さん‐が【山河】
《「さんか」とも》山と河。また、山や河のある自然。「ふるさとの—」
さん‐が【参賀】
[名](スル)参内して祝賀の意を表すること。特に、新年に皇居に行って祝賀の意を表すること。《季 新年》→一般参賀
さん‐が【蚕蛾】
蚕(かいこ)の羽化した成虫。かいこが。《季 夏》「—はや雌雄となるをかなしめり/節子」
さん‐が【算賀】
長寿の祝い。賀の祝い。40歳を老いの始めとして、以後10年単位で祝う。
サンガ
⇒京都サンガF.C.
さん‐がい【三界】
[名]仏語。 1 一切衆生(しゅじょう)が、生まれ、また死んで往来する世界。欲界・色界・無色界の三つの世界。 2 ...
さん‐がい【三階】
《「さんかい」とも》 1 建物で、2階の上にさらに1階あること。また、その階。「—建て」 2 歌舞伎劇場の楽屋の3...
さん‐がい【三蓋】
3層に重なっていること。みつがさね。
さん‐がい【三繋/三懸/三掛】
馬具の面繋(おもがい)・胸繋(むながい)・尻繋(しりがい)のこと。押し掛け。
さん‐がい【惨害】
いたましい被害。むごたらしい災害。「台風は各地に—をもたらした」
ざん‐がい【残害】
[名](スル)《「さんがい」とも》傷つけ、損なうこと。また、傷つけ、殺すこと。
さんがい‐いっしん【三界一心】
「三界唯心」に同じ。
さんがい‐かたく【三界火宅】
《「法華経」譬喩品(ひゆぼん)の「三界安きこと無し、猶(なお)火宅の如(ごと)し」から》迷いと苦しみに満ちた世界を...
さんがい‐がさ【三蓋笠】
《「三階笠」とも書く》馬標(うまじるし)や紋所の名。3層に重なった笠を側面から見た形を図案化したもの。
サンガイ‐こくりつこうえん【サンガイ国立公園】
《Parque Nacional Sangay》エクアドル中央部にある国立公園。1975年制定。アンデス山脈のサン...
さんがい‐しょてん【三界諸天】
仏語。三界に属する諸種の天。欲界に六欲天、色界に四禅天、無色界に四天がある。
三界(さんがい)に家(いえ)無(な)し
広い世界のどこにも、身を落ち着ける場所がない。→女(おんな)は三界に家無し
さんがいのいえ【三界の家】
林京子の短編小説、および同作を表題作とする小説集。作品は昭和59年(1984)の第11回川端康成文学賞を受賞。同年...
三界(さんがい)の首枷(くびかせ)
1 過去・現在・未来にわたり自由を束縛するもの。また、現世の苦悩のもととなるもの。恩愛の情の類。 2 《「子は三界...
さんがい‐びし【三蓋菱】
《「三階菱」とも書く》紋所の名。3層に重ねたひし形を図案化したもの。
さんがい‐ぶし【三階節/三界節】
新潟県柏崎地方の民謡。盆踊り歌。のち「米山(よねやま)さんから雲が出た」の歌い出しで、座敷歌として流行。曲名は、同...
さんがい‐ぼう【三界坊】
世の中をさまよい歩く者。放浪者。乞食(こじき)坊主。「我はこれより—」〈浄・女夫池〉
さんがい‐まつ【三蓋松】
1 枝葉が3層に重なった松。 2 《「三階松」とも書く》紋所の名。1を側面から見た形を図案化したもの。
さんがい‐むあん【三界無安】
《「法華経」譬喩品(ひゆぼん)の「三界安きこと無し、猶(なお)火宅の如(ごと)し」から》現世は苦痛に満ちていて、少...
さんがい‐ゆいしん【三界唯心】
仏語。三界のすべては心から変現したものであって、心を離れては存在しないということ。華厳経から出た語。三界一心。三界...
さんがい‐るてん【三界流転】
仏語。3種の迷いの世界に生と死を繰り返すこと。三界輪廻(りんね)。
さんが‐きんたい【山河襟帯】
山が襟のように囲み、河が帯のように流れて、自然の要害をなすこと。また、その地勢。
さん‐がく【三学】
仏道を修行する者が必ず修めなければならない戒・定(じょう)・慧(え)の3種の実践修行。
さん‐がく【山岳】
陸地の表面が著しく盛り上がった所。高く険しい山が連なったり、より集まったりしている所。「—地帯」
さん‐がく【山壑】
山と谷。山谷。「風颯々として—を撼(うご)かし」〈蘆花・自然と人生〉
さん‐がく【参学】
[名](スル)学問、特に仏教を学ぶこと。
さん‐がく【産額】
生産・産出される物資の数量または金額。
さん‐がく【散楽】
1 古代中国で、軽業・曲芸・奇術・幻術・こっけい物まねに類する西域起源の大衆的雑芸。公的な正楽・雅楽に対する俗楽。...
さん‐がく【算学】
算数の学。数学。
さん‐がく【算額】
創案した数学の問題やその解法を書いて社寺に奉納した絵馬。江戸時代中期に始まったとされ、和算家や市井の数学愛好家らが...
さんがく‐かい【山岳会】
登山愛好者の団体。
さんがく‐かいせつ【山岳回折】
《mountain diffraction》電波が山岳などによって回折し、本来は陰になって電波が届かない場所にも回...
さん‐がく‐かん【産学官】
産業界(民間企業)、学校(教育・研究機関)、官公庁(国・地方公共団体)の三者。産官学。「—連携事業」→産学官民
さん‐がく‐かん‐みん【産学官民】
産業界(民間企業)、学校(教育・研究機関)、官公庁(国・地方自治体)、民間(地域住民・NPO)の四者。→産学官
さんがく‐きゅうじょたい【山岳救助隊】
山岳地帯における遭難者の捜索・救助活動や、登山者への啓蒙(けいもう)などを行う組織。日本では警察署・消防署に設置さ...
さんがく‐きょうどう【産学協同】
産業界と学校とが相互に協力し合って、研究や技術者教育の促進を図ること。
さんがくきょうどう‐きょういく【産学協同教育】
⇒コーオプ教育
さんがく‐けいびたい【山岳警備隊】
⇒山岳救助隊
さんがく‐しんこう【山岳信仰】
山岳に宗教的意味を与え、崇拝したり儀礼を行ったりすること。古代ギリシャのオリンポスや中国の五岳信仰などにみられる。...
さんがく‐すうはい【山岳崇拝】
⇒山岳信仰
さんがく‐は【山岳派】
フランス革命期の国民公会の左派勢力。議場の最高部に議席を占めたことが名称の由来。パリの革命的な民衆勢力と結んだ急進...
さんがく‐は【山岳波】
山を越えた気流が風下でつくる波動。重力を復元力とし、上下にうねる。この山岳波に伴い、山頂や山脈の風下側に雲が等間隔...
さんがく‐ひょうが【山岳氷河】
山地に形成される氷河。急斜面にできる懸垂氷河、カールを埋めるカール氷河、谷間を埋める谷氷河などに分けられる。
さんがく‐ひょうじゅんじ【山岳標準時】
アメリカ大陸の標準時の一。カナダのカルガリー、米国のソルトレークシティーやデンバー、メキシコ西部などで使われる。協...
さんがく‐びょう【山岳病】
⇒高山病(こうざんびょう)