さとう‐は【佐藤派】
自由民主党にあった派閥の一。木曜研究会・周山会の通称。佐藤栄作が、吉田学校のライバルだった池田勇人と袂を分かって結...
さとう‐はちろう【サトウハチロー】
[1903〜1973]詩人。東京の生まれ。本名、佐藤八郎。紅緑の長男。愛子は異母妹に当たる。詩人として出発し、童謡...
さとう‐はるお【佐藤春夫】
[1892〜1964]詩人・小説家。和歌山の生まれ。生田長江・与謝野寛らに師事。初め「スバル」「三田文学」などに詩...
さとう‐まさよし【佐藤雅美】
[1941〜2019]小説家。兵庫の生まれ。初め「大君の通貨」などの歴史経済小説で話題となるが、その後本格的な時代...
さとう‐まめ【砂糖豆】
炒った大豆に糖蜜をまぶした純白の菓子。
さと‐うみ【里海】
適度に人の手が加わることによって自然環境が保たれ、かつ生産性が高められている海岸部。里山の概念を海に当てはめたもの...
さとう‐みず【砂糖水】
砂糖を溶かした水。
さとう‐みつ【砂糖蜜】
1 砂糖から作った蜜。かき氷にかける。 2 ガムシロップのこと。
さとう‐もろこし【砂糖蜀黍】
モロコシの一品種。高さ2〜3メートル。茎の汁から砂糖をとる。
さとう‐やし【砂糖椰子】
ヤシ科の常緑高木。葉は羽状複葉。葉柄の繊維でロープを作り、茎の髄を食用にし、また、花軸から砂糖をとる。インド・ミャ...
さとう‐やすし【佐藤泰志】
[1949〜1990]小説家。北海道の生まれ。日常の閉塞感と生の輝きを描く。「空の青み」「水晶の腕」などで、5度芥...
さとう‐やすみつ【佐藤康光】
[1969〜 ]将棋棋士。京都の生まれ。平成5年(1993)羽生善治に勝利して竜王のタイトルを獲得。読みの深さから...
さとえななくるま【仏兄七久留万】
上島鬼貫の句文集。享保12年(1727)に序がまとめられた。
さと‐おさ【里長】
里の長。律令制の里長(りちょう)・郷長(ごうちょう)や近世の名主(なぬし)・庄屋(しょうや)・村長(むらおさ)など。
さと‐おや【里親】
1 他人の子供を里子として預かり、養育する親。しとね親。育て親。 2 児童福祉法に基づき、保護者のない児童や、保護...
さと‐おり【里下り】
奉公人が休みをもらって、親もとへ帰ること。さとさがり。
サトカ
《Surveillance, Acquisition, Tracking and Kill Assessment》...
さと‐かぐら【里神楽】
宮中の御神楽(みかぐら)に対し、各地の神社や民間で行われる神楽。笛・太鼓・銅拍子などの鳴り物に合わせ、仮面をつけて...
さと‐かた【里方】
嫁や養子などの実家。また、その親類。
さと‐がえり【里帰り】
[名](スル) 1 新婦が結婚後初めて実家に帰ること。祝言後の3日目・5日目に行うことが多い。 2 妻や奉公人など...
さと‐がち【里勝ち】
[形動ナリ]宮仕えの者や、他家に嫁・養子・奉公などに行った者が、実家に帰って過ごす日が多いさま。「もの心細げに—な...
さと‐がよい【里通ひ】
1 「里帰り1」に同じ。「昨日の昼—を致すとて」〈仮・竹斎・下〉 2 遊里へ通うこと。くるわがよい。「もはや—も今...
サトコ
⇒サドコ
サドコ
11世紀ごろのロシアの海洋物語の主人公。楽器と歌の名人で、海神を歌で魅了。その娘と結婚して故国に帰る。サトコ。 リ...
