さん‐かく【三角】
1 三つの角(かど)があること。また、その形。三角形。 2 「三角法」「三角関数」などの略。
さん‐かく【三革】
1 革で作る3種の武具、甲(かぶと)・冑(よろい)・盾のこと。 2 《「革」は、あらたまるの意》陰陽道(おんようど...
さん‐かく【三覚】
仏語。仏の悟りの三相。自ら悟る自覚、他を悟らせる覚他、悟りの働きが完成している覚行円満の三段階がある。
さん‐かく【参画】
[名](スル)事業・政策などの計画に加わること。「法律案の作成に—する」
さんかく‐い【三角藺】
カヤツリグサ科の多年草。高さ50〜90センチ。茎は三角柱。葉は鞘(さや)状となり、茎を包む。夏から秋、茎の先に放射...
さんかく‐か【三角架】
化学実験で、蒸発皿などを載せ、ガスバーナーやアルコールランプで加熱する際に用いる台。炎が直に触れるため、ふつうビー...
さんかく‐かん【三角缶】
三角形の缶。特に、昆虫採集で、三角紙を収納するための容器。
さんかく‐かんけい【三角関係】
三人の間の複雑な恋愛関係。
さんかく‐かんすう【三角関数】
座標の原点Oを中心とする単位円(半径r=1)と、角θ(シータ)が定める動径との交点をP(x,y)とするとき、角θに...
さんかく‐がい【三角貝】
サンカクガイ科の二枚貝の総称。殻は厚く、三角形に近い形をしている。中生代に栄え、トリゴニアはその代表的な仲間で、ジ...
さんかく‐がっぺい【三角合併】
吸収合併の方法の一つ。合併される会社(消滅会社)の株主に対して、合併の対価として、合併する会社(存続会社)の株式の...
さんかく‐がみ【三角紙】
紙烏帽子(かみえぼし)3の俗称。
さんかく‐きん【三角巾】
正方形に切った布を対角線で二つに折り、三角形にした布。包帯その他の救急処置などに用いる。
さんかく‐きん【三角筋】
肩にある三角形をした筋肉。鎖骨・肩甲骨・上腕骨につき、それらを覆っている。肩の丸みをつくり、上腕を水平まで上げる。
さんかく‐けい【三角形】
三つの線分で囲まれた多角形。さんかっけい。
さんかく‐こう【三角江】
潮汐(ちょうせき)の影響で堆積物(たいせきぶつ)が沈殿しにくく、河口が浸食されて、漏斗状に開いている地形。港が発達...
さんかく‐こつ【三角骨】
手根骨を構成する短骨の一つ。月状骨(げつじょうこつ)・豆状骨(とうじょうこつ)・舟状骨(しゅうじょうこつ)とともに...
さんかく‐コーナー【三角コーナー】
台所の流しの隅に置く、生ごみ用の三角形の容器。
さんかく‐ざ【三角座】
北天の小星座。アンドロメダ座の南東にあり、小さな三角形をつくる。12月中旬の午後8時ごろ南中し、天頂近くに見える。...
さんかく‐し【三角紙】
昆虫採集で用いる、三角形に折りたたんだパラフィン紙。チョウ、ガ、トンボ、カゲロウなどを挟み込み、翅(はね)を傷つけ...
さんかく‐しさ【三角視差】
ある天体から地球の軌道の長半径を見たときの角度。年周視差ともいわれ、天体の距離に反比例する。
さんかく‐じゅつ【三角術】
三角法の旧称。
さんかく‐じょうぎ【三角定規】
三角形をなす定規。ふつう、45度の二等辺三角形のものと、三つの角が30度・60度・90度のものの2種ある。
さんかく‐す【三角州/三角洲】
河水の運搬してきた土砂が河口付近に堆積(たいせき)してできた地形。デルタ。
さんかく‐すい【三角錐】
底面が三角形をなす角錐。三稜体(さんりょうたい)。
さんかく‐すう【三角数】
等差数列で、自然数の等差数列1,2,3,4,5,6…の第n項までの和を第n項とする数列1,3,6,10,15,21...
