さら‐ぜたい【新世帯】
新しく持った世帯。新所帯。「—より、年月次第に長者となり」〈浮・永代蔵・五〉
さら‐そうじゅ【娑羅双樹】
1 フタバガキ科の常緑高木。高さ約30メートルに及び、葉は光沢のある大きな卵形。花は淡黄色で小さい。材は堅く、建築...
サラソタ
米国フロリダ州、フロリダ半島西岸の観光・保養都市。美術館、劇場、コンサートホールがあり、毎年開催される音楽祭をはじ...
サラダ
生野菜またはゆで野菜に、冷肉・ハム・魚介・卵・果物などを取り合わせ、ドレッシングで調味した料理。サラド。
サラダ‐あぶら【サラダ油】
⇒サラダゆ(サラダ油)
サラダ‐オイル
⇒サラダ油
サラダ‐チキン
《(和)salad+chicken》鶏の胸肉に下味をつけて蒸したもの。サラダの具材などにする。
サラダ‐ドレッシング
サラダの味付け用ソース。ビネグレットソース(フレンチドレッシング)・マヨネーズタイプなど。
サラダ‐な【サラダ菜】
レタスの一品種。葉は円形で大きく、結球しない。生のままで料理の付け合わせやサラダなどに使う。
サラダ‐バー
レストラン内のセルフサービス方式のサラダコーナーのこと。サラダの材料とドレッシング・トッピングが並べられている。
サラダ‐ボウル
サラダを調理するときに用いる深鉢。
サラダ‐ゆ【サラダ油】
サラダドレッシングやオイル漬けなどに使う、精製度の高い油。オリーブ油・綿実油・コーン油など。サラダオイル。サラダあぶら。
さら‐ち【更地/新地】
1 手入れがされていない空き地。 2 建物がなく、すぐにも建物を建てることのできる宅地や工業用地。「—にして売り出す」
さらっ‐と
[副](スル) 1 「さらり1」に同じ。「—した手触り」「—した味わいのスープ」 2 「さらり2」に同じ。「失敗を...
さら‐で【然らで】
[連語]《動詞「さ(然)り」の未然形+接続助詞「で」》そうでなくて。「—こそそのいにしへも過ぎにしを」〈落窪・一〉
サラディン
[1138〜1193]エジプトのアイユーブ朝の創始者。クルド族出身。在位1169〜1193。十字軍との戦いでエルサ...
サラディン‐じょう【サラディン城】
《Qal'at Salah El-Din》⇒カル‐エッサラー‐エル‐ディン
サラディン‐びょう【サラディン廟】
《Saladin's Mausoleum》シリアの首都ダマスカスの旧市街にある霊廟。十字軍との戦いでエルサレムを奪...
さらで‐だに【然らでだに】
[連語]そうでなくてさえ。ただでさえ。「—痩せている身体がひとしお痩せて」〈高見・如何なる星の下に〉
さらで‐は【然らでは】
[連語]そうでなかったならば。「久方の月に昔のこと問はん—残る面影もなし」〈新千載・雑中〉
さらで‐も【然らでも】
[連語]そうでなくても。「霜のいと白きも、また—いと寒きに、火などいそぎおこして」〈枕・一〉
さら‐と【皿斗】
建築で、斗(ます)の下端に付けた皿状の部分。また、それを付けた斗。
さら‐とい【更問い】
質問の回答に対して、さらに質問すること。
サラトガ
米国カリフォルニア州中部の都市。サンノゼの南西約15キロメートルに位置し、シリコンバレーのベッドタウンとして知られ...
サラトガ‐スプリングズ
米国ニューヨーク州東部の都市。アディロンダック山地南東麓に位置する。鉱泉が湧出し、18世紀より保養地として知られる...
サラトガ‐の‐たたかい【サラトガの戦い】
アメリカ独立戦争中の1777年10月、ニューヨーク州北部、ハドソン川上流のサラトガ(Saratoga)で、アメリカ...