さと‐ことば【里言葉】
1 田舎のことば。くにことば。さとなまり。 2 「郭詞(くるわことば)」に同じ。
さと‐ご【里子】
他人に預けて育ててもらう子。「—に出す」
さと‐ごころ【里心】
他家や他郷に出ている者が、実家や郷里を恋しく思う心。「—がつく」
さと‐ざくら【里桜】
オオシマザクラに由来する桜の園芸品種の総称。八重咲きで、花の色が白・黄・紅色など多くの品種がある。やえざくら。ぼた...
さとし【諭し】
1 さとすこと。説諭。 2 神仏のお告げ。神託。「神のお—がある」「この雨風、いとあやしき、物の—なり」〈源・明石〉
サトシ
ビットコインの最小の通貨単位。1サトシは0.00000001(1億分の1)BTC。ビットコインのプロトコルを考案し...
さと‐しり【里知り】
遊里の事情によく通じていること。また、その者。「この—の名取川、世をあだ波に濡るるにや」〈浄・吉野忠信〉
さと・す【諭す】
[動サ五(四)] 1 目下の者に物事の道理をよくわかるように話し聞かせる。納得するように教え導く。「諄々(じゅんじ...
さと‐すずめ【里雀】
1 人里近くにすむスズメ。 2 遊里に足しげく通う人。「籠の鳥なる梅川に、焦れて通ふ—」〈浄・冥途の飛脚〉
さと‐ずみ【里住み】
1 「里居(さとい)」に同じ。→内(うち)住み「源氏の君は、上の常に召しまつはせば、心安く—もえし給はず」〈源・桐...
さと‐だいり【里内裏】
内裏の外に、一時仮に設けられた御所。多くは外戚の摂関家の邸宅を充てた。現在の京都御所も里内裏の一。里御所。今内裏。
さとち‐さとやま【里地里山】
集落と、その周辺にある農地・ため池・管理されている山や森林などからなる地域。人の手が入ることによって生態系のつりあ...
さと‐どなり【里隣】
隣り合っている家々。近所。近隣。「このいさかひを見るとて、—の人、市(いち)をなして聞きければ」〈宇治拾遺・一〇〉
さと‐ながれ【里流れ】
里子がそのまま里親の子となること。また、その子。
さと‐なまり【里訛り】
江戸時代、遊里で遊女の使った独特の言葉づかい。郭詞(くるわことば)。里言葉。
さと‐な・れる【里馴れる】
[動ラ下一][文]さとな・る[ラ下二] 1 鳥獣が人里になれる。「イノシシが—・れる」 2 遊里の風習になれ親しむ...
さと‐ぬし【里主】
1 薩摩(さつま)藩支配下の琉球の王国時代にみられた身分制度で、大名・士・百姓の3階級のうち、士の上層部にあったも...
さとのくせ【廓の癖】
江戸後期の洒落本。梅暮里谷峨作。寛政11年(1799)刊。「傾城買二筋道(けいせいかいふたすじみち)」の続編に当たる。
さと‐の‐し【里之子】
「里主(さとぬし)2」に同じ。「すべて美童を—と称す」〈読・弓張月・前〉
さと‐ばな・る【里離る】
[動ラ下二]人里から離れる。「今はいと—・れ、心すごくて、海士(あま)の家だに稀に」〈源・須磨〉
さと‐ばなれ【里離れ】
[名・形動](スル)人里から離れていること。また、そのような所や、そのさま。「—した夜陰の墓地」〈木下尚江・良人の自白〉
さと‐ばら【里腹】
嫁などが実家に帰って、遠慮や気がねをすることなく腹いっぱい食べること。
里腹(さとばら)三日(みっか)
里腹のあとは3日も空腹を感じないほどであるということ。
サトパラ‐こ【サトパラ湖】
《Satpara Lake》パキスタン北部、ギルギットバルティスターン州のバルチスタン地方の湖。スカルドゥの南約8...
さと‐び【俚び/里び】
田舎びていること。田舎じみていること。多く、名詞の上に付けて用いる。「—歌」⇔雅(みや)び。「雅(みやび)と—との...
さとび‐うた【俚び歌】
田舎びた歌。いなかうた。俚謡(りよう)。