・卯月の潤色〉
さだつぐ【貞次】
鎌倉前期、備中の刀工。後鳥羽院の御番鍛冶。同名の刀工は多い。生没年未詳。
サダト
[1918〜1981]エジプトの政治家。自由将校団の一員として1952年の軍事クーデターに参加。1970年、ナセル...
さだとし【定利】
鎌倉中期、京都の刀工。三条系の流れをくみ、綾小路に住んだ。生没年未詳。
然(さ)だに
せめてそのようにでも。「—も候はば、官加階は肩をならぶる人もあるまじきぞ」〈平家・三〉
サダニ‐こくりつこうえん【サダニ国立公園】
《Saadani National Park》タンザニア東部、インド洋岸にある国立公園。面積1100平方キロメート...
さだのやま‐しんまつ【佐田の山晋松】
[1938〜2017]力士。第50代横綱。長崎県出身。本名、市川晋松。旧姓、佐々田。優勝6回。引退後、年寄出羽海を...
さだまり【定まり】
1 決まっていること。決まり。「—のとおりに儀式を執り行う」→おさだまり 2 決着すること。おさまること。「—のつ...
さだまり‐じ【定まり字】
⇒決まり字
さだま・る【定まる】
[動ラ五(四)] 1 決定する。きまる。「方針が—・る」「運命が—・る」「心が—・る」 2 明らかになる。はっきり...
さだ‐みさき【佐田岬】
愛媛県西端の佐田岬半島先端にある岬。黄金碆(おうごんばえ)とよばれる暗礁がある。
さだみさき‐はんとう【佐田岬半島】
愛媛県西部に細長く突き出た半島。中央構造線に沿って西南西に約40キロメートル、最大幅6.4キロメートル、最小幅0....
さだ・む【定む】
[動マ下二]「さだめる」の文語形。
さだむね【貞宗】
南北朝時代、相模の刀工。通称彦四郎。正宗と併称される名工。正宗の養子ともいう。生没年未詳。
フセイン
[1937〜2006]イラクの政治家。1979年、大統領に就任。1980年にイランに侵攻し、イラン‐イラク戦争を起...
さだめ【定め】
1 物事を決めること。取り決め。決定。「親の—に従って結婚する」 2 規則。おきて。「村の—に従う」 3 運命。宿...
さだめ‐がき【定書】
1 江戸時代、幕府や諸藩が出した法令・規則。また、それを「定書」または「定」と題して記し掲示したもの。法度書(はっ...
さだめ‐き・る【定め切る】
[動ラ四]最終決定する。決着をつける。「悪(あ)しともよしとも—・りて止みなむかし」〈枕・八二〉
さだめ‐ごと【定め事】
定まっていて動かせないこと。定まった運命。
さだめ‐し【定めし】
[副](あとに推量の語を伴って)おそらく。きっと。さぞかし。「—楽しかったことだろう」「—つらかろうと思う」
さだめ‐て【定めて】
[副] 1 「定めし」に同じ。「貴方は—飽きっぽいと思うでしょう」〈漱石・明暗〉 2 必ず。「花開くれば必ず菓を結...
さだめ‐な・い【定め無い】
[形][文]さだめな・し[ク]一定しない。無常である。「—・い世」
さだめ‐まい【定米】
⇒掟米(おきてまい)
さだ・める【定める】
[動マ下一][文]さだ・む[マ下二] 1 決定する。きめる。「この地を都と—・める」 2 よりどころや従うべきもの...
さ‐だん【瑣談】
つまらない話。こまごました話。
サダーム
《sense and destroy armor》親子爆弾。対戦車兵器の一種で、砲弾にセンサーを備えた4発の子弾を...