さんかく‐ずわり【三角座り】
《「さんかくすわり」とも》「体育座り」に同じ。
さんかく‐せんいなんこつ【三角線維軟骨】
尺骨と手根骨の間にある三角形の線維軟骨。手首の安定、手首外側の衝撃吸収などの役割を担う。TFC(triangula...
さんかくせんいなんこつ‐ふくごうたい【三角線維軟骨複合体】
手首の小指側にある軟部組織。尺骨と手根骨の間にある三角線維軟骨と、その周囲にある靭帯によって構成される複合体で、手...
さんかく‐そくりょう【三角測量】
互いに見通せる地上の三点を選んで三角形をつくり、その一辺の長さおよび夾角(きょうかく)を測定して、三角法により他の...
さんかく‐たべ【三角食べ】
学校給食で勧める食べ方。ご飯(パン)・おかず・汁物と順に食べる食べ方。 [補説]武家の食事作法からという。
さんかく‐ちゅう【三角柱】
底面が三角形である角柱。
さんかく‐てん【三角点】
三角測量によって地球上の位置(経度・緯度)が定められる点。花崗岩(かこうがん)製の角柱を埋めてその位置を示す標石と...
さんかく‐とう【三角壔】
三角柱。
さんかく‐とりひき【三角取引】
1 商品は売り手から買い手に直接引き渡されるが、中間業者が売り手から仕入れて買い手に販売した形をとる取引。 2 循...
さんかく‐なみ【三角波】
方向の違う二つ以上の波が重なり合ってできる三角状の高い波。暴風の中心が通る水上などに起こる。→巨大波 →フリーク波
さんかく‐ねじ【三角螺子】
ねじ山が三角形をしたねじ。最も一般的なねじ。
さんかく‐ひ【三角比】
直角三角形の鋭角に関する辺の比の総称。斜辺に対する対辺、斜辺に対する底辺、底辺に対する対辺、対辺に対する底辺、底辺...
さんかく‐フラスコ【三角フラスコ】
円錐状で、底が平らになっているフラスコ。円錐フラスコ。エルレンマイヤーフラスコ。
さんかくぶち‐しんじゅうきょう【三角縁神獣鏡】
縁の断面が三角形をなす神獣鏡。4世紀の古墳から出土。魏(ぎ)の皇帝が卑弥呼(ひみこ)に授けた鏡とする説、中国の技術...
さんかく‐ベース【三角ベース】
子供の遊びの一。二塁がなく、本塁・一塁・三塁の三角形を設定して、野球と同じように遊ぶ。小人数でも遊べる。
さんかく‐ほう【三角法】
三角関数の性質やその応用を研究する数学の一分野。
さんかく‐ほうていしき【三角方程式】
角が未知数の三角関数を含んだ方程式。
さんかく‐ぼうえき【三角貿易】
輸出入が二国間では不均衡で片貿易となる場合、第三国を介入させて三国間で貿易を行い、相互の輸出入の不均衡を是正しよう...
さんかく‐ぼうし【三角帽子】
1 長めの円錐形の帽子。 2 女性が労働の際にかぶるもの。四角な布を斜めに折り、三角にしたもの。風呂敷ぼっち。 [...
さんかくぼうし【三角帽子】
《原題、(スペイン)El sombrero de tres picos》アラルコンの短編小説。1874年刊。アンダ...
さんかく‐よく【三角翼】
航空機で、両主翼の平面形が三角形をなす翼。大きな後退角、小さい縦横比になるので抵抗が少なく、超音速機に使用。デルタ翼。
さんかく‐りょうほう【三角量法】
⇒三角測量
さんか‐クロム【酸化クロム】
クロムと酸素の化合物。ふつう酸化第二クロムCr2O3をいう。緑色の粉末で、ガラス・陶器の着色剤に使用。酸化第一クロ...
さんか‐グラフェン【酸化グラフェン】
グラファイト(石墨)を酸化処理することによって得られるグラフェン。炭素原子の1原子分の厚さがあり、そのまま溶媒に溶...