さ‐も【然も】
[副]《副詞「さ」+係助詞「も」から》 1 そうも。そのようにも。「—あろう」 2 確かにそれに違いないと思われる...
サモア
南太平洋中部の火山性の諸島。西経171度線を境に、西側はサモア独立国、東側はアメリカ領サモア。 サモア諸島西部を占...
サモア‐しょとう【サモア諸島】
⇒サモア
然(さ)もあらばあれ
それならそれでしかたがない。なるようになれ。ままよ。さもあれ。「—、造化の翁が造り做したる活世界は」〈逍遥・小説神髄〉
然(さ)もあら◦ん
「さもありなん」に同じ。
然(さ)もあ・り
1 そのようである。「よに—・らじ」〈落窪・一〉 2 もっともである。「加持などまゐりて出でさせ給へと申す。—・る...
然(さ)もありな◦ん
きっとそうであろう。もっともである。さもあらん。「今回の表彰も、彼の日頃の努力からは—◦んと思われた」
然(さ)もあれ
それにしても。ともかくも。ままよ。さもあらばあれ。「—鉢かづきは、いか様変化(へんげ)の者にて」〈伽・鉢かづき〉
サモイェード
シベリアの北極海沿岸に住み、ウラル語族のサモイェード語を話す蒙古系諸民族の総称。ツンドラ地帯での遊牧や漁労・狩猟を...
然(さ)も言(い)われ◦たり
言われるとおりである。いかにももっともだ。「それ、—◦たりと言ひて」〈竹取〉
サモエード
⇒サモイェード
サモサ
インド料理の一。小麦粉を練って薄く伸ばした皮で、香辛料を入れて炒めたひき肉や野菜を三角錐状に包み、油で揚げたもの。
さも‐さも【然も然も】
[副]「さも」を強めた言い方。いかにもいかにも。「—苦しげにうなる」
さもし・い
[形][文]さも・し[シク] 1 品性が下劣なさま。心根が卑しい。意地汚い。「—・い行為」「—・い根性」 2 見苦...
サモシール‐とう【サモシール島】
《Pulau Samosir》インドネシア、スマトラ島北部のトバ湖に浮かぶ島。カルデラの中央部がドーム状に隆起した...
さ‐もじ【さ文字】
1 魚または鯖(さば)をいう女房詞。「女御より—まゐる」〈御湯殿上日記〉 2 「さびし」「ささやか」など「さ」で始...
さ‐もじ【左文字】
銘に「左」の一字のある刀。南北朝のころの筑前の刀工で、正宗の高弟という左衛門三郎慶源を祖とする左家(さけ)の鍛えた...
サモス
《Satellite and Missile Observation System》米国の軍事偵察衛星システム。南...
サモス‐とう【サモス島】
《Samos/Σάμος》ギリシャ、エーゲ海南東部、ドデカネス諸島の島。紀元前6世紀半ばには海洋都市国家が栄え、僭...
然(さ)もそうず
1 《「さもさうらはず」の音変化》いや、そうではない。とんでもない。「—。入道殿こそ過分の事をばのたまへ」〈平家・...
サモトラキ‐とう【サモトラキ島】
《Samothraki/Σαμοθράκη》ギリシャ、エーゲ海北部の島。中心地はサモトラキ(またはホラ)。北西岸の...
サモトラケ‐とう【サモトラケ島】
《Samothraki/Σαμοθράκη》⇒サモトラキ島
サモトラケのニケ
古代ギリシャの大理石製のニケ像。前190年ごろの作。1863年、エーゲ海のサモトラキ島で発見された。ルーブル美術館蔵。
さもと‐ら・し
[形シク]しかるべきようすである。りっぱだ。相当だ。「—・しき女房の、下衆(げす)などつれたるが」〈咄・醒睡笑・三〉
然(さ)もな・い
それほどでもない。たいしたことはない。「—ことだ」
然(さ)もないと
もし、そうでないと。そうしないと。「急ぎなさい。—遅れますよ」
然(さ)もなくば
そうでなければ。さもなければ。「降服せよ。—撃つぞ」
然(さ)もなければ
そうでなければ。さもなくば。「君が直接交渉するか、—代理人を立ててもいい」
然(さ)もな・し
1 そんなことはない。「そこにもしかぞ思しけむ。されど、—・かりし事なり」〈大鏡・道隆〉 2 たいしたこともない。...
然(さ)も似(に)◦たり
いかにもよく似ている。「目もと口もとそのままに我が影にも—◦たり」〈浄・国性爺〉
サモボドスカ‐チャルシャ
ブルガリア中北部の都市ベリコタルノボの旧市街の一画。伝統的な街並みが残り、金銀細工、皮製品、木彫などの工房や手工芸...
サモボル
クロアチア北西部の都市。首都ザグレブの西郊、サバ川の支流グラドナ川沿いに位置する。13世紀半ば、ハンガリー王ベーラ...
さ‐もも【早桃】
1 水蜜桃(すいみつとう)の早生種。6月下旬ごろ市場に出るもの。《季 夏》「—剝(む)かれ昏るる海光沁(し)み入り...
さもも【早桃】
大野林火の句集。昭和21年(1946)刊行。
然(さ)もや
1 そのように…か。「—染みつかむと、あやふく思ひ給へり」〈源・末摘花〉 2 《下に「あらむ」が略された形》そうで...
サモラ
スペイン北西部、カスティーリャ‐レオン州の都市。ポルトガルとの国境に近く、ドゥエロ川沿いに位置する。レコンキスタの...
さ‐もらい【伺候】
ようすをみること。「風向けば波か立たむと—に都太(つだ)の細江に浦隠り居り」〈万・九四五〉
さ‐もら・う【候ふ/侍ふ】
[動ハ四]《「さ」は接頭語。「もらふ」は動詞「も(守)る」の未然形「もら」に上代の反復継続の助動詞「ふ」の付いたも...
サモワール
ロシア特有の、茶を入れるための湯沸かし器。銅製で、中心に火を入れる管が通じる。電気式もある。
さ‐もん【左門】
「左衛門府(さえもんふ)」の略。⇔右門。
さもん【沙門】
⇒しゃもん(沙門)
さ‐もん【査問】
[名](スル)調べ問いただすこと。特に、団体が、その構成員の犯した不正や過誤につき、本人を呼んで取り調べること。「...
さ‐もん【砂紋】
海水の流れにより海底に、また、風により地表に生じる、規則正しいうねり模様の起伏。