サラトフ
ロシア連邦西部、サラトフ州の都市。同州の州都。ボルガ川流域に位置し、河港を有す。チェルヌイシェフスキー記念オペラバ...
さら・なり【更なり】
[形動]⇒さら(更)
さら‐なる【更なる】
[連体]《文語形容動詞「更(さら)」の連体形から》一層の。ますますの。「—発展を望む」
さら‐に【更に】
[副] 1 同じことが重なったり加わったりするさま。重ねて。加えて。その上に。「—一年の月日が過ぎた」「—こういう...
更(さら)にもあら◦ず
「更にも言わず」に同じ。「供養の日のありさまのめでたさは、—◦ずや」〈大鏡・道長上〉
更(さら)にも言(い)わ◦ず
改めて言うまでもない。もちろんである。「若き人々かなしきことは—◦ず」〈源・桐壺〉
さら‐ぬ【然らぬ】
[連語]《動詞「さ(然)り」の未然形+打消しの助動詞「ず」の連体形》 1 そうでない。それ以外の。「あはれ、—もの...
さらぬ‐がお【然らぬ顔】
[連語]なんでもないような顔。何げない顔。「—にもてなしたれど、まさに目とどめじや」〈源・若菜上〉
さらぬ‐だに【然らぬだに】
[連語]そうでなくてさえ。ただでさえ。「—生活の圧迫を感じて来ていた君の家は」〈有島・生れ出づる悩み〉
さらぬ‐てい【然らぬ体】
[連語]何事もないようなようす。何げないようす。そしらぬふり。「涙おしのごひ、—にもてないて」〈平家・一一〉
さらぬ‐わかれ【避らぬ別れ】
[連語]《連語「さ(避)らず」の連体形+名詞「わかれ」》逃れられない別れ。死別。「世の中に—のなくもがな千代もと祈...
サラバ
《原題Thalaba the Destroyer》英国の桂冠詩人サウジーによる物語詩。1801年刊。原題は「破壊者...
さら‐ば【然らば】
[接] 1 それならば。それでは。「求めよ、—与えられん」「—、この折の後見なかめるを、添臥(そひぶし)にも」〈源...
さらば・う
[動ハ四]「さらぼう」に同じ。「ヤセ—・ウ」〈和英語林集成〉
さらば・える
[動ア下一][文][ハ下一]やせ衰えて骨が目立つ。多く動詞と複合して用いられる。「老い—・える」「やせ—・える」
さら‐ばかり【皿秤/盤秤】
量る物をのせる部分が皿の形をしている計量器。竿秤(さおばかり)・台秤など。
さらばこくぶんじしょてんのおばば【さらば国分寺書店のオババ】
椎名誠のエッセー集。「本の雑誌」誌に連載したエッセーをまとめ、昭和54年(1979)に刊行。口語調の軽妙な文体は「...
さら‐ばち【皿鉢】
どんぶりや鉢のやや浅めのもの。
さらばながきねむり【さらば長き眠り】
原尞の長編ハードボイルド小説。私立探偵、沢崎シリーズのひとつ。平成7年(1995)刊行。
さらばモスクワぐれんたい【さらばモスクワ愚連隊】
五木寛之の長編小説。日本人男性が、共産主義時代のソ連で日本のジャズバンドを売り込もうと奔走する。昭和41年(196...
サラバンド
17〜18世紀にヨーロッパで流行した緩やかな三拍子の舞曲。組曲の中の一曲としても用いられた。
サラバンのしょうがいとぼうけん【サラバンの生涯と冒険】
《原題、(フランス)Vie et aventures de Salavin》デュアメルの連作長編小説。1920年か...
サラファン
ロシアの女性が着る代表的民族衣装。ひもで胸の部分までつるジャンパースカート風のもので、ふつう、ロシア風ブラウスの上...
サラフィー
初期イスラムの時代への回帰を主張する人。また、そうした考え方に基づくイスラム教スンニー派の人々による復古主義的な改...